Fallout3 Patrick道に迷う

北西セネカ駅から地上へ。

来た道と違うルートでメガトンへ戻ってみない?とPatrickがカロンに尋ねる。
『ちょっと遠回りになるとは思うけど、どうかな?』
「主の好きにするといい。」
『じゃ、出発!』

ドッグミートを並んで駆け出すPatrick。

そっちはメガトンとは真逆の方向ではと思ったが、何も言わずカロンは後を追いかけた。



攻撃してきたMr.ガッツィーを倒し、橋を渡り切ったところで、ふとPatrickが立ち止まる。

「どうした、主よ。」
『あー・・・うん。』
口ごもるPatrickにカロンが先を促す。

『えーと。』
「なんだ?」
『・・・ここ、どこだろう。スプリングベール小学校くらいに辿り着いてる予定だったんだけど・・・。』
カロンがまじまじとPatrickの顔を見る。
「北西セネカ駅を出た時に、左に曲がっただろう?メガトンとは真逆の方向だ。」

『気づいてたんなら言ってよ、そういうことは!!!』

くるりとカロンに背を向けると足早に先を進んで行く。
ドッグミードがPatrickの後を追いかけて駆けて行くのを、首を傾げながら眺めるカロン。

日が傾き始めてきた。
暗くなる前に、寝る場所を探したほうが良いだろう。


MDPL大型中継ステーション

住処にしているレイダー達を片付ける。
食事の跡や無線機なんかは見つかったが、肝心の寝床が見当たらない。どこか他の場所にあるのだろうか?

ぐるりと辺りを探すと、階段の下に扉を見つけた。


※中には名有りのレイダーが。名前のついた頭防具(トーチャーマスク)入手。あんまり強くはなかったけど・・・。カロンが扉を開けた瞬間にショットガンを撃ち込んで倒すの図。

中にいたレイダーを倒し、一息つく。
奥にベッドもあるし、ここなら休めそうだ。

『・・・。カロン。』
「どうした、主」
『その、さっきは怒鳴ってごめん。方向音痴な僕のせいなのに。』
「・・・。」
『たださ、この先僕が変な方向に行こうとしたら、ひとこと言って欲しいんだけど。』
「・・・主が望むなら。」
『できそう?』
「・・・。」
カロンが困ったような顔をして頭を掻いた。
代わりに、ドッグミートが元気よくワンと吠えて、2人の間をぐるぐると回る。
頭を撫でてやると、ちぎれんばかりに尻尾を振った。

テーブルの上にあったポークビーンズなどを失敬し、空腹を満たす。
『じゃあ、おやすみ』
こうなったら、いけるとこまで行ってみようかなと考えながらPatrickは眠りについた。



翌朝。
朝日を浴びながら、Patrickがカロンに提案する。

『レイダーとかじゃなくて、人が暮らしている街とか見つけよう。』
「心当たりがあるのか?」
『ない。』
あまりにもきっぱりと言い切るPatrickに一抹の不安を感じ、カロンはじっと見つめる。
とはいえ、それを否定するつもりもないので、元気よく走り出すPatrickとドッグミートを後ろから追いかけて行った。

ロックブレイカー最後の給油所で、エンクレイブ・ソルジャーを灰に。


レイダーを倒し


スーパーミュータントに喧嘩を売る。

やれやれとカロンが一息ついていると、Patrickが遠くを指さした。
看板らしきものと、飾りなのか、ライトが沢山見える。

『よし、ドッグミート。どっちが先に辿り着くか競争だ。』
わんわん!
『よーい、スタート!』
わんわんわん!!


リトルランプライト



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