Erik:ねえ、Tesoro。
Tesoro:うん?
Erik:これからどうする?
Tesoro:アーンゲール師がシャウトのある場所を教えてくれたから、行ってみようと思ってたよ。
Erik:僕はリバーウッドのあの女将のことが気になってたんだ。
Tesoro:あー、あの感じ悪い人ね。話を聞きに行ってみる?
Erik:なんで角笛盗んだのかも気になるし、Tesoroのことドラゴンボーンだって知ってたじゃない。
Tesoro:まぁ・・・僕がドラゴンボーンだっていうのは衛兵の皆さんも知ってるしねぇ・・・。Erikがそんなに言うなら、行ってみようか。
そういう訳で、ユルゲン・ウィンドコーラーの角笛を盗んだ理由を聞くためにリバーウッドへ向かうことにしました。
その前に寄り道します。
場所はスカイボーンの祭壇。ドラゴンを倒してシャウトを入手。
Tesoro:仕方がない、行くか。 Erik:そんなに嫌なの?
フロストブレス:冷凍
仏頂面で戻ってきたTesoroを見てデルフィンは顎でこっちに来いと合図をし、店にいたオーグナーには客と話があるから部屋には入らないようにと指示をしました。
部屋の中に入ると、扉を閉めるように言い後からついてきたエリクを見て眉を顰めるデルフィン。
Tesoro:エリクは僕の仲間だ。彼を同席させないなら話はないと思って。
Delphine:・・・スパイじゃないでしょうね
Tesoro:失礼な言い方だな!あんたの話を聞きにわざわざ来てやったんだぞ!?
Erik:Tesoro!僕はいいよ。こっちでオーグナーさんと飲んでるから。
Tesoro:エリク、すぐ戻るから。
エリクが部屋から出ると隠し部屋に誘導されました。
こんなに用心深くする理由ってなんなの?失礼にもほどがある・・・!
Tesoroが階段を降りていくと、部屋の真ん中にあるテーブルに地図を広げてデルフィンが待ち構えていました。
Tesoro:で?
Delphine:グレイビアードたちは貴方がドラゴンボーンだと思っているようだけど、本当にドラゴンボーンなのか証明してもらいましょう。
Tesoro:なんであんたにそんなことを証明する必要があるんだよ。失礼にもほどがあるな。
Delphine:このタイミングでドラゴンが復活するなんて、おかしいと思わないの?サルモールがドラゴン復活に関わっているに違いないわ。
Tesoro:それで?
Delphine:ドラゴンはどこかからやってくるのではなくて、復活してるのよ。
Tesoro:ドラゴンが生き返りつつあると、どうしてわかるのさ
Delphine:これからある場所を教えるわ。そこへ行ってドラゴンを仕留めて。成功したら知りたがっていることを全て話すわ
カイネスグローブの近くにドラゴンの埋葬場所があるというので、渋々行くことにします。
鎧に着替えたデルフィンはオーグナーに一声かけて、宿屋を後にします。
一緒に行くか?と聞かれましたが、丁重にお断りいたします。
Erik:Tesoro、おつかれさま!
Tesoro:本当に・・・疲れたよ・・・。ドラゴンと戦ってるほうがましだ
Erik:そんなに・・・。で、どこにいくの?デルフィンさん先に行ったみたいだけど
Tesoro:なんかカイネスグローブの近くにドラゴンの埋葬場所があるんだってさ。そこでドラゴンを倒せたら、僕をドラゴンボーンだと認めてくれるらしいよw
Erik:あの人・・・なんなの?
Tesoro:とりあえず、カイネスグローブに行こうか
カイネスグローブに着くと場所を確認するためにきょろきょろ辺りを見回していたTesoro。
宿屋の女将イドラさんが血相を変えて駆け寄ってきました。
話を聞くと、ドラゴンが上空を飛んでドラゴンの古墳に舞い降りたそうです。
ドラゴンの古墳?
エリクを顔を見合わせると、遠くでドラゴンの叫び声が聞こえてきました。
あっちだ!と駆け出す2人。
いた!ドラゴンの姿が見えました!
夢中になって追いかけていくと、古墳に向かって何か語り掛けている・・・?
緊迫した状況でしっぽがぴーーーんとなっているTesoro
古墳からもやもやとした何かが立ち上っています。
まさか、アルドゥインが復活の呪文を使っているの!?
足元の土が盛り上がり、中からドラゴンの骸骨が出現しました。
古墳からドラゴンが復活した!
目の前で骨だけの姿から徐々に元の姿に戻ろうとするドラゴン。
慌ててエリクと倒します。
ドラゴンを倒して、ドラゴンソウルを吸収する姿を見たデルフィンはようやくTesoroが本当にドラゴンボーンだと認めました。
話を聞くと、デルフィンはブレイズの生き残りでサルモールから隠れて生き延びてきたとのこと。
ブレイズとは・・・帝国の皇帝直属の親衛隊だけど、本当の目的は予言に従いドラゴンボーンを守護すること。そしてドラゴンを倒すことを任務としているドラゴンスレイヤーの集団だそうです。
ドラゴンの復活にはサルモールが一枚噛んでいると信じて疑わないデルフィン。
サルモール憎しなら、ストームクロークに与しているのかと思うがどうやらそうではないらしい。
昔々サルモールに自分たちの組織を壊滅状態にまで追い込まれたことへの恨み辛みに凝り固まっているようにしか聞こえない。
とはいえ、アルドゥインを倒すという一点だけは利害が一致していると言えるので、話だけは聞くことにします。
Delphine:サルモール大使館に忍び込むことができれば・・・あそこはスカイリムにおける奴らの活動拠点よ。
Tesoro:どうやって忍び込むんだよ
Delphine:それについては考えがあるわ。スリーピングジャイアントへ来てちょうだい。そこで詳しい話をしましょう
Tesoro:・・・(また何かさせるつもりだな)
カイネスグローブでデルフィンと別れました。
デルフィンの後姿をおっかない顔をして見送るTesoroの肩をそっと叩くエリクでした。