父ジェームズの後を追い、研究ラボへと向かう。
「マジソン!」
急に研究室に飛び込んできた人物を訝し気に見つめるDr.リー。
「浄化プロジェクトを再開させるぞ!」
「え、もしかして・・・ジェームズ?戻ってきたの!?」
ジェームズを追いかけてやってきたPatrickに気づくと、信じられないといった顔をした。

ジェームズはDr.リーに向かって、G.E.C.K.がプロジェクトを成功させるためにカギになる。見つけ出さなくてはと興奮気味に説明する。
「ジェームズ、信じたいのはやまやまだけど・・・・。」
「マジソン、信じられないかもしれなけど本当のことなんだ。ブラウン本人とも話をした。」
Dr.リーは頭を振る。
そんな反応も仕方がないことだ。
急に姿を消した父が、姿を現したかと思えば、また消えて。
ようやく戻ってきたら、今度は失われたG.E.C.K.の話をする。
しかしジェームズはそんなDr.リーの逡巡を気にもせず熱く熱く浄化プロジェクト再開に向けての計画を話す。
リベットシティにある施設だけではプロジェクトを再開させるのは難しいとDr.リー。
ジェームズは元々研究を行っていた旧ジェファーソン記念館の端末を動かせばいいと言う。
「・・・わかったわ。研究員たちに話をして皆で移動する。全部終わったら1杯奢ってもらうわよ!」
Dr.リーとの話を終えたジェームズはPatrickに向き直る。
「さて、俺は浄化プロジェクトに戻るよ。ジェファーソン記念館にあるコンピュータならG.E.C.K.の在処を割り出せるかもしれない。」

『わかった。でも・・・記念館は安全なの?前にスーパーミュータント達がいたのを見たよ。』
「奴らが来たら追っ払うさ。で、お前も・・・来るか?」
ちらりとカロンを見ると、Patrickに視線を向けずに少しだけ頷いた。
『うん。父さんと一緒に行くよ。プロジェクトを成功させよう。』
ジェームズが心底嬉しそうに笑う。
じゃあ、あとで記念館で会おうと言い残すと、Dr.リーと計画を話すために立ち去って行った。
防具の修理や銃弾の補給を行ってから、ジェファーソン記念館へと向かおう。
リベットシティを出て、再びジェファーソン記念館へ。
前回スーパーミュータント達を片付けてから時間もそう経っていないし、しばらくの間は姿を現さないだろう。

中に入ると、リベットシティのラボにいた人たちがうろうろしている。
みんな手伝ってくれるということか・・・。

※とはいえ、急に現れたジェームズにムカついている人もいるわけで・・・
それにしても父さんはどこにいるんだろう。
ここにあるコンピュータでG.E.C.K.の在処を探すって言ってたな。
Patrickは記念ドームに大きなコンピュータがあったことを思い出す。
『あっちにコンピュータあったよね?』
「・・・コンピュータ?」
『そう。大きな機械。』
記念ドームの扉を開けると、ガラス張りの建造物があり、ジェームズやDr.リーが忙しそうに動き回るのが見えた。
ここで、母さんと父さんが研究していたんだと、改めて胸が締め付けられる思いがした。
父さんはここを離れるとき、どんな気持ちだったんだろう。
Patrickに気づいたジェームズが2階から手を振る。
「よく来たな。ここで・・・みんなの、母さんの夢を叶えるんだ。」
『この大きな装置は・・・?』
ジェームズは誇らしげに水の浄化装置だと説明する。

長らく使われていなかったため、あちこち修理が必要そうだ。」
まずは動くかどうかを確認しなきゃならない。
「メインフレームを動かすために電源を入れてほしいんだが・・・。」
『わかった。電源だね。』
「そこにたどり着くためには水を排除する必要がありそうだ。調整ポンプへはアクセストンネルを使うといい。」
『ええと・・・調整ポンプを動かして水を抜いてから、メインフレームの電源を入れるってことか。』
「そうだ、わかってるじゃないか。さすが俺の息子だ!」
満面の笑みでPatrickの頭をぽんと叩く。
ああ、懐かしいな。小さい頃、よく父さんが頭をなでてくれたっけ。

気をつけろよ、と一声かけるとジェームズはDr.リーと話をするために離れていった。
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