深い雪を踏みしめて、ようやくウィンターホールドへとたどり着いたJade。
Jade:あれ?
Golldir:どうした?
Jade:なんか・・・想像していた場所と・・・違う・・・かな
Golldir:いったいどんな場所を想像していたんだ?
ウィンターホールド
雪景色も相まって、すごく寂れた町に見えます。壊れたままの家もあるし・・・。どういうことなんだろう。
ひとまず宿屋で一休みしつつ、話を聞いてみようかな。
うう、寒いと震えながら暖かい宿屋に入ると宿屋の主人とハイエルフらしき人物が何やら口論しています。
この口論が終わるまでちょっと待とうか、とゴルディールと暖炉の傍で体を温めます。
ダグール:そんなことだから、あんたの大学は皆に受け入れられないんだよ
大学関係者なのでしょうか?後で話を聞いてみよう。
Jade:こんにちは
Dagur:おや、旅の人が来るのは久しぶりだな。ようこそ、ウィンターホールドへ。
Jade:ウィンターホールドについて教えて欲しいんだけど
Dagur:以前は大学を訪ねる旅人たちもいたけど、最近は振るわないな。
ゴルディールと顔を見合わせます。
とりあえず食べ物とエールを頼んで、食事をしようかな。
ふと見ると宿屋の床にそのまま寝転んでいる人がいる!えええ?
思わず声をかけると、ランミルと名乗るその男は酒を一杯奢ってくれと言いながら起き上がってきました。
先ほど頼んだエールを渡すと大喜びのランミル。
ダグールに追加のエールを頼もうと席を立った時、ダグールの奥さんハランが声をかけてきました。
Haran:ランミルに酒をせびられましたか?お金の無駄ですよ
Jade:彼はいったいどうしたの?
Haran:何か問題を抱えているようなんだけど・・・これ以上借金を返してくれないと、ここで飲ませ続ける訳にはいかないわ
Jade:あー、借金してまで飲んでるんだ
Golldir:酒飲みって感じだもんな
Jade:ランミルに借金の事、話してみようか?
Haran:ありがとう・・・。早い時間なら酔いもさほど回っていないでしょうから、話を聞いてくれると思います
どれ、ランミルのところに話をしに行きますかね。
ランミルは、Jadeが渡したエールはすでに飲み終えていて新しい酒をダグールに頼もうとしていました。
ランミルに、飲んだ分を返しなさいよと言うと誰の指図で!と逆切れされました。
貸しがあるでしょう?払いなさいよと切れ気味に説得すると・・・大人しく言うことを聞いてくれました。
ハランに報告すると、ランミルも悪い人じゃないんだけどね・・・とため息交じりにお礼をくれました。
これはゴルディールにあげよう。
Jade:ゴルディール、首長の館へ行った後に大学に行こうと思う。宿を一晩取っておいたから、一休みしたらお別れね。
Golldir:わかった。大学まで見送ってやるよ。
Jade:ありがとう!ここまで付き合ってくれてありがとう。
Golldir:こちらこそ、お前に誘われなきゃウィンターホールドにまで来ることはなかったよ。
それではウィンターホールドの首長のところへ行って、挨拶してきましょう。
首長コリールにウィンターホールド大学を訪れにやってきた、と告げると・・・流れるように大学の愚痴が出てきました。
以前はスカイリムの首都だったけれど、大崩壊と呼ばれる災害が起こって年の半分以上が海に沈んでしまったと言い、大崩壊はウィンターホールド大学の仕業、大学が無傷で残っているのがその証拠だ!!と怒ります。
ウィンターホールドのかつての威信を取り戻したい!というので、その証の兜(ウィンターホールドの兜)を気が向いたら探してきてあげると答え館を後にします。
Jade:・・・
Golldir:どうした?
Jade:うーん。首長があんなんじゃウィンターホールドは復興しないんじゃないかと思って。
Golldir:まぁ・・・ノルドは魔法や魔法使いを嫌っているものが多いからな。
やれやれ。
ちょっと気が重くなりましたが、ウィンターホールド大学へ向かうとしましょう。