Fallout4~The First Step(ミニッツメン)
「みんなのためにベッドや飲み水を調達してくれてありがとう」
そういうとプレストンは俺の横に座り込んだ。
「ここにくるまで色々あったんだろ?」
「そうだな・・・。だけど、今はアンタもいてくれるしミニッツメンを再建できるんじゃないかって気がしてるんだ」
「ミニッツメン・・・な」
「居住地が助けを求めているんだが、行ってやってくれないか?」
「俺が?・・・そうだな、情報を集めないと行けないし色々な場所に行ってみるのはいいかもしれないな」
「ああ、ありがとう。場所はここだ」
サンクチュアリから離れた場所にある「テンパインズの断崖」という場所だ。
コンコードを抜けて北に進んでいこう。
一休みすると早速ドッグミートを連れてテンパインズの断崖へ向かう。
途中、シケット・エクスカベーションズやベッドフォード駅を発見
シケット・エクスカベーションズ
ベッドフォード駅はグールが潜んでいた。
列車の下からもぞもぞと動き出したと思ったら、急に襲ってきて心臓に悪い・・・。
さぁ、テンパインズの断崖についたぞ。
殺気だった住人を宥めて、助けに来たことを伝える。
どうやらレイダー達が物資を奪っていくらしい。
コルベガ組立工場がアジトだというので、やっつけてやることを約束する。
コルベガ組立工場はコンコードの南にある。
途中で立ち寄ったドラムリン・ダイナーで言い合いが行われていた。
どう見ても外にいるやつら(ウルフギャングたち)のほうが一般市民に金を要求しているようにみえるが、念のため話を聞くことにしよう。
どうやらドラムリン・ダイナーの店主トルーディの息子がウルフギャング達から薬を買って中毒になり、どんどん借金が増えているようだ。
その借金を回収するために、やってきたと。
ここでこいつらを殺してもいいんだけれど、その息子も子供じゃないんだろう。借金を返済して立ち直らせたほうが、トルーディのためにもいいかもしれないな。
ダイナーの中にいるトルーディと話をつけよう。
借金を返済するように言うと、大きなため息をついてトルーディが頷いた。
「仕方がない。借りはきっちり返すさ。ただし、二度とうちのバカ息子に薬を買わせる気はないからね!」
「あいつらには言っておくよ。それはそうと何か買えないかな?」
「支払いをして無一文になっちまったよ。アンタが沢山買ってくれればいいさ」
ウルフギャング:誰も殺さないでいいとはな
トルーディと話がついたと伝えるとウルフギャングも喜んだ。
そうか。こいつらだって、人殺しがしたいわけじゃないか。
嬉しそうに売ってる薬を見せてくれるウルフギャング。・・・まぁママ・マーフィーなら喜びそうな薬が沢山あるとだけ言っておこう。
さてと、寄り道しすぎてしまったので真っすぐコルベガ組立工場を目指すことにする。
あちこちにレイダーがいて次々と撃ってくる。
階段が入り組んでいて、ちょっと迷ってしまう・・・。ドッグミートは迷う俺を後目に果敢にレイダー達に立ち向かっていく。
ボブルヘッド発見
周りのレイダー達を一掃したので、建物の中に入ろう。
中も階段やらなにやらでちょっと複雑。
ボスのジャレドを倒すとクリア。
金庫のカギを持っていたので、頂いていこう。
周りを見渡すと、グロッグナック・バーバリアンが置いてあった。いいねぇ。
ターミナルを覗いてみると・・・ジャレドはママ・マーフィーを知っているのか?
ママ・マーフィーのサイトで自分の将来を予言されたような内容が書き込まれている。確か、プレストンはクインシーで虐殺?があって逃げてきた・・・というようなことを言っていた。
このレイダーも同じようにクインシーから逃れてきて、レイダーになってしまったのだろうか?
くぅーん
足元を見ると、心配そうにドッグミートが見上げていた。
ごめんな。お腹空いたか?
わんわん!
そうか、じゃあ帰ろうか。まずはテンパインズの断崖の住人に報告だ。
わん!
レイダーを無事やっつけたと報告すると、ミニッツメンに協力するよ!と言ってくれた。ありがたい。
ここもサンクチュアリと同じように、寝床や水・電気・防衛設備なんかを整えておこう。
一通り仕事を終えるとプレストンに報告するために、サンクチュアリへ戻った。
プレストンが訥々とミニッツメンについて話だした。
クインシーへ救助に向かいガンナー達と戦っていたが、身内の裏切りにあい壊滅状態になってしまったと。
更に将軍の地位を巡って醜い争いがあったようだ。クインシーの救援は行われずに・・・。
そんなミニッツメンは住人達からも見放され、どんどん人数が減っていきコンコードにたどり着いた。
話をしている内容は重く苦しいけれど、プレストンの表情は何故かさっぱりとしている。
「最後のミニッツメンになってしまったけど、これはこれでいいことがあると思うんだ。」
「なんだ?いいことって、プレストン?」
「誰にも反対されずにアンタを将軍に任命することができるのさ!」
将軍だって?
わんわん!
「お、ドッグミード。お前も賛成か?」
わん!
「だ、そうだ。将軍。」
「大出世だな」
>
プレストンは嬉しそうに笑って、俺の手を握りしめた。
「これからよろしくな!将軍!」