
※注!
クエストMOD「Forgotten City」を進めて行くので、ネタバレ見たくない人やこれからプレイする予定のある人は、先に進まないでください。
マーキュリオ:Jade、気を抜くな!後ろにいるぞ!
Jade:このーーー!!
宮殿内の探索を続ける2人に、焼けただれた死体が襲い掛かる。
この死体たちは、何故今でも宮殿を彷徨い歩いているのだろうか。
ドラウグル・・・とは、ちょっと違うな。
そんなことを考えていると、マーキュリオが地下へと続く通路を見つけた。
何か秘密が隠されているかもしれない。用心して進もう。
※地面が水のように見えますが、テクスチャが表示されないだけのようです。自環境では、この宮殿地下は壁や地面が正しく表示されないことが多々ありました。
地下でも焼けただれた死体や焼け焦げた恐怖(と言う名前の亡霊?)に襲われる。
棺桶が高く積み上げられていて、道幅は狭く迷路のようだ。
慎重に、敵を倒しながら進んで行くと、部屋の真ん中に祭壇のようなものがあるのが見えてきた。
マーキュリオ:これは・・・祭壇?しかも、死霊術の祭壇のようだな
Jade:あ、日記があるよ。どれ・・・
マーキュリオ:何が書いてある?
Jade:・・・死者に、この都市で何があったのか口を割らせるようにしてたみたい。どういうこと?
マーキュリオ:この都市では、何年かの周期で炎によって大量に死亡している、と書いてあるな。確かに今まで見てきた様子と一致するようだが・・・「特定の周期」?
2人は顔を見合わせる。
地下には、これ以上の探す場所もないようなので、上階へ移動することにしよう。
争ったような跡が残っている。ここで死体や死霊に襲われた人物がいるということだろう。
そういえば、ナルナプスという人物が謎を解こうと、この場所を訪れて戻らないとブロルが言っていたことを思い出す。
焼け焦げた死体なんかはたくさん見たけど、それらしい人物や死体は見かけていないような・・・。
そんなことを考えていた矢先に、地面に転がるナルナプスの死体を発見する。
どうやら焼け焦げた死体たちに襲われたようだ。
ブロルに、ナルナプスがなくなっていたことを知らせなければ。
何か、形見になるような物はないかと探すと、机の上に一冊の日記が置いてあることに気が付いた。
日記には、ナルナプスが奇妙なエネルギーを使って、20体以上の死体を蘇られたと書いてある。
そして、その死体たちに追い詰められていると。
ページを捲るJadeの眉間に皺が寄った。
マーキュリオ:どうした?
Jade:・・・うん。なんか自分を復活させるとか、暗く美しき存在とか
マーキュリオ:?どういうことだ?何か、邪悪な力に身をゆだねたと、そういうことなのか?
Jade:わからない・・・。ん? 後ろを振り向いてみろ?
Jadeとマーキュリオが振り返ると、そこに蘇ったナルナプスの黒い影があった。
赤い目でJadeを睨みつけ襲い襲い掛かる。
ナルナプスは、この都市の秘密を探り出そうと死霊術を駆使した。
そして・・・自身も取り込まれてしまったようだ。
2人で力を合わせて、ナルナプスを片付ける。
ナルナプスがいた広間の先にある扉を開くと、バルコニーに出た。
高い場所から、都市を見下ろす。
マーキュリオ:・・・なぁ。
Jade:なに?
マーキュリオ:ちょっと考えてみたんだが、来るときは棺桶に登って、管を伝って、中に入ったじゃないか
Jade:うん。・・・あ。
マーキュリオ:そう。戻る道が・・・ないんだ。
Jade:確かに、宮殿内から外には出れそうもないな。扉は大きなつっかえ棒で開かなように固定されてたもんね
そう、とマーキュリオが溜息をつき、遥か下に見える湖を指さす。
Jade:飛び降りるってことかな? マーキュリオ:それしかなさそうだ。
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