Fallout NewVegas ; Come Fly With Me(1)

Fallout NewVegas ; Come Fly With Me(1)

『ブーンさん、これからどうするの?』

売買契約書を見つめたまま無言のブーンに声をかける。
「さぁな・・・。もう、ここにはいられない。リージョンどもを殺すことしか思いつかないな。」
『じゃあ、一緒に行かない?私、REPCONN実験所に出たグールについて調べたいと思ってて。』
「・・・俺は・・・。」

『スナイパーっていうのは、2人で行動するもんだと思ってたわ。』
「・・・お前の言うとおりだな。良いだろう。一緒に行ってやろう。」


ブーンのPerk「Spotter Perk」を入手、※一緒に行動している間のみ

よし、それではブーンと一緒にREPCONN実験所を目指そう。

途中グールが襲ってくるが、ブーンとED-Eがさっさと始末してくれて戦闘が知らないうちに終わっていることが・・・。


REPCONN実験所

『・・・ロケット?』
「・・・ここは、レプコン社がロケット開発を行っていた。」
『ふぅん。』
「お前は、一体何故ノバックに来たんだ?」
ブーンがぽつりと聞いてきた。

『えーとね。ベニーって男が私の頭に銃弾打ち込んで、荷物を奪っていったの。ベニーの後を追いかけて、ここまで来たんだ。』
「そうか。」
少しだけ興味ありげな色がブーンの瞳に浮かんだが、それ以上突っ込んだ質問はしてこなかった。
そういう男のようだ。

『さてと。建物の中に入りますか。』

中に入ると目の前に、青い・・・スーパーミュータントとローブような服を着たグールの死体が飛び込んできた。
『これは一体何があったの??』
「このスーパーミュータントはナイトキンと呼ばれる輩だな。こいつらもいるとなると・・・厄介だな。」

ブーンとそんな話をしていると、インターコムから声が聞こえてきた。

「おい、スムーズスキン。我々は今苦境に立たされている。助けが欲しい。」
『え?誰?』
「私が誰かなんてことはどうでもいい。建物内の東側にある大部屋に行き、金属製の階段をあがれ。急ぐんだ。」

そういうと、インターコムはぶつんといって切れた。
「・・・行くのか?」
『うん。今の声の主も気になるし、なによりノバックの人たちが困ってるんでしょう?ここにグールが出るからって。』
ブーンがちらりとLuciaを見たが、何も言わなかったのでLuciaも敢えてつっこまなかった。


Spine!!

グールやナイトキン(ステルスボーイを使って透明化している。動くとゆらゆらが見えるので、そこを攻撃)を倒しつつ先へと進む。

どうやら先ほどの声の主が言っていた大部屋にたどり着いたようだ。
ここにある階段を上って・・・・。

『え?』
「うわ!スムーズスキン、お前たちって本当に醜いな!目の前で吐き下されたくなければ、上に行ってジェイソンと話しな」

どういうこと?この人はどう見ても人間なんだけど。
ブーンがLuciaの肩に手を置き、そっと首を横に振る。
なんだかよくわからないけど、ここは敢えて問いかけずジェイソンとやらに会うほうが良さそうだ。

『あなたが・・・ジェイソン?』
「やあ、Wanderer。私はジェイソン・ブライト。Great Journeyの預言者です。あなたは手助けをしてくれるために、ここを訪れたのかな?」
ブーンと顔を見合わせる。
理知的なもの言いだし、悪い人(グール)には見えない。正直にノバックの住人が、ここにグールが現れて困惑していると告げると、ジェイソンはため息をついた。

「我々は、人間たちによる暴力や偏見がまかり通るこのWastelandから逃れたいと思っているのですよ。」
悲しそうに頭をふる。理想郷へ向かうために、この実験所にやってきたがDeamonsが現れて二進も三進も行かなくなっているという。
『じゃあ、そのDeamonsを倒したら、Great Journeyへ旅立つことができるの?』
「なんということだ、神は我々を救うために貴方を遣わしてくれたのだ。神を讃えよう!」

じゃあナイトキン達を倒しに行こう。
前が血みどろのドアを見つけた。この奥にいるのは間違いないね・・。

中は暗く、しかもナイトキンはステルスボーイを使うので用心しながら先へと進む。

スニークしながら様子を窺っていると、ブーンがアドバイスをくれた。


「ここは暗い。もしスコープを使うつもりなら、俺が見つけてやろう。狙いを定めておくんだ。」
『うん、ありがとう。』
「言ったろう。スナイパーは2人一組で動くんだ。」

そんな話をしていると、ED-Eが焼きもちを焼いたのか後ろからぐいぐいと体を押し付けてくる。
『ED-E、あんたも入れて3人ね』
「そのオートボットは・・・随分と、変わっているな。」

とある部屋に入ると、頭上から声がした。
見上げると・・・グール?なんでこんなところに?


ハーランド

『あなた誰?向こうにいるジェイソン・ブライトの仲間??』
「ジェイソンを知っているのか?神のご意思と言われてここに来たのか?」
『どうしてこんなところに閉じ込められてるの?』
「閉じ込められたわけじゃない。戦術的な判断だ。」
そこまで言うと、グールはため息をついた。

「いや・・・格好をつけても仕方がないな。そうだ、身動きが取れないんだよ。俺はハーランドだ、よろしくな。」

そう言うとハーランドは、ブライト信者の皆を護衛してきたがナイトキン達が襲い掛かってきてめちゃくちゃになってしまったと説明してくれた。

そして間違った方向、もっと地下に逃げ込んでしまった友人を探し出してきてくれないかと頼んできた。
ブーンのほうを振り返ると、何も言わずLuciaを見つめ返す。

『わかった。あなたのお友達を探してきてあげる。』
「そうか、ありがとう。彼女の無事を祈っている。」

地下へと続く扉を開けて、先へと進む。

どうやら、どこかの一室に閉じ込められているようだ。鍵を探さなきゃ・・・。

ナイトキンを倒すと、鍵を持っていたので貰っていく。

「・・・。」
『どうしたの、ブーンさん?』
「いや・・・あのグールの友達ってやらは・・・」
『この周りの様子から考えると、多分生きてはいない可能性が高そう。』

鍵を使って中に入ると、案の定グールの死体が。

ハーランドの元へ戻り、残念な結果を知らせる。

一瞬間があったが、覚悟はしていたようだった。
「そうか、ありがとうよ。詳しい話はいらない。俺は、ここを出る。好きなように探索してくれ。じゃあな。」
そう言い残し、部屋を後にするハーランド。

当初の目的、Deamons(ナイトキンの集団?)を倒すに戻ろう。


デービソン

あれが・・・ボス?
独特のだみ声で何か話しているが・・・アントラーって誰?まさかそのガイコツ?
後ろでブーンが銃を身構える。

問答無用でデービソンが襲い掛かってきた。

ブーンの正確な射撃とED-Eのビーム光線、Luciaのリッパーで対抗。

無事、デービソンを撃破。
ジェイソン・ブライトへDeamonsを倒したと報告しに戻ろう。




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