アイネサックの家で一休みしてから外へ出ると、あいにくの雨模様。
鉱山へ向かい、シルバーブラッドが派遣してきたという傭兵たちと話をつけなければ。
Lucius:シルバーブラッドとは、どんな一族なんだ
リディア:あまりいい噂は聞きませんね
De Sylva:マルカルスを実質的に支配している権力者のようなもんだ
Lucius:ほう・・・?
De Sylva:シロディールでもあっただろ、そういう一族が支配している町や村が
Lucius:・・・まぁ、そうだな
リディア:リフテンの・・・ブラックブライアのようなものですかね
リフテンにも確かに首長に威丈高な口を利くメイビン・ブラックブライアがいたな、とつぶやく。
De Sylvaがシルバーブラッド家はマルカルスに鉱山を持っていて、大きな財力となっている。
確か政治にも食い込んでいたはずだと言う。
マルカルス近郊の鉱山も手に入れようとしてるのかもしれないな。
こんなところにある鉱山のもめ事に手出ししようとするくらいには、個々の鉱山に魅力を感じているんだろう。

とりあえず傭兵のリーダーと話をつけて、カースワステンから出て行ってもらうとしよう。
鉱山の中では傭兵たちがうろうろとしている。
Luciusたちを見ると、足元に唾を吐いて不快そうな顔をする。
奥へと進むと、リーダーらしき男が腕組みをして待ち構えていた。
後ろには部下がすぐに動けるように武器に手をかけて控えている。
Atar:なんだ迷子か?ここは俺たちが制圧した
Lucius:・・・村人が迷惑しているようだが
Atar:フォースウォーンを追い払ってやったんだ。感謝されこそすれ、迷惑がられる謂われはねぇなぁ
リディア:そうはいっても、鉱山が再開しなければ生活に困るのでは
Atarがリディアの言葉を鼻で笑う。
片付けば出てってやるよ。
だが、どこの馬の骨とも知らねぇ、お前らの指図は受けねぇよ。
狂暴な笑顔を浮かべてLuciusに迫る。
不穏な空気を感じ取ったのか、ほかの部屋にいたAtarの部下たちも顔を出す。
リディアは緊張した面持ちでLuciusの後を守っている。
Lusius:アイネサックとやらは君たちに村から出て行って欲しがっている
Atar:ああ?お前らなんなんだ
De Sylva:通りすがりの帝国兵だ
Atarが舌打ちする。
部下たちは、やってしまおうぜといきり立つが、AtarはLusiusとにらみ合ったまま。
ストームクロークと帝国の戦いのことを匂わせると、くそったれと呟いた。

鉱山から戻ってきた3人を見てアイネッサックが、どうだったと身を乗り出してきた。
3人の後ろからぞろぞろと傭兵たちが出てくるのを見て目を丸くする。
Lusius:終わった
De Sylva:彼らはお帰りになるそうだぞ。見送りしなきゃな
アイネサック:なんてことだ。感謝しかない
リディア:鉱山仕事に戻れますね
本当にありがとう。
アイネサックは何度も礼を言い、鉱山が再開されたこと村人に伝えるために走り去っていった。
De SylvaがLuciusと並びながらマルカルスについて話す。
カースワステンでみたように、フォースウォーンやシルバーブラッドなどマルカルスは混とんとしている。
ノルドが支配したり、フォースウォーンが支配したりと支配者の入れ替わりもあったせいで、政情が安定していない。
首長の信任を得ることができれば、また一歩近づくわけだ。
後ろを歩くリディアをちらりと見やる。
De Sylva:嬢ちゃんにはいつ話す
Lusius:・・・
De Sylva:あの子なら、喜んで手伝ってくれるだろ
Lusius:バルグルーフ首長のもとへ戻そうと思う
De Sylva:まだそんなこと言ってるのか。味方は多いほうがいい
Lusiusは思わずうなり声を上げた。
戦い一辺倒の自分が政治に関わると思うと、さすがに逡巡してしまう。
リディアが、マルカルスはあと少しですと声をかけてきたのをきっかけに、De Sylvaから離れ、馬を走らせる。

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