Wasteland3 Ranger HQで

ビザールへ向かう前に、一度基地戻ろうと提案すると一同から賛成の声が上がった。

「そういやJodie.Bellは大丈夫かな。」
Zephyrがぽつりと呟く。



久しぶりに戻ってきたWraith達をみつけると、Jodie.Bellが声をかけてきた。
「ああ、ようやく戻ってきた!」
『・・・元気そうだ。』
「たっぷりと休んだからね。」


Jodie.Bell:私たちならきっとできるよ。まぁ、もうちょっと頑張らなきゃだめかもしれないけど

ちらりと後ろに控える仲間たちに視線を走らせる。
「ま、運転なら私に任せなよ。遠出するときは運転してやるよ。」

それにしても武器庫に人が配属されたり、医者が来たり。
人が増えたもんだとJodie.Bellは言う。

『一通り皆に声をかけてから休むとしよう。明日はビザールへ発つから、そのつもりで準備しておくように。』
応えるThanderたちを余所にZephyrはそっぽを向いていた。

パーカー医師:レンジャーズ、何か用かい?

※クエスト:Full Houseで仲間にするコロラドスプリングスのガレージにいた医師。治療と衣料品の販売をしてくれる。

Irv:やあ、レンジャーズ。また会えて嬉しいよ。何か用かい?

※クエスト「Don’t you be my neighbor」で基地で研究していいと誘うとやってくる。
クローン製造機を使って、クローンフォロワーをつくってくれる。
自立して動くので、戦闘で指示を出すことはできない。そして拳で戦う。武器防具の装備なし。

デルカド:まさか自分が、命を救ってくれた部外者に感謝する立場になるとは思ってもみなかったよ。でも、こうして感謝の言葉を述べている。ブライゴが、あいつが何を意図していたのかは分からないけど……まあ、君のおかげで僕はとても助かったと思う。だから、ありがとう。

※クエスト:Big trouble in little vegas でファラン・ブライゴの申し出を断っていて、デルカドが生き残っているとデイジー保安官が武器庫長に任命する。



クォンやLuciaたちに明日は早朝に出立すると伝えると、WraithはZephyrについてくるようにと指示を出す。
「あ?」
『・・・来いと言っている。』
小さく舌打ちすると、渋々と言った体でWraithの後を歩く。

リーダーに割り当てられたの部屋へ戻ると、Zephyrに椅子をすすめた。
「・・・。」
首を横に振るZephyr。
腕を組んだままデスクに寄りかかるWraithを黙って睨む。

『君は・・・、我々が何故ここにいるのか忘れてやしないか。』
「・・・。」
『プレサド少佐に、最後に何を託されたのか、今一度思い出してもらいたい。』
アリゾナから何故コロラドへ向かわなくてはならなかったのか。

アリゾナに食料や必要な物資を提供してもらう代わりに、総主教にレンジャーの力を貸す。
彼の子供たちの問題や彼の地位を狙うものたちからの脅威を排除する。
そして先発隊としてコロラドへ向かい消息を絶ったアンジェラ・デスたちのチームを見つける。

『そして君は。』
急に自分のことが話題になったZephyrは、眉根を寄せてWraithを見る。
『君の弟と少佐の仇を討つんだろう?』
「・・・うん。」

総主教が気に入らないのはわかった。好きになれとは言わない。

『だが、我々の任務を台無しにするような真似をしたら、俺は君を許さないだろう。わかるな。』
今までも何度かZephyrを制する際に出していた冷たい声音が、聞こえてくる。
にこりともせず、WraithはZephyrを見つめた。

「あのくそ親父の・・・犬になるのかよ。」
弟の、サムの形見であるタグを握りしめながらZephyrが呟く。

『あのくそ親父が、アリゾナだけじゃなくコロラドの人々のためにもならないと判断したときは、その手を噛み千切ってやるまでだ。』

だから、色々な人たちから話を聞く必要がある。
色々な人たちの力を借りる必要がある。
むやみやたらに噛みつくのが得策ではないことは君もわかっているだろう。

「・・・でも、ドーシー一家は許さない。」
『奇遇だな。そこに関しては意見が一致しているようだ。』

話はそれだけだと言うと、明日は早いから休めとZephyrを部屋に戻した。



翌朝、一行はKodiakに乗り込むと地図を確認する。
ビザールはコロラドスプリングスから南東の場所にあるようだ。
通信員のゴンザレスとビザーレについて確認をしていると、急に雑音が入った。

ブツと通信が切り替わる音がしたかと思うと、聞きなれない男の声が割り込んできた。

「エラストゥス・ドーシーだ、レンジャーどもよ。お前らは俺の弟ジャレトを殺したんだぞ、覚えてるか? 俺がお前らを見つける前に、臆病者みたいに逃げ出したんだろ。」



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