Skyrim~知己を探して(Midir編)

Skyrim~知己を探して(Midir編)

まずはリフテンとイヴァルステッドの間あたりにいるらしいガンマーを探す。
野生動物との関わり合いに意義を見出すって、どういうことなんだろうかとMidirは首を捻る。

まぁ、いいか。手を貸してくれるんなら、なんだっていいや。

それにしても、この辺は熊や狼がよく出るな。
片付けながらガンマーを探すことにしよう。


おりゃ!

ガンマーを見つけた後・・・ソリーヌはリーチにいるのか。遠いな・・・。
ホワイトランに寄って、ジェナッサに声をかけるか。
ソフィとルシアの様子も聞きたいしな。

そんなことを考えながら走っていると、遠くから男の罵り声が聞こえてきた。

髭もじゃで毛皮の鎧を着た男が、くそったれな熊め!と叫んでいた。
・・・もしかしてガンマーか?

Midir:・・・なぁ
???:なんだ、お前は!?
Midir:あんた、なにやってるんだ?
ガンマー:あのクソったれな熊を、もう2週間も追い続けている。被害を食い止めなければ
Midir:・・・あんたガンマーか?
ガンマー:お前は誰だ?何故俺の名を知っている
Midir:イスランに探すように言われたんだ
ガンマー:イスラン?イスランだと??

ガンマーは険しい顔をMidirに向けた。
熊を倒すのに手を貸して欲しい。話はそれからだ。

仕方がない。熊を退治しようじゃねぇか。

ガンマーが追いかけている熊は洞窟に逃げ込んでいた。
洞窟内は手負いの熊の咆哮が響き渡っている。

Midirに向かって牙を剥いてきた熊を沈めると、ガンマーはほっとしたのか座り込んでしまった。

Midir:おい、大丈夫か?
ガンマー:ああ、すまん。ようやくコイツを倒すことができた。感謝する
Midir:じゃあ、イスランのとこに行ってくれるか?
ガンマー:・・・イスランか。奴は昔、誰からの手助けも拒否していたんだがな。
Midir:へぇ
ガンマー:俺に助けを求めるくらい、事態がひっ迫しているという事か

立ち上がるとガンマーは、ドーンガード砦へ向かうとしようと呟いて、Midirと別れた。
どれ、ホワイトランへと行くか。



ホワイトランに着くと、早速ジェナッサの姿を探す。
いつもはベレソアの店の前で市場を眺めたりしているが、今日はいないようだ。
バナード・メアで飯でも食ってるかな。そう思い宿屋の扉を押し開ける。

椅子に座って寛いでいるジェナッサを見つけた。
近寄って声をかける。

Midir:よぉ
ジェナッサ:・・・あら。その鎧、無事にドーンガードに入れたのね
Midir:へへ。なぁ、リーチに行くの付き合ってくれねえか?
ジェナッサ:リーチ?何しに行くのよ
Midir:なんか、ドーンガードの偉い奴に人を探して来いって言われてさ
ジェナッサ:ふーん。まぁ、いいわ。今暇だから。

ジェナッサがOKしてくれたので、酒を奢ることにした。
ソフィやルシアの様子を聞きながら、夜が更けて行った。

翌朝。早い時間から動き出し、リーチを目指すことにする。

巨人を倒したり・・・

途中にある山賊が占拠した砦を襲撃したり・・・

ドゥーマーの遺跡の周りを、何か探しながら歩き回っている女性が見えた。あれがソリーヌか?
Midirが近づいてくるのに気づくと、同じドゥーマー研究者と思ったのか気さくに声をかけてきた。

ソリーヌ:あら、あなたも遺跡を調べに来たの?
Midir:いや。あんたソリーヌか?
ソリーヌ:そうだけど・・・何の用なの?
Midir:イスランに言われて来たんだ

ガンマーと同じように、ソリーヌもイスランの名前を聞くと苦い顔をした。
ドーンガード砦が吸血鬼たちに襲われた話をすると、ソリーヌは溜息をつく。
聞けばソリーヌは、その昔見解の違いからイスランに解雇されたそうだ。

急に復帰して欲しいって言われてもね、と言うソリーヌ。
まぁ、そりゃそうだよな。つーか、イスラン。そんなことをした相手に、よく助けを求めたな・・・。

Midirが微妙な顔をしていると、ソリーヌは無くしものを探してくれたらドーンガード砦に戻ってもいいと言ってくれた。無くした物はドゥーマーのジャイロ。入れたカバンごと無くしてしまったらしい。

ジェナッサと顔を見合わせると、二手に分かれてかばんを探すことにした。

水辺にあったカバンを見つけた。・・・ちょっと端っこ濡れてるけど、まぁ大丈夫だろう。
ソリーヌの元に戻ると大喜びだ。先にドーンガード砦に戻るわねと言って立ち去って行った。

よし、俺たちもドーンガード砦に行くか。
ジェナッサが砦を見ていたい。ソフィとルシアへの土産話にするわと言うので、一緒に戻ることにする。



ドーンガード砦に入ると、ガンマーとソリーヌが挨拶を交わしていた。2人とも久しぶりの再会だ。
すると、上からイスランの声が降って来た。

4人に眩しい光を浴びせる。

Midir:うわっ
ガンマー:おい!なんの真似だ!
イスラン:吸血鬼でないことの確認だよ。念には念を入れてな。
ソリーヌ:ほんと、相変わらずね・・・。気は済んだ?
イスラン:いいだろう。作業場は好きなように使ってくれ

ガンマーとソリーヌは銘々自分の作業場へと移動していった。
イスランがMidirに、2Fに上がってこいと言って奥へと姿を消した。

ジェナッサと連れ立って、砦の2Fへあがって行くと・・・そこにはセラーナの姿があった。

Midir:セラーナじゃねぇか。どうしたんだ?親父さんは??
セラーナ:父とは・・・決裂致しましたわ
Midir:つーか、よくここまで来たな
セラーナ:・・・そうですわね。何故か貴方は信用して大丈夫な気がしたものですから
Midir:ふうん
セラーナ:勘違いではないことを祈りますわ

セラーナとの会話を聞いていたイスランが割り込んできた。

何故、この吸血鬼を生かしておくんだ?どんな理由か聞かせてもらおうと詰問する。
理由??理由なんて考えたことねぇや。
悪い奴じゃなさそうだと思っただけだと答えると、大げさに溜息をつきながら目をぎょろりと回すイスラン。

セラーナが澄ました顔でいることにもイラついているようだ。
ここに置いてやってもいいが、君は客ではない!何かの役に立てと厳しい口調でセラーナを責め立てる。

セラーナ:・・・そうですわね・・・。父は、とある予言を信じておりますの
Midir:予言?
セラーナ:吸血鬼が、太陽を恐れずに済むようになるという予言
Midir:なんだ、それ
セラーナ:この星霜の書に、その予言を紐解くカギがあるらしいんですの

但し、星霜の書は常人に読むことはできない。訓練された聖蚕の僧侶のみが読み解くことが可能だと言うのだ。
そしてセラーナの父、ハルコン卿は手下に聖蚕の僧侶を探させている。

そこまで黙って話を聞いていたイスランの眉がピクリと動いた。

聖蚕の僧侶が、スカイリムのどこかにいるらしい。
吸血鬼たちよりも先に、見つけ出さないとな・・・。




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