Fallout4~Butcher’s Bill(Railroad)

Fallout4~Butcher’s Bill(Railroad)

「H2-22の件は、解決したと思って問題ないな?」Dr.キャリントンにそう尋ねられたので、ディーコンと2人で頷いた。

「よし。問題は一つ片付いた。」
「一つ?まだ何かあるんだな?」
「オーガスタという名で利用していた隠れ家を調べてきて欲しいんだ。連絡が取れなくなってしまってな」

ディーコンが少しだけ非難の色を滲ませてキャリントンに抗議する。
「あそこはもう放棄されたんじゃなかったのか?」
「・・・同感だ。デズが、諦めないんだ。」

ディーコンがやれやれとため息をつく。

とにかく、いつも通りまずは情報の受け渡し場所へ行こう。

レールサインのある郵便ポストを見つけて、中にあるメッセージを確認する。
「ここは・・・?」
「ケンブリッジ警察署の東にある、ケンダル病院だな。どれ、仕方がない。行くとするか。」

ケンダル病院に向かいながら、ディーコンがいくつかある隠れ家を失っていてデズデモーナにも焦りが見えてきていることを話してくれた。
「まぁ、とにかくお前がレイルロードに加入してくれてよかったよ。デズが追い返していたかと考えると・・・あぶなかったな。」
「(おや、あなたと呼んでいたのがお前になったか。少しは気を許してきてくれているのかな)喜んでもらえるとは、こちらもありがたいよディーコン。」




ケンダル病院

「あそこにレールサインがあるな。」ディーコンが指した先には”危険”のレールサイン。
「危険・・・?」
「どれ、何が飛び出すかな?」

用心しながら中に入る。

中はレイダー達が占拠しているようだ。倒しながら進んでいく。

「これは・・・。」
「・・・。エージェントや一般の居住者なんかもいるな。」
「くそっ」
「ホロテープを探して、さっさとこんな場所出よう・・・。」さすがのディーコンも口が重い。

しばらく進むと、ずっと黙り込んでいたディーコンが「ちょっといいか?」と話しかけてきた。


※好感度イベント

「?どうした?」
「俺は単独行動に慣れている。だから・・・誰かと一緒に行動するというのは本当に久しぶりなんだ。」
「いつも単独行動なのか?」
「そうだ。インスティチュートに見られているからな。だが正直な話、誰かに背後を守られているというのは・・・新鮮な気分だ」
「そうか。そう言ってもらえると嬉しい。俺も同じ気持ちだよ、ディーコン。」

「お前は、実に簡単そうにやってのけるな。生まれ持った強みもある。」
「強み?」
「レールロードの人間がミスッた場合、友人や仲間を危険に晒す可能性が高い。言っちゃなんだが、お前にはそれがない。」
「ああ、そういう意味では運がいい。」
「嫌味を言っている訳ではないことは、わかってもらいたいんだが。」
「わかってるって、ディーコン。」

「そういうわけで、お前は何の隠し立てもせずに行動することができる。」
「なるほど。そういう考え方もあるか。」思わず苦笑いしてしまう。

「まぁ、俺も失うものは何もない。人造人間だからな。少なくとも、そう言われた。」
「え?」
まじまじとディーコンの顔を見つめるが、サングラスをかけていることもあって表情が読めない。

「一緒に旅をする仲間だ。お前には知る権利があると思ってね。俺は最初に頭蓋リブートを施された一人で、皆にとって学べる体験だった、とだけ言っておこう。」
そういうとズボンのポケットからくしゃくしゃになった1枚の紙切れを俺に渡した。

「俺のリコールコードだ。」
「リコールコード?」紙切れに目をやろうとすると、ディーコンが止めた。
「待て、それを読み上げると俺の記憶が消し飛ぶ。必要な時以外コードは使うな。いいな?」

そんなものを俺に渡していいのか?そう思いながら、コードの書かれた紙切れをジャケットの胸ポケットにしまい込んだ。

「信頼してくれて、ありがとう。」
そういう俺を見た時の口元が一瞬歪んだように見えたが、ディーコンは頷いて「先へ進もう」と言った。


ホロテープ:オーガスタ最終アップデート

「これだ。聞いてみよう」

“攻撃を受けている。繰り返す。攻撃を・・・。大変だ。オーガスタはもう無理だ。
あいつらは今にもやって来る。居場所がバレていたんだ。それを・・・”

「レイダーか?」
「いや、違うだろう。インスティチュートの奴らが攻撃を仕掛けてきたんだ。レイダーはその後だな。」
「キャリントンに報告するか・・・。」

※最深部にデスクローがいます。倒しても良し、倒さなくても元来た道を戻ればOK。
ただし倒すために最深部に降りてしまうと、外に出るためのドアはブレーカーが落ちていて開けることができないのでブレーカーを上げる⇒ドアを開けるという作業が発生します。デスクローとの戦いを避けることはできないかな・・・。



オールド・ノース・チャーチに戻ってDr.キャリントンに報告する。

「オーガスタの隠れ家は、インスティチュートに破壊されていた。」
「やはりそうだったか・・・。恐れていた通り、3つの隠れ家を失ったか。」
そういうと俺からホロテープを受け取った。

「無駄足を踏ませてしまったな、エージェント。」
「いや・・・いい報告ができなくて残念だ。」




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