Fallout3 The Water of Life(4)

Dr.リーの後を追いかけ、下水へと向かう。

くそ、どうして・・・。父さん・・・!
エンクレイヴはどこから、浄化プロジェクトの話を聞いたんだ?
なんで父さんが死ななきゃならなかったんだ?


※下水から逃げ出すときに何度もカロンが死んでしまうので、Patrickのレベル上げをしました。そのために先にDLC(Operation: AnchorageとMothership Zeta)をプレイせざるを得なくて・・・。なのでPatrickやカロンが使ってる武器と防具が変わってます。



梯子を下りるとDr.リー達がPatrickを待ち構えていた。
『・・・ここは?』
「ここからBrotherhood of Steelの要塞へとつながっているはずよ。」
『B.O.S.の要塞・・・?』
「質問はあとにして!あなたは私たちを安全に連れ出す必要があるのよ!」

Dr.リーの物言いにカチンときたPatrickは、しばらく返事をせずにDr.リーを睨みつけていた。

「主。進もう。」
『・・・うん。』
「勝手に先に進まないでよ!」
『・・・。黙って僕の後をついてくればいいだろう。余計なことを言うな。』
「なんですって!」
『文句があるなら、勝手にすればいい。』
そう言い残すと、カロンの背を押し先へ進む。

八つ当たりなのはわかってる。
父さんは、浄化プロジェクトを守りたかった。
そして、そのプロジェクトを実現できるのは今やDr.リーしかいないのだ。

それでも。

そんなことを考えていると、Patrick達を探し回っていたエンクレイブソルジャーに見つかってしまった。
『この・・・!!お前らのせいで・・・!!』

※3~5人くらいのエンクレイブソルジャーが出ます。レーザーライフルとか痛い。
カロンが特攻隊長よろしく単独で突っ込んでいき死んでしまうので、ドッグミートとカロンを離れた場所で「待て」してからPatrick一人でエンクレイブを片付けました。どうやっても死んじゃうんだもの・・・。

下水をどんどん進むと、今度はグールたちが待ち構えている。


フェラルグールに


光し者


時々後ろを振り返ってみるが、エンクレイヴが追いかけてくる気配はないようだ。
「あと少しよ!」
Dr.リーが研究者たちにそう声をかける。

パワーアーマーを着たB.O.S.の兵士に声をかけようとすると、後ろから悲鳴が聞こえてきた。
どこからともなく現れたグールたちが襲い掛かろうとしている。
Patrickが銃を構える間もなく、B.O.S.の兵士が火炎放射器でグールたちを焼き殺していく。

「ここは一般市民がくるところではない。はやく行きなさい。」



梯子を上り、外へ。
目の前に大きな建物が見えてきた。これが、要塞・・・?
「なんだ、おまえたちは」
扉の前に立つB.O.S.の兵士がPatrick達に声をかけてきた。

『僕たちは・・・ジェファーソン記念館から逃げてきたんだ。中に・・・入れてほしい。』
「断る。」

パラディン・ペイエルと名乗るB.O.S.の兵士はにべもなく拒否。

Patrickとパラディン・ペイエルのやりとりを黙って聞いていたDr.リーが、インターコムへと一直線に歩いていく。

「おい、お前!なにを・・・!」
「リオンズ!!そこにいるのはわかっているのよ!聞こえているでしょ!早く開けなさい!」

インターコムから、深々としたため息が漏れ聞こえてきた。

重たい鉄の扉が音を立てて開く。
Dr.リーがちらりとPatrickを見ると、顎で中に入るようにと示した。

リオンズ。
どこかで聞いたことがあるような気がした。
「どうした、主。」
『いや・・・なんでもないよ。とりあえず無事にたどり着けてよかった。』

カロンがまじまじとPatrickの顔を眺めている。
『・・・?なに?』
「俺は人間のことはよくわからんが・・・主、顔色が悪いようだ。休んだほうがいい。」
『あー・・・うん。そうだね。疲れたよ。本当に・・・』



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