Skyrim~アーリエルの弓を求めて・前編(Midir編)

Skyrim~アーリエルの弓を求めて・前編(Midir編)

セラーナ:それで、アーリエルの弓はどこで見つかりますの?
Midir:ちょっと待ってくれ・・・頭がまだぐるぐるしてる感じだ
セラーナ:(デキソンは目が見えなくなったというのに、この人ときたら・・・)
Midir:なんかな・・・深くて暗い洞窟みてぇとこの、更に奥。んで、不思議な建物があった気がする

Midirの言葉に耳を傾けるセラーナ。

そもそもアーリエルの弓とはなんなのか。
セラーナが呆れた顔でMidirに説明する。アーリエルとはエルフの神の一人。
アカトシュの別名。そして・・・太陽神。この弓を入手することにセラーナの父ハルコン卿は力を注いでいるという。

吸血鬼に対して絶大な力を発揮する。さらには特殊や弓で太陽を射ると、闇で覆い隠すことができる様になるというのだ。

そんな話をしているところへ、吸血鬼の一団が攻撃をしかけてきた。
ここの情報も漏れてしまったのか!一人残らず片付けるしかなさそうだ。

Midir:くそっ、とっととアーリエルの弓とやらを手に入れねぇと
セラーナ:あの頑固頭には報告しなくてよろしいの?
Midir:頑固頭?あー、イスランか?いいって、あとで。
セラーナ:まぁ、確かに時間もありませんわね

2人は急いでダークフォール墓地を目指す。



ダークフォール洞窟は光源が少なく、非常に歩きにくい。
暗がりの中を慎重に進んで行く。
セラーナが、変な感じがすると呟いた。珍しいな、とセラーナの顔をMidirは見つめる。

フロストスパイダーやトロールを倒しつつ進んで行くと・・・何かが見えてきた。
誰かいるのか?様子を窺っていると奥から声をかけられた。

???:近くへ来い。恐れることはない。
セラーナ:(敵意は・・・感じられませんわね)
Midir:あんた誰だ?何故こんな場所にいる?
???:攻撃はしない。武器をしまって、こっちへ来い

騎士司祭ギレボルと名乗る人物は2人を手招きする。
タムリエルで見かけるマー(エルフ種)に似ているが・・・どれにも当てはまらない。

スノーエルフの生き残りだと言うギレボルは、この場所がアーリエルの聖堂だと説明する。

こんな場所へ何をしに来たのかと尋ねられたので、Midirは正直にアーリエルの弓を探しに来たと告げる。
ふむと独り言ちたギレボルは暫くの間その場を歩き回り、意を決したようにMidirを見つめた。

ギレボル:いいだろう。アーリエルの弓を探す手助けをするとしよう
Midir:助かる。で、どこに行けばいいんだ?
ギレボル:1つ・・・私の頼みを聞いて欲しい
セラーナ:交換条件という訳ですわね。

ギレボルは、自分の兄弟である最高司祭ヴィルスールの殺害を依頼してきた。
どういうことだ、とMidirがギレボルを見つめる。

その昔、ファルメルがこの地を襲撃しスノーエルフたちを皆殺しにしたそうだ。
ギレボルとヴィルスールを残して。

Midir:ファルメルって、たしか元々スノーエルフじゃなかったか?なんかそんな話聞いたぞ
ギレボル:・・・そうだ。彼らの事を我々は”裏切られし者”と呼ぶ
セラーナ:で、あなたの兄弟のヴィルスールとやらは、どちらにいらっしゃいますの?
ギレボル:裏切られし者たちに攫われて、奴らによって堕落させられた。最奥聖域にいる

ギレボルが水差しを渡してきたので受け取る。
最奥聖域へ行くためには、5つの祠で水を汲む必要があると言う。

ギレボルにヴィルスールの件を約束し、Midirとセラーナは奥へと歩みを進めて行った。




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