Ghoulはポンプを直すパーツは恐らく地下下水道のどこかにあるだろうと教えてくれた。
しかしポンプ自体はWatershedにいる化け物が監視しているようだ。そこの地下に施設もあるらしい。
Vesper「化け物っていったいなんなんだ?」
Ghoul「Setが交渉して町に攻め入るのを止めては貰ったんだが・・・居着いてしまったんじゃ。緑色の肌をしたデカぶつが。」
Ian「それってもしかして」
Tycho「ミュータントか?」
Vesper「・・・とにかくポンプを直して、ウォーターチップを探すとしよう。」
下水道をどんどん進んでいく。
出てくるのはネズミとモールラット。
途中でプラズマピストルを持ったグールの死体を発見した。
Vesper「悪いが、頂いていく。」
Tycho「ありがたく使わせてもらうことにしよう。」
行き止まりになってしまったので、梯子を上って地上へと出る。
俺たちを見つけるとグールたちが襲い掛かってくるので、始末して先を急ぐ。
Ian「あ、あそこにマンホールがあるぞ。」
Vesper「また下水道に降りるのか・・・。」
モールラットが何匹か集まった部屋に目的のジャンクパーツが落ちていた。
Vesper「これか?」
Tycho「よし、それを持ってポンプを直しにいこう。」
Ian「でもミュータントがいるんだろ?」
3人とも暫し沈黙。
Vesper「まぁ、ここで考えていても仕方がない。様子を見てみよう。」
確かに建物の前にはミュータントがいた。
ボスがどうとか言っている。建物の中にいるのか?
Harry「おい、おまえグールに見えない。なんでだ。」
Vesper「グールですよ。」
Harry「ふーん、そう。じゃあ行け。」
後ろでIanが笑いをこらえているのがわかる。
Tychoが腕を掴んで、笑わないように注意する。
Vesper「どうも。」
Ian「・・・っくく。グールですよ。ぶふっ」
Vesper「笑うな。」
機能していない取水ポンプが奥の部屋に鎮座している。
よし、先ほど拾ったパーツを取り付けて・・・。
大きな音を立ててポンプが動き出した。問題なく水を汲み上げているようだ。
Tycho「これでグールたちの水も問題ないな。」
Vesper「あとは地下にあるVaultからウォーターチップを探し出すだけだ。」
奥の部屋にグールが閉じ込められているのが見えた。なんでこんなところに?
話を聞くと、どうやら水を盗んで捕まってしまったらしい。どれ、出してやるか。
扉を開けた礼にと、隣の扉から地下のVaultへ降りることができることや地下には光ってる連中がいることを教えてくれた。
Ian「光る連中ってなんだ?」
どうやらあれのようだ。
光を放つGhoulが待ち構えていた。