Fallout4 Reformation

Fallout4 Reformation

キャプテン・アヴェリーの件以外に、なにか情報はなかったと尋ねてくるDiMAに核発射キーについての記憶があったことを告げる。

ニュークリアスにある潜水艦を起爆させるためのキーだ。
「核発射キー・・・ですか・・・?」

一瞬絶句したのち、俺から受け取った情報を確認する。
懇意にしていたニュークリアスの前聴罪司祭マーティンにさえ、嘘をついていたというDiMA。

核発射キーを起動させると、ニュークリアスの基地に向かってミサイルが発射されるらしい。
テクタス上級聴罪司祭が行った、ファーハーバーを攻撃するように信者に仕向けたことで、ニュークリアスを判断しないで欲しいとDiMAは言う。

「・・・。」
「ニュークリアスには狂信者もいるでしょうが、無実の人だっているのです。」
「わかった。俺も別に何もかも全滅させたいわけではない。」

俺の答えにDiMAはほっと溜息をついた。
しばらく何やら考え事をしているのか、黙り込んでしまったDiMAを俺とニックが見つめる。

※「Reformation」をスタートさせるためには、ファーハーバーもニュークリアスも残っている必要あり。ニュークリアスにDiMAの記憶を探しに行く際、喧嘩売るとこのクエストは発生しない。

ようやく重い口を開いたDiMAは、提案があると言い出した。
「どんな提案なんだ?」
「これを提案するのは、非常に恐ろしいことなのですが・・・」
「ここまできて、恐ろしいもなにもないだろう。」呆れたような声でニックが答える。

以前ファーハーバーに平安をもたらすために介入した方法が、ニュークリアスにも効くかもしれない。
「・・・どういうことだ。」
俺の声音が変わったことに気が付いたニックが思わず振り返る。

「テクタス上級聴罪司祭を挿げ替えることにより、事態を収めるのです。」
「また・・・人造人間の入れ替えをやると、そういう意味か。」

他に方法はないとDiMAは言う。

テクタス上級聴罪司祭をおびき出し始末している間に、DiMAが代わりの人造人間を用意する計画だ。

それしか方法がないのか。

俺の胸の内を読んだのか、DiMAはニュークリアスの信者たちは上級聴罪司祭の言葉は絶対なので、ファーハーバーを許すと言えば信者も従うと言う。
穏便に済ませる方法だと。

「・・・わかった。で、どうやってテクタスをおびき出すんだ。」

テクタス上級聴罪司祭は病的なまでに前任者マーティンに、その地位を奪われるのではないかと恐れていると言う。
マーティンは死んでいるが、生きていて反乱を画策していると知ったら必ず食いついてくるだろう。

マーティンが残した音声テープを探し出してきてくれれば、DiMAが必要な個所を抜き出して、それらしいものを作り上げる。

「つまりでっちあげるということか。」
「ニック、必要なことなんです。テクタスには犠牲になってもらう必要がある。」

「犠牲だと?」
「言いたいことはわかります、ニック。しかし我々がやらなければ、この島は平和にならない。」
「平和ね。ものは言いようだ。」

以前DiMAが用意したマーティンの隠れ家に、いくつかホロテープが残っているはずなので探し出してきて欲しいと頼んできた。
ニックと顔を見合わせ、小さく頷いた。


※クエスト:Reformation 開始


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