Skyrimーilex カイネスグローブを目指す

Skyrimーilex カイネスグローブを目指す

ハイフロスガーからリフテンへ赴き、マーキュリオに声をかけようと言うilex。
ドラゴンとの闘いに魔法の力を借りるのは良い考えだと思うとリディアも同意する。

見知らぬ人物の話をされてエリクはきょとんとした顔をしている。

ilex:そもそも、なんでこんなことになったのかと話してなかったわね
エリク:シャウトのこととか?
リディア:ああ、確かに。エリクには話をしていませんでしたね
ilex:私、元々ウィンドヘルムにいてね。リフテンにいる幼馴染を助けるために逃げ出したんだけどさ

エリクは目を丸くしながら、ilexの話を聞いている。
ストームクローク兵と共にヘルゲンに連れて行かれ、斬首寸前でドラゴンの襲来があった事。
ドラゴンボーンと呼ばれる存在であるらしい事。などなど・・・。
リフテンで知り合ったマーキュリオという魔法使いの傭兵に同行を求めるというと、魔法使いかぁとエリクは呟く。


リフテンに辿り着くと、早速ハニーサイドへ。
熱心に本を読んでいたマーキュリオは虚を突かれ、一瞬誰が来たのかわからないといった表情で3人を見つける。

ilex:マーキュリオ!同行よろしく
マーキュリオ:は?え?ああ、ilexか。なんなんだ?
リディア:お久しぶりです。実はですね、ドラゴンに関することで・・・手を貸して頂きたいのです
ilex:暇でしょ?
マーキュリオ:お前なぁ・・・。まぁいいだろう。で、そいつは誰だ?
エリク:僕はエリク。よろしく。

あまり愛想の良い男とは言えないマーキュリオは、口の中でもごもごと挨拶をしながら立ち上がった。



ショールストーンを抜け、更に山道を下って行く。

エリクは魔法使いと知り合いになったのが初めてで、あれこれとマーキュリオに質問をしている。
どうやって魔法を使うのか。
どこで学ぶのか。ウィンターホールド大学で学んだのか。
僕にもできるのか。

助けを求める様にマーキュリオはilexに視線を投げるが、気づかないふりをして先を急ぐ。

遠くに沢山の・・・池?湯気が上がっているように見える。

久しぶりに泳ぎたい!と居ても立っても居られなくなったilexは、リディアが制止するのも聞かずに崖を駆け下りて行く。
慌てて後を追う3人。

リディア:じゅ、従士様!!!
ilex:みんなは後からゆっくりきてー!!
マーキュリオ:おい、待て!
エリク:ilex---!なんか遠くにドラゴンぽいのが見えてるよーーーーー

エリクの台詞を聞いて、ふと見上げるとドラゴンが円を描いて飛んでいる姿を捉えた。

咆哮が脳天に響く。
なんと甘美な感覚だろう。

思わず近づいて行くと、ドラゴンがilex目掛けてブレスを吐き出した。
大慌てで追いかけてきた3人と合流し、ドラゴンと戦う。

リディアが剣を弓に持ち替え、マーキュリオと共に対空のドラゴンに対して攻撃を仕掛ける。
止めを刺したドラゴンにilexが近づくと、ドラゴンソウルが体の中に流れ込む。

マーキュリオ:今、何かがお前の中に流れ込んだな?
ilex:そうか、マーキュリオは初めてみたのか。そうそう、ドラゴンの力を取り込むのよ
マーキュリオ:ふむ。それで、それをどうするんだ?
ilex:それを力に変えて・・・こうする!

「Fus」「Ro」「Dah」!!!
ilexがマーキュリオに向かってシャウトを吐き出す。

思いがけない突風に足を踏ん張り、なんとか堪えたマーキュリオは顔を上げると、これが声秘術か!と嬉しそうだ。

ドラゴンがいたということは、竜語の壁があるということだ。
円を描いて飛んでいた山だろうと当たりをつけ向かうことにする。


ボーンストレウン山脈「冷気」




ilex:寄り道はここまでにしたいと思います。

新しいシャウトを覚えたところで、いい加減カイネスグローブへ向かわないとね・・・。

地図を確認すると、この場所とカイネスグローブは然程離れていないようだ。
日が暮れる前に辿り着くことができるだろう。

カイネスグローブに近づくにつれ、ちらちらと雪が舞い降りてきた。
宿屋で暖まらせてもらおうと小走りになると、向こうから青ざめた女性が駆け寄ってくるのが見える。
来てはだめ!ドラゴンが・・・!と叫んでいるのが聞こえるではないか。

デルフィンが言っていたドラゴンだろうか。
女性をなんとか足止めして、詳しいことを聞きだそうとするが、「古墳」や「ドラゴン」といった単語しか理解できなかった。

エリク:古墳?どこ??
イドラ:ほ、北東のほうに
ilex:向かおう
リディア:家の中に入っていてください。外にいては危ないですよ
マーキュリオ:ilex、なにか感じるのか?

イドラを家に戻し、カイネスグローブを後にした。
ilexはドラゴンの咆哮が聞こえないかと、音を聞くことに集中する。

次の瞬間、ばさりと大きな羽音とともに、竜語が聞こえてきた。


サーロクニル!ジール、グロ、ドヴァー、ウルセ!

いた!!!
4人はドラゴンを目で捉え、後を追いかける。

あのドラゴン。もしかして。
ilexの心臓がドキドキしだした。
あれは、ヘルゲンで遭遇したドラゴン、アルドゥインだ。

あいつ、いったいここで何をする気なの・・・?
本当にデルフィンが言うように、古墳から復活するとでもいうの?

アルドゥインが古墳に向かって、再びシャウト(竜語)する。

古墳の土が盛り上がり、中から大きな骨のドラゴンが這い出してきた。


↓ 一押しいただけると中の人が大喜びします!※別窓開きます


コメントは受け付けていません。