Fallout3 Wasteland Survival Guide

改めてウルトラスーパーマーケットの場所を確認する。
然程離れてはいないようだ。
これなら、時間もかからずに戻って来れそうだ。

途中遭遇したモールラットはバットで始末する。
アマタから貰った10mmピストルの方が威力あるけど、弾を節約しないとな。

崩壊した家が見えたので近づいてみると、弾薬箱があった。
中にいくつか弾が残されていたので、有難く頂戴することにした。

さて、マーケットの中に何が残っているかな。
モイラが建物内に入る時は用心するようにと言っていたのを思い出し、バットから10mmピストルに武器を変える。

建物に近づくと、何かオブジェとのようなものが吊るされていることに気付く。
目を凝らしてよく見ると、どうやら、死体のようだ。
・・・なるほど。住み着いているのか。

姿勢を低くして、マーケットのドアを開ける。

銃を手にしたレイダーが徘徊しているのが見えた。
ついでに全て片付けて安全を確保するか。
Pip-BoyでV.A.T.S.(Vault-tec Assisted Targetig System)の方法を改めて確認してと・・・。

棚の上に板を渡して歩いているレイダーに標準を合わせて、と。

スニーキング状態からのクリティカルヒットで、レイダーが声を上げることもできず崩れ落ちる。
この調子で一人一人片付けて行こう。
囲まれたら、切り抜けられる自信は・・・ないな。

あちこちにある金属の箱や弾薬庫を漁る。
倒したレイダーの持ち物も剥いでいると、なかなか良い感じに物が揃ってきたぞ。

レイダー達を一人一人、引き付けながらV.A.T.S.で撃ち抜く。
装備品を漁るのに夢中になっていて、食料品を探すのを忘れていたことに気付く。
弾薬なんかは沢山あるけど、食料品は・・・。
転がっている冷蔵庫を開けると、意外にもアレコレと残っていたのでバックパックに詰め込む。

やれやれ帰るか立ち上がったところ、何人か入り口から中に入ってくる音が聞こえた。
すぐさま腰を落とし物陰から様子を窺う。
仲間のレイダーが戻ってきたのか。
レイダー達は倒れた仲間を見て、怒号を上げた。

危うく囲まれそうになるが、遮蔽物を使い、身を隠しながら何とか凌いだ。

無事、マーケットから生還出来て、思わずため息をつく。
外の空気が美味しく感じられた。



地図を見ながらメガトンへ戻る。

戻るはずだったんだけれど。
ここはどこだ?

看板には「スプリングベール小学校」と書かれている。

改めて、Pip-Boyで地図を確認。
メガトンから少し北に行った場所のようだ。

ぐるりと周りを見て歩くと、崩れ落ちた校舎を闊歩するレイダーの姿があった。

Hit!!

残りのレイダーたちも始末して、一息つく。
流石に所持品が多くて重たくなってきた。身動きが取れなくなる前にメガトンに戻るか。

「あ、戻ってきた!で、どうだった?」
『食料も薬品もあった。』
「よかった、やっぱりマーケット跡地には色々残ってるのね。敵はいた?」
『・・・そうだな。レイダー達がいたよ。装備品や弾薬、医薬品を隠しておくにはもってこいの場所だろうな。』
「なるほどね。今の話を早速本に残さなきゃ!これは、御礼よ。」

モイラがイグアナの角切りと食料品殺菌剤をくれた。

ついでにレイダー達から剥ぎ取った装備品などを売り飛ばして、金に換える。
先ほど貰ったイグアナの角切りで腹を満たしていると、モイラが引き続き調査をして欲しいと頼んできた。

「まだまだお願いしたいことがあるんだけどね。」
『次はなんだ?』
「えーと。まず1つ目は。」
『一つ目・・・?』
「極限まで放射能を浴びたらどうなるのか知りたいの。あ、大丈夫。治療することができるから安心して。」
『安心してって言われてもな・・・。他にはなんだ?』
「北の方に”地雷原”と呼ばれる場所があるのよね。そこに行って地雷を持ち返ってきて。」

にこにこと笑うモイラ。

一度引き受けてしまったものは仕方がない。
深いため息をついて、どちらか終わらせたら戻ってくるよと告げ、クレーターサイド雑貨店を後にした。



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