Fallout2~試練はある朝突然に

Fallout2~試練はある朝突然に


Fallout2 スタート!



目の前にはアロヨ村の村長である私の母親が、むっつりとした顔で黙り込んでいる。

私の名前はDerby。
今朝、急に呼び出されて・・・やってきたはいいけど母親は5分くらい黙り込んだままだ。
この雰囲気は説教の可能性があるなと思っていたら、ようやく重たい口を開いて話始めた。

長老「こっちへ来なさい、Derby。いや、選ばれし者よ。」
Derby「・・・?母さん・・・長老、なんでしょう。」

母親は、私の親としてではなく村の長老として語り掛けてくる。
どうやら真面目な話のようだ。お説教とも違うような。

アロヨ村は現在深刻な飢饉に見舞われていて、作物は枯れバラモンは死に子供たちは病に倒れている。
その窮状を救うもの”Garden of the Eden Creation Kit(通称G.E.C.K.)”を探し出してきて欲しいと言うのだ。

Derby「G.E.C.K.?それは一体・・・?」
長老「それは荒れ果てた大地に生命をもたらすそうだ。」

そして村から出てG.E.C.K.を探す旅に出るに相応しいかを見極めるために”Temple of the Trials”へ行くようにと告げると、私をテントから追い出し、試練の塔へと向かわせた。


Temple of the Trials

なんだかよくわからないけど、この試練の塔を攻略すればいいていう訳ね。
槍1つ渡されただけ、だけども。

塔の中は薄暗く、足元もよく見えない。
手探り状態で先に進んでいく。

奥で何やら動いた気配がした。近寄ると巨大化したアリだった。
こちらに気づくと襲い掛かってくるので、負けじと応戦する。
しかし、なかなか攻撃が足らない。・・・まぁ向こうも同じ条件なんだけど。

何度も互いに攻撃を外しつつジャイアント・アントを倒した。


壺の中にあるヒーリングパウダーを見つけ


ラッドスコルピオンの尻尾をぶち抜きながら更に進んでいく

Lockpick(開錠)のスキルを使わないと開けられない扉もあった。
村の外にG.E.C.K.という謎のアイテムを探しに出るのには・・・随分と手のかかった試練だ。

一体何のために、この塔はあるんだろうね・・・。

扉の先に急に幅が広くなった通路が広がっている。
一歩進むと・・・なんだろう、少し違和感がある。

よくよく目を凝らすと・・・石の通路にトラップが仕掛けられていた。
踏んだら何が発動するんだか。

トラップのスキルを使って、慎重に一つずつ解除していく。
全く、人を殺す気な訳?
ブツブツ文句を言いながら先に進むと、壺の中にプラスチック爆弾が入っているのを見つけた。

爆弾???なんでこんなところに?

とりあえずバックパックに爆弾を入れて、目の前にある大きな扉へと向かう。
扉は・・・かなり頑丈にできていて、Lockpick(開錠)もすることができない。

Lockpickもできない。私の力では壊すこともできそうにない。うーん・・・、どうしようか。

あ、まさか。


爆発までの時間をセットして、捨てて・・・

爆風がこない場所まで逃げる!

プラスチック爆弾が爆発し、固い扉を破壊。
なんだか勿体ないような気もするけど・・・まぁいいか。


※破壊された扉のすぐ先にトラップあり

更に奥に扉があり、その奥には・・・あれ?誰かが待ち構えている。
あれは、誰かな?

村で青年たちの指導をしているキャメロンが扉の前に立っていた。
Derby「・・・キャメロン?」
キャメロン「やあ、Derby。試練の最後の相手となることができて光栄だよ。私と素手で勝負して勝たなければならない」

Derby「ちょ、ちょっと待ってよ。どうして戦わなければならないの?」
キャメロン「外に出て行くにあたって、どうしても拳を振り上げなければならない場面もあるだろう。その模擬戦のようなものだ。」

キャメロンが嬉しそうに指をぱきぱきと鳴らす。
冗談じゃない。なんだって、あんな力自慢の男と拳で語り合わなきゃならないのよ。

Derby「納得できない。話し合いで解決できはずよ。暴力言語一択なわけない。」

ふう。なんとかキャメロンを言いくるめ・・・もとい話し合いで解決することができた。

キャメロンが立ち去った後、扉を開けると

あれは・・・服?ジャンプスーツ?

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