Skyrim~Diyaab 帝国の警備に風穴を開ける

ガブリエラに声をかけると、調合の手を休めずにDiyaabをちらりと見た。

アストリッドと皇帝暗殺への準備を着実に進めているらしい。
その一端として、マロ指揮官の息子であるガイアス・マロを殺害する。
それが今回の任務ということだ。

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ガイアス・マロを殺害し、更にその死体に皇帝暗殺に関わっていたと言う偽の証拠を忍ばせてくる。

ガイアス・マロはドラゴンズ・ブリッジにある基地から出発して、スカイリムの街を巡回している。
基地のどこかにある予定表を盗むといいとガブリエラはアドバイスしてきた。

予定表ね・・・。
移動の道中ではなく、ソリチュード・ウィンドヘルム・ホワイトランといった街中で始末すると報酬を弾むわとガブリエラ。

まずはドラゴンズ・ブリッジへ向かうことにするか。

確認するために召喚したルシエン・ラシャンスは、暗殺者としては随分とお喋りなようだ。
ガブリエラと任務について話をしている間も、闇の一党の事や過去に出会った人物のことなどをしゃべり続けている。

・・・やれやれ。

ルシエンが気になる台詞を呟いた。
振り返って見つめてみても、ルシエンは特に反応しない。
道化師?シセロの事か??



ドラゴンズ・ブリッジはソリチュードの南にある小さな村だ。
丁度、マロ指揮官と息子のガイアス・マロが話し込んでいる場面に遭遇した。


ルシエン:ブレイズと同じくらい無能なことを自ら証明しようとしているのだな

マロ指揮官は常に警戒を怠らないようにとの言葉を告げて、息子の旅立ちを見送った。
どれ、それでは俺たちは予定表を手に入れて・・・先回りするとしよう。

モーンダス(月曜日?):ソリチュード ⇒ ティルダス(火曜日):ウィンドヘルム ⇒ ミダス(水曜日):リフテン ⇒ トゥルダス(木曜日)ホワイトラン ⇒ フレダス(金曜日):マルカルス ⇒(週末は自由時間) といったスケジュールのようだ。

ソリチュードとウィンドヘルムは面倒だ。それ以外の町で待ち伏せするとするか。
日程的に・・・ホワイトランが良さそうだ。



ホワイトランへ飛ぶと、ガイアス・マロはすでにドラゴンズリーチへ向かっているようだ。
夜には宿屋バーナード・メアで一泊する予定。

バナード・メアを下見して、その後武器の手入れをするとしよう。

夜遅くのバナード・メア。
いつもなら賑わっている炉端にも、もう人はいない。

ガイアス・マロは1Fの奥の部屋にいるようだ。
部屋にそっと忍び入り、後ろ手で扉を閉める。


※Wikiとか見ると睡眠をとらないと記載されているのですが、我が家の環境では寝てました

鋭利に研いだ武器で喉を掻っ切られたガイアス・マロは、音も立てずにあの世へと旅立っていった。

ガブリエラに言われた通り、偽の告発の手紙も忍ばせる。

ルシエンが何やら皮肉を言ったが、聞かなかったことにしよう。



聖域に戻ると、入り口で少しだけ心配そうな顔をしたガブリエラが待ち受けていた。
無事ガイアス・マロを暗殺したこと、偽の告発の手紙を忍ばせてきたことを告げると報酬を渡してくれた。
そして、シセロが・・・と呟いた。

奥の方で騒ぐ声が聞こえてくる。何かあったらしい。

アストリッドがヒステリックに騒ぎ、ヴィーザラが怪我をしたのか座り込んでいる。

シセロがアストリッドに襲い掛かり、それを阻止しようとしたヴィーザラに怪我を負わせて逃げ出した。
激怒したアーンビョルンはシセロを追いかけて行った・・・というのが一連の流れのようだ。

俺にもシセロを追いかけて始末するように命令するアストリッド。
部屋に何か手がかりになる物があるかもしれない。

ベッドの傍にあるサイドテーブルの上に、シセロの日記が置いてあった。
アストリッドについてと・・・どこかにある聖域のことが書いてある。
ここ以外にも聖域があるのか?

見つけたシセロの日記を手に、アストリッドの元へと戻る。

ドーンスターに今はもう使われていない古い聖域があるらしい。
日記の記載から考えると、シセロはそこに逃げ込んだのだろう。

シセロは古い慣習や夜母に固執しているが、この聖域では私が指導者なのよ。夜母と私たちとはやり方が違うとアストリッドは言う。
聖域の指導者を殺そうとしたなんて許せない。一生かけて償わなければならない。ツケを払ってもらうまでよ。
・・・元々シセロの事は気に食わないと思ってたようだが、ここにきて大っぴらに夜母やシセロを非難しだした。

シセロを始末するかどうかは、後で判断するとしてドーンスターの聖域へ行くとしよう。
アストリッドがシャドウメアという馬を使えと言うので、ありがたく使わせてもらうことにする。




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