Fallout3 Patrick、Dr.リーに出会う
カロンを雇うために2000キャップを支払って、手持ちがほとんどなくなってしまった。
メガトンの家に溜め込んでいる武器や防具を整理すれば、そこそこのキャップになりそうだなとPatrickは考えた。
『カロン、一度メガトンに戻ろうと思うんだ。』
「わかった。主の行きたい場所へ行くだけだ。」
『ドッグミートもいいか?』
わんわん!
メガトンの自宅に戻り、棚から武器や防具を取り出す。
カロンはショットガンを使うので、弾薬を手渡し防具も整える。
※コンパニオンは初期の武器を使っていれば弾切れ起こさないんだけど、ついつい渡してしまう・・・。不死属性ではないので、死なないように、良い防具も渡したい。
モイラの所で不要なものを売り、キャップに替える。
欲しい弾薬が売っていなかったのでリベットシティへと移動。
そういえばリベットシティの中で、まだ見て回っていない場所があることを思い出した。
興味の赴くままに歩き回るPatrickの後ろを、カロンは黙ってついてくる。
「主よ。」
『なに?』
「いったいどこに向かっているんだ?」
先ほどから同じ場所をぐるぐると回っているように思えたカロンは、思わずPatrickに声をかけた。
『あー・・・。』
バツが悪そうな顔をして、Patrickが頭を掻く。
『・・・ごめん。迷った。』
※リベットシティは狭い中で階段を上り下りするので迷うのです・・・。
ラボのような場所に出た。
こんなところで何を研究しているのだろう?
なにやら言い争いをしている二人を眺めていると、見慣れぬ侵入者に気づいた女性がPatrickを睨みつけてきた。
「ここは一般人は立ち入り禁止よ。出て行きなさい。」
『あ、ごめんなさい。でも、僕は』
「聞こえた?立ち入り禁止なの。もううんざりだわ・・・。」
『僕は、父さんを探してて。Vault101から訪ねてきた男性はいませんでしたか?』
Patrickを追い払おうと背を向けた女性は、Vault101と聞いて思わず振り返る。
まさかジェームズの息子さんなの・・・?と呟いたのをPatrickは聞き逃さなかった。
どうやら父親の事を知っている人物のようだ。
ようやく、父の手がかりを手に入れることができるかもしれない。
Dr.リーと名乗る女性から、父親が研究を投げ出してPatrickを連れてVault101へ移って行ったこと、母親は難産でPatrickを産むと死んでしまったこと等を聞かされる。
彼女は、父親ジェームズが研究を投げ出して行ったこと恨んでいるようだった。
しかし、それもわからないでもない。
一緒に取り組んでいた研究を投げ出すなんて。父さんらしくない。
この場所で何とか研究を立て直そうと必死になって取り組んでいたDr.リーの元に、最近父ジェームズが訪ねてきたと言う。
『え?父さんがここに?』
「そうよ。捨てて出て行ったのに、よく戻って来れたもんだわ。」
『一体、何をしに・・・?』
「浄化プロジェクトを復元すべきだと言ってきかないの。もう遅すぎると言ったけど。」
リベットシティの北西にあるジェファーソン記念館。
そこにいるだろうと教えて貰う。
クエスト:Scientific Pursuits 開始
Dr.リーに礼を言い、ラボを後にした。
後ろからついてきたカロンがPatrickに声をかける。
「主よ。」
『うん?』
「これからどこへ向かう?先ほど言っていたジェファーソン記念館か?」
カロンに向き直ると、一瞬考え込み、そしてきっぱりとした口調でジェファーソン記念館にはまだ行かない、と宣言する。
『僕は。』
「・・・。」
『スリードッグとの約束をまずは果たしたいと思う。技術博物館へ行くよ。』
「主が満足なら、それでいい。俺はついていくだけだ。」
いざ、技術博物館へ!
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