Skyrim~Mian ウィンターホールドで戦う

Skyrim~Mian ウィンターホールドで戦う

遠くにウィンターホールド大学の姿が見えると、オンマンドがほっと溜息をついた。
ジェイ・ザルゴは腹が減ったと騒ぎ出す。

そういえば、飯食ってないな。
アークメイジ達にムズルフトで得た情報を報告したら、一休みしよう。

中庭を抜け、元素の間へと急ぐ。

元素の間の入り口でアークメイジとミラベル・アーヴィンがなにやら立ち往生している。

mian:アークメイジ・・・。これは一体・・・?
サボス・アレン:ああ、君たちか。中でアンカノが何かしているようなんだ
ミラベル・アーヴィン:魔法で防御壁を作り出しているようなのです。
サボス:アレン:壊すのを手伝ってくれないか

そう言うと、魔法の壁に向かって炎や氷の魔法を撃ちこむ。
壁を打ち破ると、中でアンカノがマグナスの目に向かって魔力を放出している姿が見えた。

サボス・アレンがアンカノに詰め寄った、その瞬間

目の前が真っ白になった。



肩を揺すられ、目を覚ます。
見るとジェイ・ザルゴが心配そうにしている。
オンマンドはミラベル・アーヴィンを助け起こしていた。

マグナスの目の周りには、強いバリアが張られているように見える。
アンカノ、あいつ何をしたんだ?

ミラベル・アーヴィン:怪我はありませんか?
mian;我々は・・・大丈夫です。先生こそ、大丈夫ですか?
ミラベル・アーヴィン:ええ、なんとか。それよりもサボスの姿が見当たらないのです
オンマンド:そうだ、アークメイジはどこだ?

周りを見渡しても、アークメイジの姿はない。
爆風で飛ばされたのか?

アークメイジを探して中庭に出ると、人だかりが見えた。誰かが倒れている。
まさかと思い駆け寄ると・・・サボス・アレンだった。すでに息をしていない。
傍にいたトルフディルに何が起こったのかと尋ねられたので、アンカノとマグナスの目について説明する。

アンカノがマグナスの目に対して行った行為によって、ウィンターホールドの街にも影響が出ているとトルフディルは言う。
ジェイ・ザルゴとオンマンドを見ると、すでに戦闘態勢に入っていた。

さっきまでの晴れた空が嘘のように白い雲に覆われ、雪が舞い降りてきた。
中庭から町へと向かう途中にいたファラルダやアーニエルにも声をかけ、町へと急ぐ。
衛兵が、空を飛び回る青白い光と戦っているのが見えた。

すばしっこく飛び回りやがる。なかなか魔法が当たらない。
ジェイ・ザルゴやオンマンドも苦戦しているようだ。

思わず拳で解決をしようとしたが、ファラルダやアーニエルがいることを思い出す。
駄目だ。今大学を去るような事態を招く訳にはいかない。・・・だが、アークメイジはもういない。

そんなことを考えているうちに、全ての異形魔法を倒すことができたようだ。

ファラルダ:すべて倒し終えたようですね
Mian:手伝っていただいて、ありがとうございました
ジェイ・ザルゴ:俺たちだけでも大丈夫だったけどな!
オンマンド:ミラベル先生のところに戻ろう

元素の間ではミラベル・アーヴィンがまだ座り込んだままだった。
アークメイジのことを伝えようと口を開いた瞬間、ミラベルは首を横に振った。

トルフディルに聞きました、と悲しそうな声で呟く。

ミラベルにマグナスの杖はラビリンシアンにあるようだと、ムズルフトで得た情報を知らせる。
暫くの間考えあぐねていたミラベルは、ポケットから何かを取り出しMianに手渡してきた。

これは・・・首飾り?
その昔、アークメイジから大切なものだから預かって欲しいと渡されたものだという。

ミラベル・アーヴィン:あなたに・・・サボスの形見として持っていて欲しいのです
Mian:いえ。これは先生が持っているべきものかと
ミラベル・アーヴィン:いいえ。サボスから貴方のことを少しだけ聞いています
Mian:・・・
ミラベル・アーヴィン:是非あなたに持っていて欲しいのですよ
Mian:わかりました。父にも・・・伝えます

ミラベルから首飾りを受け取り、鞄の中に大切にしまい込む。

魔法壁の中にいるアンカノを睨みつけ、元素の間を後にした。



大学を出て、暫く歩いているうちに辺りが暗くなってきた。
流石に疲れが出てきた。テントを張って休むことにしよう。

オンマンド:なぁ、聞いてもいいか?
Mian:なんだ?
オンマンド:君と・・・アークメイジは知り合いだったのかい?
ジェイ・ザルゴ:そうそう!さっきミラベル先生がそんなこと言ってた!
Mian:あー・・・もう話をしてもいいか・・・

焚火を囲んで、ぽつりぽつりと自分の事を話し出す。

何故ウィンターホールドにくることになったのか。
父とアークメイジの関係について。

Mianの話を一通り聞き終えると、オンマンドは自分と両親の話をし、ジェイ・ザルゴは故郷の話をし出す。
男3人で、夜更けまで語り合った。




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