マグナスの杖を持ち、ウィンターホールド大学を取り巻いている障壁に向かいます。
どうすれば・・・障壁を破れるんだろう?
Tolfdir:よし、障壁に向かって杖の魔力を放出するんだ
Jade:う、うん。やってみる!
Marcurio:Jade、落ち着いてやれ。お前ならできるぞ
Jade:がんばる!
杖なんかは扱いのが初めてなので、緊張しています。
深呼吸して・・・障壁に向かって杖を振り下ろす!
杖から魔力が放出され、障壁を撃ち壊しました!
手がびりびりします。すごい力。
障壁が無くなったのを確認し、トルフディルたちが大学の中に駆け込みます。
目指すは元素の間です。マグナスの目とアンカノがいるはず!
アンカノはJade達がラビリンシアンに旅立った時と同じように、マグナスの目に魔力を放出していました。
Jade:アンカノ!!!私はあんたを許さない!
Ancano:貴様に一体何ができるというのだ。この力があれば世界は思いのままだ
Jade:そんなことはさせない!
Ancano:貴様のふざけた魔法もどきなど効かん。私に触れられるものか
メイス片手に殴り掛かりますが、ダメージを受けていない様子。
な、なんで?
その時、トルフディルが叫びました。「マグナスの目に杖を使うんだ!」
Jade:えい!
アンカノは魔法を撃ちながらちょこまか移動するし、マグナスの目から異形魔法は飛び出してくるしで大混戦。
ただ異形魔法はJadeたちだけじゃなく、アンカノも敵と認識しているらしく攻撃をしかけているので・・・その隙を狙って、こちらもメイスで殴る!殴る!殴る!
Ancano:いやだぁあああああ
なんとか勝利!
まだ周りをうろちょろしていた異形魔法も撃破して、戦いを終えます。
トルフディルやマーキュリオが駆け寄ってきました。
Jade:トルフディル先生!
Tolfdir:よくやってくれた。やれると信じていたよ
Jade:アンカノはいなくなったけど・・・これからどうするの?
Tolfdir:そうだな・・・。事態は悪くなる一方だ・・・
Jade:・・・
Tolfdir:そこでものは相談なんだが、君にサボス・アレンの後を継いでアークメイジになって欲しいんだ
Jade:はえ???
あまりの急展開にマーキュリオに助けを求めますが、聞こえないふりをしてその場から離れようとしています。
あわあわしている間にトルフディルは1人納得したように笑みを浮かべ、アークメイジのローブと居住区の鍵をJadeに手渡しました。
ふと視線をマグナスの目のほうにやると、どこから現れたのかサイジック会の姿が。
Quaranir:よくやった。上手くいくとわかっていた
Jade:これからどうするの?
Quaranir:あの目は不安定な状態に陥っている。ここに置いてはおけない。
Jade:うん
Quaranir:この世界はまだこれを使いこなす準備ができていない。それまでは、我々が預かっておこう。
Jade:わかった。よろしくね。
なにやら呪文のようなものを唱えると、サイジック会とマグナスの目は姿を消しました。
サイジック会が姿を消した後をぼんやりと眺めていると、後ろからマーキュリオがぽんと肩を叩きました。
Marcurio:よくやったな。おつかれさま
Jade:マーキュリオ、ありがとう。
Marcurio:さ、アークメイジ。お部屋で一休みしましょうか
Jade:・・・なにさ
アークメイジのローブはサボス・アレンの形見として部屋に飾っておくつもりです。
どれ、居住区へ行ってみるとしましょうか。
Jade:いい感じ Marcurio:なかなか広いな
一休みしたら、次どうするかを考えましょうかね。