久々にベッドでゆっくりと眠った。
気付けばオンマンドとジェイ・ザルゴは自室へ戻ったようで、見当たらない。
独りきりになるもの、そういえば久しぶりだ。
父親への手紙を書き終えると、鞄の中身を整理することにした。
木の仮面、そしてラビリンシアンで倒した敵(モロケイ)から入手したもう一つの仮面。
これは一体なんなんだ。
ウラッグに聞いてみようと、仮面を手にアルケイナエウムへと向かう。
アークメイジ居住区を出たところで、オンマンドとジェイ・ザルゴがやってきたので一緒にウラッグに話を聞きに行く。
Mian:ウラッグ
ウラッグ:ああ、久しぶりの3人組だ
ジェイ・ザルゴ:なぁなぁ、この仮面のこと何か知ってるか?
ウラッグ:仮面?なんだこれは
オンマンド:ラビリンシアンで見つけたんだ
うーむ、と唸るウラッグ。
仮面を色々な角度から眺め、悩み、1冊の本をMianに手渡してきた。
「小さな迷宮 シャリドール&ラビリンシアン」
この本が本当ならば、竜教団とやらの遺物かもしれないなとウラッグは言う。
本を捲ると迷宮の図が描かれている。
ラビリンシアンで、こんな迷宮には遭遇しなかったがなとMianは思う。
そういえば、探索を後回しにした扉があったなと思い当たる。
あそこがシャリドールの迷宮なんだろうか。
ジェイ・ザルゴも思い出したようで、行ってない場所があったよなと言う。
ジェイ・ザルゴ:なんか扉があったよな?
Mian:ああ、後回しにした場所があった
オンマンド:あそこがシャリドールの迷宮?
Mian:行ってみるか
ウラッグが、シャリドールに関する遺物や本があったら必ず持ち帰ってこいと念を押す。
扉を押し開け、遺跡の中へ入る。
・・・見る限り、どこにでもあるノルドの遺跡といった印象だ。
ドラウグルを倒し
ドラウグルを吹っ飛ばし・・・
オンマンド:これが迷宮?
Mian:どうも違うようだな
ジェイ・ザルゴ:行き止まりだぞ?元に戻るか?
Mian:いや、待て。この穴を降りてみたら、もしかすると・・・
見れば、地下へと続く穴がぽっかりと開いている。
この先に迷宮があるのだろうか。
下の様子を窺うオンマンドとMianを余所にジェイ・ザルゴは真っ先に穴へ飛び込んでいった。
慌てて追いかける2人。
道なりに進んでみるが、地下も先ほどと然程様子は変わらない。
現れたドラウグルを倒し、先へ進むと・・・あっという間に出口の扉に辿り着いてしまった。
ジェイ・ザルゴ:カジートはつまらないぞ!
Mian:思ってた感じとは・・・まるで違ったな
オンマンド:都市伝説みたいなものなのかな?
ジェイ・ザルゴ:・・・なぁ!あんなところに扉がある!
ジェイ・ザルゴが石壁に隠れていた扉に気づいた。