まずはマルカルスへ向かう。
途中、ストームクロークの残党に出会ったら、始末しながら進めばいい。
そんな話をしながらソリチュードの門を括り抜ける。
LuciusとDe Sylvaに不安そうな視線を向けるリディア。
Lucius:リディア
リディア:はい、従士様
Lucius:我々はこれからマルカルスへと向かう。各地の視察をしながら
リディア:はい。
Lucius:君はストームクロークとの戦いに大いに力を貸してくれた。もうホワイトラン・・・
De Sylva:もうすぐドラゴンブリッジが見えてくるぞ!!おい、Lucius!
De SylvaがLuciusとリディアの会話に割って入る。
リディアは何か言いたげな顔をしたが、大人しく2人から離れて行った。
リディアはホワイトランの首長から直々に預かった私兵なんだろ?
戦いも優秀だし、まだ手放すなとDe Sylvaは釘を刺す。
表情を少し曇らせたLuciusに、彼女だって君の役に立ちたいと思っているはずだと言う。
マルカルスへ着いたら、我々の計画を話そう。
騙すようにしてリディアを連れて行くのは本意ではないが、まだ暫くの間は手を貸してもらえるなら助かるとは思う。
渋々といった体でLuciusは頷いた。
ソリチュードから街道を南下してマルカルスへと向かう。
途中、ドラゴンブリッジという村があるとDe Sylvaは言う。
小さな宿と帝国の旗が掲げられた宿舎、村人が数人行き交う小さな小さな村。
こんな小さな村に帝国兵が駐屯しているのも思えば奇妙な話だ。

確かに、ここをまっずぐ進むとソリチュード。
突破されると厄介なことは事実だ。
だが、守っているのはソリチュードの衛兵らしき数人とぶらぶらと歩き回っている帝国兵だけ。
De Sylva:なんでここに帝国の宿舎があるんだって思っているな
Lucius:・・・まぁな
De Sylva:ここは対ストームクロークの意味もあるが、フォースウォーンが北上しないようにもしている場所なんだろう
Lucius:フォースウォーン?
リディア:リーチの・・・先住民ですね
Lucius:ほう?
リディア:マルカルスを制圧して、ウルフリックが彼らの王を捕らえて、マルカルスから追い出したんです
Lucius:・・・なるほど。故郷を追われた彼らは、その後どうしているんだ
De Sylva:そうだな、リーチの派遣を取り戻すためにノルドに喧嘩を吹っかけたりしてる。帝国に対しても牙を剥く
これから向かうマルカルスについて、リディアとDe Sylvaが因縁めいた話をする。
そうそう、と思い出したようにDe Sylvaが付け加える。
マルカルスには帝国も手を焼いていて、サルモールが口出しする隙を作ってしまったのだという。
サルモールが、こんなところにまで。
思ったよりも混沌としているようだな、skyrimは。
そんなことを考えながら山道を進む。
辺りが暗くなってきたからどこかで休もうとDe Sylvaが声をかけてきた。
先の様子を窺いに行っていたリディアが、山の上にカースワステンという村があるようですと道しるべで得た情報を持って戻ってくる。
仕方がない。カースワステンとやらで休ませてもらおう。
道を上っていくと、何やら男たちの言い争う声が聴こえてくる。
村人と・・・山賊か?傭兵か?柄の悪い男たちが睨みあっているようだ。

少し離れた場所で言い争いを観察する。
柄の悪い男たちが鉱山を占拠しているらしい。
安全を確認すれば立ち去ると言うが、村人は信用していない。
シルバーブラッドという名が飛び出すと、De Sylvaは不快そうな表情を浮かべた。
村人と傭兵たちが物別れに終わると、Luciusは傭兵と言い合いをしていた男に声をかけた。
Lucius:先ほどの言い合いを見ていた。あいつらは何者だ?鉱山に何故居座る
アイネサック:・・・何だアンタは
De Sylva:ちょっと立ち寄った旅人だと思ってくれればいい
アイネサック:旅人だか何だか知らないが、こんな時に立ち寄るなんてな
Lucius:あいつらが鉱山を閉鎖したのか?
アイネサック:この間フォースウォーンが出てな。やつらを退治するために派遣されてきたんだ
リディア:シルバーブラッドがどうのと言ってましたね
アイネサックは苦虫を噛み潰したように不機嫌そうな顔をする。
頼んでもいないのに、フォースウォーン退治にあいつらが派遣されてきた。
派遣したのはマルカルスのシルバーブラッド。
あいつらの腹の内なら嫌でも読める。
要は、助けてやった俺に鉱山をよこせというのさ。
アイネサックは三人を見つめた。
De Sylvaが小声でLuciusに耳打ちする。
チンピラみたいな傭兵どもなら俺たちで片付けるのはなんてことはない。
小さな道も一歩から。
この男に、この街に恩を売るのも悪くはない選択だ。
Lucius:・・・
De Sylva:なぁ、俺たちが力を貸そうか?
アイネサック:あんたたちが?そりゃ助かるが・・・
Lucius:鉱山から立ち去るように話をつけてこよう
アイネサック:話がこじれた時に備えて、戦う用意をしておくといい
リディア:そこは心配しなくて大丈夫ですよ
アイネサック:じゃ、頼むよ。ああそうだ。わしの家で一休みしてもいいぞ
アイネサックは三人の申し出を受ける代わりに、休む場所を提供してくれた。
この小さな村に宿屋はない。
休む場所の提供はありがたい話だ。
De Sylvaがにやりと笑った。

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