Fallout NewVegas ;For the Republic, Part 2

Fallout NewVegas ;For the Republic, Part 2

Hoover Dumに向かうとクロッカー大使に約束し、大使館を後にする。

建物を出た辺りで、ブーンが声をかけてきた。

「Lucia。」

いつもと違う声音に、思わず足を止める。
『うん?』
「・・・ムーア大佐に会ったら、恐らく引き返せなくなるぞ。」
『わかってるよ。』

ブーンが何か言いかけて、口を噤んだ。
「一度Lucky38に戻ろう。大切なことは、皆に話したほうがいい。」
素直にブーンの言葉に頷くLucia。

「Hoover Dumに行く?」
キャスがブーンを睨みつける。
Luciaが慌てて、自分が手伝いたいと思って引き受けたことを説明する。

「クレイグ・ブーン」
「・・・なんだ。」
「この子に、LuciaにNCRの尻拭いをさせるような真似させたら、ただじゃおかないわよ。」
「・・・そんなこと、わかってる。」

騒ぎを聞きつけたラウルが顔を出した。
NCRの手伝いでHoover Dumへ向かおうと思っていること。
キャスが、その件でブーンに腹を立てているようであることを説明する。

腕組みをして、3人を見比べるとラウルは肩を竦めた。
「俺はボスについていくだけだ。ただ・・・」
『ただ?』
「ボスを泣かせるような目に合わせたら、そんときゃキャスと一緒に暴れるな。」

部屋で静かに本を読んでいたアルケイドにも声をかける。
「どうした?なんだかキャスが騒いでいるようだが・・・。」
『あ、うん。あのね、Hoover Dumに行ってムーア大佐に会ってこようと思って。』

ああ、なるほど。
合点がいったように本を閉じるとアルケイドは立ち上がった。
「・・・Lucia。」
『なぁに?』
「・・・いや、なんでもない。気を付けて行ってくるんだぞ。」

寛いでいるLilyとベロニカにも声をかける。
「Hoover Dum?ばぁちゃんが一緒について行こうか?」
『大丈夫よ、Lily。ブーンさんと一緒に行ってくるね。』
「Lucia・・・。」
『ベロニカ、心配しないで。B.O.S.のことも守るよ。』



皆にムーア大佐と会うことを伝え終えると、その足でHoover Dumへと向かった。
Vegasの要所として、リージョンと奪い合っている場所。
緊張した面持ちで建物の中へ進むLuciaを励ます様に、ブーンが後ろに控えている。

自室で仕事をしているムーア大佐を訪れると、余計なことを言わずきびきびと話をすすめてきた。

「あなたが”NCRの救世主”ですか。会えて嬉しいわ。クロッカーに言われて来たのね。」
『は、はい。私はLuciaで、後ろにいるのが仲間のブーンさんです。』
ムーア大佐ブーンを一瞥。
互いに軽く会釈をして、挨拶を済ませる。

早速だけど。
リージョンと手を組まれては困る勢力があるのよ。それを無効化するかNCRに手を貸す様に話を付けて欲しいとムーア大佐は話す。
まずは、カーンズ。
そしてVegasのカジノ「ゴモラ」を仕切るオメルタの問題。

※実は上2つは、うちの環境ではまともに進めることができませんでした・・・。
ゴモラなんか、画面が真っ青になってしまうという。
そのため、2つのクエストはconsoleで強制的に終わらせてしまいました。

これはまだまともなほう。酷いと青白く発光して見えない・・・



仕事を終わらせてムーア大佐の元へ戻る。
『カーンズは、リージョンとの同盟を破棄したわ。ゴモラも大人しくしてると思う。』
「素晴らしいわね!よくやったわ。」
ムーア大佐は満足そうに頷いた。

次の司令は、Mr.Houseを排除すること。
ブーンもLuciaもさすがに戸惑った。
『Mr.Houseを排除する?Vegas地区に影響でないの?』

ふん、と馬鹿にしたように鼻を鳴らしてムーア大佐は説明する。

「確かにVegasは休暇で行くには良い場所だけど、Hoover Dumと比べたら大したことないわ。」

ブーンは何か言いたそうな顔をしたが、ぐっと言葉を飲み込んだ。
Luciaの背を押し、建物を後にする。

ひとまずVegas地区に戻ってみよう。
※この時点でリージョンルートはなくなる模様。



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