Skyrim – Lucius ホワイトランを目指す

ソリチュードから道なりに進み、まずはドラゴンブリッジを目指す。

山間の小さな村落といった風情だ。
帝国兵が見張りをしているのが見えたが、暇そうに欠伸をしている。
暢気なものだ。

竜の頭に模された飾りのある石橋を渡り、更に南下する。

あまりにのんびりとした光景に、今が戦時であることを忘れそうになる。

腕がなまりそうだ。
Luciusが不機嫌そうにそんなことを考えていると、矢が馬の足元に撃ち込まれた。

???:おいおい、獲物が自分から飛び込んできたぞ!
???:殺されたくなかったら、身に着けている物をすべて置いてきな!

どうやら知らぬ間に山賊の住処に迷い込んでしまったようだ。
無言で馬から降りると、尻を叩いて馬を遠ざける。

降参か?と山賊がにやにやしながら近づいてきた。

Lucius:降参?それは、こちらの台詞だ。
山賊:くそっ!!殺せ、殺せ!!!
山賊:てめぇ、死にやがれ!!!

襲い掛かる山賊を次々と倒していく。

血だまりに横たわる死体を見ながら、自分は戦いに飢えているのだろうかと自問する。
シロディールでは常に戦地に赴き戦っていた。
幼少の頃からだ。
戦術や戦略を教え込まれ、戦い、勝利することを求められてきた。

それを求める父が居なくなった今、俺は、どうしたいのか。
・・・Alessandroに駒のように使われるのだけは、ごめんだ。
あいつを潰す、それが願い。
俺の領地を取り戻す。

Skyrimで地位を上げて、Alessandroの領地に攻め込むのもいい。

そんなことを考えていると、馬がLuciusの肩を小突いた。
戦いが終わったことを見計らって、戻ってきたらしい。
賢いな、お前は、と鼻面を撫でると得意げに身を震わせた。



ロリクステッドを抜ける。

暗くなる前にホワイトランへと辿り着きたかったが、雨が降ってきてしまった。
ロリクステッドへ戻るにも、半端な距離だ。
平地を見つけて、テントを建てる。
今夜はここで一休みすることにしよう。

地図によれば、ロリクステッドとホワイトランの中間あたりの場所のようだ。
ドーンスターはストームクローク寄り、ホワイトランは今のところ中立。モーサルは通りがかったが、立場は不明。
あとは・・・マルカルス、ファルクリース、リフテン、ウィンターホールドか。

それぞれの立場を後で確認しておかなくてはな。

すぐ手に取れるように、剣を抱いたまま、Luciusは眠りへと落ちて行った。



目を覚ますと、雨は上がり、太陽が山の間から顔を覗かせていた。
馬がのんびりと周りの草を食んでいるのが見える。

残り火を熾して湯を沸かし、軽く食事を取ると、ホワイトランへと馬を走らせた。

半分崩れたような砦を越え、監視塔を横目に進むと、遠くに城壁と大きな城が見えてきた。
あれがホワイトランか。

中に入る前に、アドベンタス・カエセニウスの依頼を片付けることにしよう。
指定された場所は、ホワイトランの東にある空き地だ。

ホワイトランの周りの地形や農場などを頭に叩きこみながら、指定の場所へと向かう。



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