Skyrim – Lucius ドラゴンと対峙する

Skyrim – Lucius ドラゴンと対峙する

リバーウッドでハドバルと別れ、Luciusは一路ホワイトランを目指す。

ハドバル:じゃ、またな
Lucius:・・・ああ
ハドバル:ドラウグルは俺のほうが多く倒したから、俺の勝ち
Lucius:(ため息)

片手を挙げて別れの挨拶をすると、ハドバルは金の爪を返しに雑貨屋へと向かった。

ドラゴンズリーチが見えてきた辺りで急に雨に見舞われた。
濡れないようにと早足で駆け出す指示を出した途端、馬が嘶き脚を蹴上げる動作をした。
きらりと光る刃が見える。

Lucius fighting the assassin

暗殺者が襲い掛かってきた。
容赦なく剣を振り下ろし始末すると、懐を漁る。
闇の一党からの指示が描かれたメモが出てきた。

またか。
Luciusは唇を噛み、手紙を証拠としてしまい込んだ。
兄は、どうやってもスカイリムの地でLuciusに死んでほしいようだ。
領地を取り戻すまで死んでたまるか。



ドラゴンズリーチのファレンガーの元を訪れると、見知らぬ人物と何やら議論を交わしているところだった。
フードを目深に被り顔を見ることができないが、声から判断すると、どうやら女性のようだ。
調査が進んでいることに満足している、というようなことを言っている。

Luciusが姿を現すと見知らぬ人物はふつと黙り込んだ。

ファレンガー:おお!戻ったのか!それで?どうだった???
Lucius:これなのか?
ファレンガー:ほ、ほんとにあったのか!?お前は、いつもの役立たずどもとは大違いだ
Lucius:それで?これをどうするんだ?

自慢げに、ドラゴンストーンの解析をするのだとファレンガーが話していると、イリレスが部屋に飛び込んできた。
緊急事態だと訴えるイリレスの後を2人で追いかける。

兵士が首長に、ドラゴンが、見えた、南からやってきたと息を切らしながら話している。
Lucius達を連れて戻ってきたイリレスに気付いた首長が兵士を労い休むように指示した。

request from Balgruuf the Greater

そして、厳しい顔でLuciusに向き直ると手助けを求める。

バルグルーフ首長:戻ってきて早々すまんが、もう一つ頼まれて欲しい。
Lucius:・・・どういうことでしょうか
バルグルーフ首長:兵士の言葉を聞いたと思うが、西の監視塔でドラゴンの姿を見たと言うんだ。イリレスと一緒に行って、確認して欲しい
Lucius:私は・・・

バルグルーフ首長は、わかっているというようにLuciusの言葉を身振りで遮る。
早く答えを出せと言うんだろう?しかし、ドラゴンに襲われる危険がある中で、帝国に返事をすることなどできない。
まずは、ドラゴンが本当に襲ってきているのか確認する必要があると言う。

早くソリチュードへ戻りたいという気持ちと、本当にドラゴンがいるのか確認が必要だという気持ちが鬩ぎあう。
そして何故ドラゴンが襲ってくるのかも。
仕方がないと溜息をつき、Luciusはバルグルーフ首長に西の監視塔へ行くことに同意した。

Luciusの返答に満足げに頷くと、バルグルーフ首長はイリレスに、偵察の為に行くのであって死か栄光かなどばかげたことはしないようにと釘を刺した。

2人の脇ではファレンガーが目を輝かせて、自身の同行の指示を待ちわびている。
首長とイリレスが呆れたようにファレンガーを見つめた。



ホワイトランの大門近くにある衛兵の休憩所前で兵士たちと合流し、西の監視塔を目指す。
近づくにつれ、焦げた臭いが鼻につきだした。

Western Watchtower

イリレスは衛兵に外の様子を調べる様に指示を出し、自身は塔の中の生存者に声をかける。

イリレス:いったい何があったの!?
ホワイトラン衛兵:来るな!まだ近くにいる!
イリレス:ドラゴンなの?確かにドラゴンだったの?答えなさい!
ホワイトラン衛兵:駄目だ!戻れ!

悲鳴に近い叫び声が、何かの吠える声にかき消された。
ばさりという羽ばたきの音と黒い影。

ドラゴンだ!!
そう叫びながら、イリレスと衛兵たちが黒い影に向かって弓を射る。

本当にドラゴンがいたのか。
気付くと、自分の前に立ち塞がる、その巨大な敵に向かって走り出していた。
衛兵たちの弓に耐え切れなくなったのか、地面に降り立つと、ドラゴンは大きな声で吠えた。

Dragon

今よ!とイリレスが剣を手にドラゴンに躍りかかる。
衛兵の弓やイリレスの攻撃に気を取られているドラゴンの頭に手をかけると、一気に駆け上り、剣を突き立てた。

battle with dragon

battle with dragon

断末魔の叫び声を上げ、そして、どうとドラゴンが倒れた。

周りから歓声が上がる。
ドラゴンを倒したぞ!!やったぞ!!
衛兵たちは大喜びだ。

息を整えると、Luciusはちらとイリレスを見やる。
彼女はドラゴンを倒すことができて、ほっとしているように見えた。
しかし、すぐに表情を引き締めた。

イリレス:よくやったわ。ドラゴンが死んでいる。これではっきしりたわね。やつらは殺すことができるのよ!
ホワイトラン衛兵:我々たちだけで、やったんだな・・・!
Lucius:・・・
イリレス:あなた、首長へ状況の報告をしてちょうだい。首を長くして待っているはずだわ
Lucius:わかった。伝えてこよう

ほら、これ。とイリレスが何かを投げてよこす。
見ると・・・鱗?
ファレンガーが研究するのに必要かもしれないからと、イリレスが剥ぎ取ったもののようだ。
確かにドラゴンを倒した証拠にはなるだろう。
荷物入れに仕舞い込むと、イリレスたちと別れ、ホワイトランへと向かった。



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