Skyrim~ストームクローク入隊をやめる(Midir編)

Skyrim~ストームクローク入隊をやめる(Midir編)

キジャールからの報酬で、昨晩はたらふく飯を食い酒を飲んだMidir。
気が付くと、鎧を辺りに放り投げて床で寝ていたようだ。

もしかするとベッドから転げ落ちたのかもしれない。額にたんこぶが出来ている。

宿屋の女将が朝食の用意ができたと呼びに来た時、下着姿で床に胡坐をかいて座っていた。

エルダ:ちょっと、あんた何してるんだい!びっくりするじゃないか
Midir:・・・あれ?俺・・・。
エルダ:早く服着ちまいな!ご飯できてるから、とっとと食べとくれ
Midir:俺、昨日の夜・・・えーと。酒飲んで、飯食って
エルダ:馬鹿だね、船乗りと酒の飲み比べなんかして。酔いつぶれたんだよ。
Midir:あー・・・。なんか思い出してきた。

幸いなことに二日酔いにはならずにすんだ。
エルダが用意してくれた朝食を食べ、王宮にいるガルマルの元に行くとしよう。


衛兵:言ってるだろう。遠吠えを聞いた。ウェアウルフの物語は本当だったんだ

王宮に入ると、この間のようにガルマルとウルフリックが何かを話している声だけがぼそぼそと聞こえてくる。

また何か話してるぜ、あのおっさんたち。
よく飽きもせずに、民がどうのこうの話できるもんだよな。

ガルマルに声をかけると驚いた顔をしてMidirを見つめる。

Midir:よお。氷の生霊を倒してきたけど
ガルマル:お前・・・!?生きてたか
Midir:勝手に人を殺すんじゃねぇよ

Midirには、この物言いがひっかかる。
ストームクロークって、そんなに偉いのか?ストームクロークになれる素質?
勝手に決めるんじゃねぇ。

少し不機嫌になったMidirにガルマルが誓いを立てろ、と言い出した。

Midir:誓い?
ガルマル:そうだ。スカイリム上級王となる、ウルフリック・ストームクローク首長への誓いだ
Midir:なんで
ガルマル:ウルフリックへの忠誠を示すんだ
Midir:俺は戦いたいだけなんだけど
ガルマル:それだけでは、ストームクロークには入れない

あああああーー、もう面倒くせーな!!

ガルマルは更に、ただ戦いたいだけなら帝国軍にでも入隊すればいい。最近は誰でもかき集めているようだからと言う。
この言い方が更にMidirをカチンとさせた。

帝国に入るつもりはないが、ストームクロークに入るのも止めだ!



ガルマルに、ストームクロークには入隊しないと告げ王宮を後にする。
ホワイトランに戻って、同胞団に入ろう!最初からそうすりゃよかったな。

農場へと向かう人々や港へ向かう船乗りたちの間を歩きながら、二度とウィンドヘルムには来ねぇ!と心に誓う。
入り口の門付近で、花かごを持って寒そうにしているソフィに出会った。

ソフィはMidirに気づくと嬉しそうに走り寄ってくる。

ソフィ:おにいさん!
Midir:よお。飯食ったか?
ソフィ:今日はまだ・・・。でもお花が売れれば大丈夫!心配しないで
Midir:じゃ、その花俺に売れよ。

ソフィの花かごに入っていた花を全部買うだけの金はある。
ホワイトランに戻ると教えてやると、ソフィは寂しそうに俯いた。

そういやこいつ両親いないんだっけ。
ソフィの頭を不器用に撫でてやり、Midirはウィンドヘルムを後にした。

ホワイトランへは馬車で戻ることにする。
幸いなことにまだ金はあるしな。

御者のアルファリンに声をかけて、乗せてもらうことにしよう。

アルファリン:準備はいいか?
Midir:おう。ホワイトランへ頼む
アルファリン:お安い御用だ。さぁ、行くぞ!

馬に鞭を入れる音がして、馬車が動き出した。




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