Skyrimーilex モーサルで謎を探る

Skyrimーilex モーサルで謎を探る

仕事を終えて一休みしにきた住民と入れ違いに外に出る。

辺りはすっかり暗くなっている。
ヘルギを探し出さないとね。

松明を片手に、きょろきょろと何かを探す素振りを見せる男が目の前を歩いていることに気が付いた。

リディア:なにかお探しですか?
ソンニール:ラレッテを、妻を見ていないか?
ilex:奥さん?奥さんがいなくなったの?
ソンニール:ずっと探しているんだ
エリク:にげr
ilex:エリク、お黙り

3人が何も知らないと判断したソンニールは礼も言わずに、その場を離れて行った。

火事に行方不明者に・・・この町はどうなっているんだろう?
3人は顔を見合わせ、溜息をついた。

気を取り直して、ヘルギを探そう。

宿屋の裏手に小高い丘へと続く細い道を見つけた。
日中まったく気が付かなかった道だ。
腰に付けたランタンに火を灯し、慎重に進んで行く。

道を登りきった場所は・・・墓地?
様子を窺おうと近寄ると、影から何かが飛び出してきた。

エリクとリディアがあっという間に何者かを切り伏せる。
見開いた目が赤く光る。

ilex:これは・・・?
リディア:従士様、これは・・・吸血鬼です
エリク:なんでこんなところに

どうやら、この吸血鬼は墓を掘り起こしているところだったようだ。
まさか、と思いながら棺に声をかける。

棺の中からヘルギの声が聞こえてきた。
足元に倒れている吸血鬼の名はラレッテ。ラレッテはヘルギの家に火を放つように言われていたらしい。
でもやりたがらなくて、ヘルギだけでも助けようとしたというのだ。

ヘルギの首筋に冷たいキスをしたと言う。
冷たいけれど、熱いキス。

ヘルギの話を聞いている最中に、後ろから叫び声が聞こえてきた。
振り返ると、ソンニール。
ああ、そういえばラレッテを探していると言っていた。ラレッテ?

ilex:奥さんのこと聞きたいんだけど
ソンニール:ラレッテのこと?ストームクロークの仲間になると言って出て行った
リディア:ストームクローク???
ソンニール:アルバがそう言っていたんだ
エリク:(足元で死んでるのがラレッテだけど)

ここでもアルバの名前が出てきた。
もしかして・・・ラレッテは操られていた?

ソンニールは何故か躍起になってアルバを庇うような言動をする。
ふんっと鼻を鳴らし、ソンニールとの会話を打ち切るilex。

宿屋の女将に話を聞いてみるか。



宿屋に入ると温かな空気に思わずほっと溜息をつく。

寛いでいた黒髪の女性がilexに声をかけてきた。

???:ラレッテを楽にしてやったんですってね
リディア:!!?
ilex:・・・あんたは誰?
アルバ:あらあら、そんな怖い顔しないでよ。私はアルバよ。ね、君はなんて名前なの?

見ると、エリクがぼんやりとした眼差しで女性に魅入っていた。
ilexがエリクの足を思い切り踏みつける。

その衝撃でぼんやりしていたエリクの瞳が元に戻った。
リディアが思わず前に出てエリクを背に庇う。

嬉しそうに、楽しそうに笑うとアルバは近くにいた住人と酒を呑みだした。

女将のジョナが手招きしているのが見える。この場を離れたほうが良さそうだ。

ジョナ:大丈夫?
ilex:エリク、何があったか話しなさい
エリク:いやー、なんかさ・・・。あの目に見つめられると、頭がぼんやりしちゃって
リディア:・・・
ilex:そうだ、ラレッテって知ってる?
ジョナ:ラレッテ?彼女は戦争が始まった時に家を出たと聞いているわ

家を出る前にアルバに会っていたとか、ソンニールは言ってましたよ。とジョナは温かい飲み物を出しながら説明する。

アルバに話を聞かないと駄目なようだ。
しかし住民(特に男性)の目があると、なにかと面倒くさい。

夜が明けてから、アルバの家に行って話をすることにしよう。
ジョナにベッドを用意してもらい、休むことにした。


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