MacTavishがいるという機械工場へ。
中を覗くと武器を手にした男たちがうろうろとしていた。
一行に気づいた一人が指さし笑う。
「おいおい、保安官が代役を送り込んできたぞ。」
親指を下に向けると、首を掻っ切る仕草をする。
「てめぇらに1つだけ警告してやろう。出ていけ。」
売られた喧嘩は買ってやろうと言わんばかりにZephyrが銃を構えた。
Wraithとクォンがちらりと視線を交わす。
『・・・ここに、MacTavishがいると聞いた。話がしたい。』
周りにいる男たちがゲラゲラと笑い出した。
「MacTavish!残念だが、MacTavishはアンタらと話がしたくないってよ!」
「警告は一つだけって言っただろ。ぶっつぶしてやる!」

※タレットがあったり、敵のほうがレベルが高かったりして苦戦する可能性がある。
入り口を守っていた男どもを片付けると、工場の奥へと進む。
固く閉じられた鉄の扉を見つけた。
あれこれとこじ開けようとしてもびくともしない。
Thunderが、ロケット弾でも打ち込もうかとWraithに声をかける。
辺りを見渡すと、扉の横によごれで固まったインターホンがあることに気づく。
指でなかなか押すことができないため、Wraithは拳でボタンを叩きつけた。
がさがさとした音がした後、濁声が聞こえてきた。
「一体なんなんだ。いきなりやってきて仲間たちを始末した奴らと話すことなんかないから、さっさと出ていけ。」
「ドアを吹っ飛ばされたくなければ、とっとと開けな」
Thunderがロケット弾を担ぎドアを狙う。
「いーち、にー、さー・・・」
「わかった!わかった!開けるからドアを壊すのはよせ!!!!」
中には、背の低い男が一人待ち構えていた。
男は片耳が千切れていて、顔の真ん中にぽっかりと穴が開いていた。恐らく鼻があったと思われる場所。
「お前らは・・・そうだ、はるばるアリゾナから総主教にしっぽを振るためにやってきたやつらだな!」
『・・・。』
「たったの4人か?残りはどうした?寒さに耐えられなかったのか?泳げなかった?ハハハ!!」
Zephyrが撃鉄を起こし、MacTavishの頭を狙う。
その動作を横目で確認してからWraithが一歩前へ出る。
『・・・なるほど。我々のことをよく知っているようだ。アンタが罠にかけたということかな。』
見下ろすWraithの表情を見てMacTavishがたじろいだ。
違う、噂で聞いただけだと否定する。
否定の言葉を無視して更にMacTavishを問い詰めていく。

ドーシー一家のために働いたという情報を握っていると伝えると、MacTavishは床に唾を吐き、自分はファラン・ブライゴの保護下にあるから手出しすることはできないとせせら笑った。
『ほう・・・なるほど。では今アンタを撃ったら、どこからともなくファラン・ブライゴが飛び出してきて助けてくれるというわけか。いいね。試してみよう。』
背負っていたライフルを手にしてZephyrと共にMacTavishの頭に狙いをつける。
MacTavishは助けを求めるようにクォンやLucia達に視線を走らせるが、冷たい沈黙が返ってくるだけだった。
「わ、わかったよ!クソッタレども、取引しようじゃないか。金を払ってくれたら情報を教えてやるよ。500ドルでどうだ?」
『取引は成立しない。話せ。』
MacTavishは顔を真っ赤にして地団太を踏む。
しかし、どうやってもこの場を切り抜けることができないことに気づくと肩を落とした。
なんで俺ばっかり・・・とブツブツ呟く声が響く。

MacTavishは、総主教に晒し台に晒されたお返しにドーシー一家を町の中に招き入れたことを白状した。
そのせいで耳と鼻を失う羽目になったと。
『待て、そもそも何故晒し台に晒されるようなことになる。』
「くそ保安官どもがクスリを売っただろとか言いがかりをつけて俺を逮捕したんだよ!あいつら俺から盗んだクスリを売ったに違いない」
ギリギリと歯ぎしりをしながらクォンを睨みつける。
クォンはちらりと視線を送るWraithに肩を竦めてみせた。
保安官も総主教もすべてが腐敗している。
何がコロラドの父だ。
それならブライゴのほうがまだましだ。彼は悪党だが、それを隠していない。
一気に言葉を吐き出すと、これからどうするつもりなのかとMacTavishはWraithを見つめる。

※「逃がす」「拘置所に拘束」「殺す」の選択
MacTavishを睨みつけたままWraithが呟く。
『逃がす・・・』
「え!?」
『訳ないだろう。お前は部隊の拘置所で拘束する。」
「なっ・・・!?なんでだよ!!お前らが欲しがってた情報を渡しただろ!!!」
掴みかかろうとしたMacTavishの腕を掴み締め上げる。
『逃がしてもらえるとか、助けてもらえるとか甘い夢を見ないほうがいいぞ。』

MacTavishに手錠をかけながら、本部へ一報を入れる。
「Copy、ノーベンバー。こちらレンジャー本部、どうぞ。」
『こちらノーベンバー。一人拘束したので連れて行って欲しい。場所は機械工場だ。どうぞ。』
「了解。本部からの逮捕チームが向かっています。」
Wraithを、レンジャー部隊を、保安官を、総主教を呪うMacTavishの怒号が響き渡った。
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