Fallout3 Blood Ties

Fallout3 Blood Ties

モイラから、続いて3章の手伝いをして欲しいと頼まれたPatrick。
気安くいいよと答えると、リベットシティの歴史の調査・ロブコ社へ行ってプロセッサをメインフレームに繋げる・図書館から本を持ってくる、の3つを提示された。

ロブコ社と図書館の場所だけモイラに聞いて、気が向いた時に手掛けることにした。

「あら、あんた。モイラから色々聞いてるわよ。」
クレーターサイド雑貨店から出ると、ルーシー・ウェストに声をかけられる。

そっと辺りに目をやると、頼みたいことがある、と小声で囁いた。
Patrickはカロンを呼び寄せ、2人でルーシーの話を聞く。
『なに?』
「実は、ここから北にあるアレフという町にいる私の家族に手紙を届けて欲しいの。」
『手紙?別に構わないけど・・・。』
ルーシーは心からほっとしたように微笑んだ。

「ありがとう。アレフまでは結構な道程になると思うから、気を付けて。辿り着いたら、デイビス・ウェスト、私の父に話をすれば十分な旅費を払うはずよ。」



※アレフは結構遠くて、途中レイダーやらスーパーミュータントやらが出るので中々気が抜けない。
橋の上に、家が身を寄せ合うように建っている。誤って落ちたりしないように・・・。

「まて!止まれ!」

アレフに近寄るPatrickに照準を合わせたまま、男が声をかけてきた。
『怪しいものじゃないです!僕は、えーとルーシー・ウェストさんに手紙を届ける様にと。』
「ルーシーだと?何故彼女自身がやってこないんだ?」
『えーと・・・詳しくは聞いていないんだけど、独りで旅をするのは危ないし・・・。』

エヴァン・キングと名乗る男は深く溜息をついた。
ここアレフも「ファミリー」から襲撃を受けているという。
バラモンが全て殺されてしまったと、エヴァン・キングは怒りを露わにした。
「ファミリー」?なんだ、それは。


※speeachに失敗して、詳しい話を聞けず。

ルーシーの家族に手紙を渡すついでに、デイビス・ウェスト、カレン・シェンジー、ケン・ユーワーズと話をしてくれ、とエヴァン・キング。
不穏な空気を感じながら、ルーシーの家族を探して家々のドアを叩く。


カレン・シェンジー


ケン・ユーワーズ

最後にルーシーの家のドアを叩く。
・・・物音がせず、中に人がいる気配が感じられない。
もしかしてアレフから逃げ出したのだろうか?
だとしたら、エヴァン・キングが教えてくれるだろうし・・・。

おじゃまします、と声をかけながらドアを開けると、そこには血の海の中に倒れる人の姿が見えた。

首筋には骨にまで達するような咬傷が残っている。
動物に喉笛を噛み千切られたのだろうか。

男性と女性の死体。
ルーシーの両親だろう。
ポケットの中の手紙をどうすべきか、とぼんやりと立ちすくむPatrickの肩をカロンが叩く。

「主よ。大丈夫か?」
『あ、ああ。ルーシーに何て言えば・・・。』
「とにかく家から出たほうがいい。」

カロンに背を押され、ウエスト家を後にした。



「おい、坊主。なにかあったんだな?」

青い顔をして戻ってきたPatrickを見て、エヴァン・キングが尋ねてきた。
ウエスト家で見た光景を伝える。
ルーシーの両親と思われる男女が、首を噛まれて死んでいたと伝えると、エヴァン・キングは首を捻った。

「首を噛まれて死んだ?ファミリーの奴ら、猟犬でも連れ歩いてやがるのか?」
『犬・・・いやもっと大きな動物だと思う。』
「あと、イアンはどこにいったんだ。」
『イアン?』
「ルーシーの弟さ。ファミリーに連れ去られちまったのか・・・?」
『ファミリーの隠れ家はどこ?イアンを探しに行くよ。』

エヴァン・キングはしばし思案して、いくつか隠れ家として考えられる場所を教えてくれた。

ハミルトンの隠れ家、北西セネカメトロステーション、古いムーンビームシネマ。

大体この辺りと地図に印を付けてもらい、Patrickは「ファミリー」を探し出すことにした。



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