Fallout3 Death From Above(DLC :Broken Steel)

※Fallout3本編のメインクエストクリア後に、DLC:Broken Steelを導入している場合自動で開始されます。

どれくらい時間がたったのだろう。
ここは、どこ?

ぼくは、なにをしていたんだったっけ

重たい瞼をゆっくりを開く。
薄暗い天井が、ぼんやりと見えた。
指を動かしてみる。
ぎこちないながらも指は動いた。

頭を少し動かすと、老人が項垂れて佇んでいるのが見えた。
えーと、あれは、誰だったっけ。

「おお!気が付いたのか!無理に動いちゃいかん。」
『え、ええと・・・僕・・・は・・・』
「何の心配もいらん、安心するんだ。ここは要塞じゃ」
『よう・・・さい・・・?』

老人の向こうに誰かがベッドで横になっているのが見えた。
あれは、誰だ?

Patrickの視線に気づいた老人が、少し悲しそうな顔をした。
「お前さんが目を覚ましてよかった。サラも今によくなるさ。」

サラ。

Patrickの頭の中に、ジェファーソン記念館での出来事が一気に蘇る。
エンクレイブとの、オータム大佐との闘い。
浄水装置を稼働させるために、フォークスにお願いしたこと。
ビープ音。
目の前が、真っ白になったこと。

慌てて身を起そうとするPatrickに老人が手を貸してくれた。
エルダー・リオンズ。
そうか。サラも浄化装置を稼働する際に巻き込まれたのか。

浄化装置は旨く作動し、きれいな水を生み出している。
ウェイストランド全体に水がいきわたるように頑張っているところだとリオンズは話す。

うまくいったんだ。
父さんと母さんが夢見ていた浄化装置。
綺麗な水が、飲めるんだ。

ほっとするPatrickに、手伝ってほしいことがあるというエルダー・リオンズ。
大統領やオータム大佐がいなくなった今、エンクレイヴの残党をせん滅したい。
もし手伝ってくれるなら、通常の手続きを省いてPatrickをB.O.S.のナイトに任命するというのだ。

正直なところ、称号はどうでもよかった。
ただ、エンクレイヴが立ち直り、力をつけるのを止めたい。それだけだ。

『手伝いを・・・させてください。』
その言葉を、エルダー・リオンズは心から喜んでくれた。

ロスチャイルドに会いくためにベッドから降りようとするPatrickを大きな手が支えてくれた。
「だいじょうぶか?」
フォークス!!

『フォークス!君も・・・無事だったんだね!』
「お前がいつ目を覚ますかと、ここで待っていた」
『僕は、君に謝りたいんだ。』
「なにをだ?」

Patrickは、ジェファーソン記念館で浄化装置を稼働させるために放射能で溢れていたチャンバーで操作させたことを悔やんでいたと、フォークスに話した。

「よくわからない」
『僕は・・・』
「お前は、フォークスを研究所から出してくれた。命の恩人だ。恩人を助けただけだ。」
『レイブンロックで助けに来てくれたじゃないか。それだけで十分だったんだよ。』
「おわったことだ。これで、借り貸しなしだな。」

そういって背を向けたフォークスに、小さな声でありがとうと呟く。



スクライブ・ロスチャイルドは相変わらず忙しそうに画面を見つめながらあれこれ部下たちに指示をだしていた。
近寄ってきた人物がPatrickだとわかると、両手を広げて迎え入れてくれた。

「目を覚ましたのか!」
早速エルダー・リオンズにこき使われているのかと苦笑い。
状況を説明しようとPatrickへ手招きする。

今でもエンクレイブの残党が各地に出没しているようだ。大統領やオータム大佐を失ってもなお、だ。
地図があちこちを指し示していく。

パラディン・トリスタンがいるロックランド専用トンネルへ行き、エンクレイブを一掃、彼らが持つデータを持ち替えるのが任務。

『わかった。ロックランド専用トンネルへ行ってパラディン・トリスタンと話をするよ。』
「パフォーマンスの高さは想像以上だな。」

Pip-Boyへ地図を送ると、パラディン・トリスタンはPatrickの背を叩いた。



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