Fallout NewVegas ; Return to Sender(1)

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レイエス2等軍曹の元へと行くと、忙しそうに通信レポートを確認している。

『あの・・・。』
「なに?忙しいから用がないなら声をかけないで。」
「・・・そっちが話をしたいと言うから来たんだろう。」

ブーンの言葉にようやくレイエス2等軍曹は顔を上げた。
Luciaとブーンを見比べ、もしかしてポラトル少佐が言ってた人?と尋ねる。
『うん。何か相談事があるって聞いたよ。』
「ああ、ごめんなさいね。あまりにも忙しくて。」

聞くとレンジャーステーションから送られてくるレポートに不審な部分があると言うのだ。
そのため、各レンジャーステーションに配布しているセキュリティコードをアップグレードしたい。

そのアップグレード用のセキュリティコードを通信員たちに渡してきて欲しい、というのが頼みらしい。
『わかったわ。どうすればいいの?』
「ありがとう。このホロテープを持って行って。」

レンジャーステーション アルファ・ブラボー・チャーリー・デルタ・エコー・フォックストロットの6か所に行くことにしよう。

レイエス2等軍曹のテントを出ると、不意にブーンがLuciaの腕を掴んだ。
『ど、どうしたの?』
「・・・お前、ここまで只働きする必要はないんだぞ。」
眉間に皺を寄せ、ブーンが呟く。

『た、只働きじゃないよ。ちゃんと報酬も貰ってるじゃない。それに・・・』
「・・・それに?なんだ?」
なんでもない!とブーンの手を振り払い、E-DEと少し先を歩く。




レンジャーステーション アルファ


レンジャーステーション ブラボー※一番最後に行ったので、完了のメッセージ出てます

レンジャーステーション チャーリーは、この時点でリージョンの襲撃を受けて壊滅しているのでスキップ。


レンジャーステーション デルタ


レンジャーステーション エコー

レンジャーステーション フォックストロットのレンク通信将校に声をかけると、何しに来たんだ!と喧嘩腰。
オメルタがどうのこうのと、仕事とは全く関係なさそうな話をし出す。

『オメルタ?何の話をしているの?』
「・・・お前、オメルタとの間で何か揉め事でも起こしたのか。」
ブーンに睨まれ、ぐっと言葉に詰まる。

どうやらオメルタに借金を負っているらしい。
今はまだ返済に猶予を与えられているが、次は無さそうだ。
何故そんなことになってしまったのか尋ねると、最初は躊躇していたが腹を括って話始めた。
パトロール中にリージョン兵に襲われて、気を失ってしまった。その間に隊員たちが皆無残に殺されてしまったと言うのだ。
目が覚めた時、周りは血の海。
自分一人だけが生き残ってしまった。

『生きていれば・・・いつかリージョン兵たちに復讐することができるわ。』
「そうだね。なんであれ、そう言ってもらえると嬉しいよ。」

そうそう、とLuciaはレンク通信将校にセキュリティコードのアップグレードをするために来たことを改めて伝える。

「グレードカーンズがレッド・キャニオンから大隊で出て行くのを見たら、すぐに報告するよ」
グレードカーンズという単語を聞くと、ブーンの表情が一瞬曇った。
だが何も言わないので、Luciaも気づかないふりをしてキャンプ・フォーロン・ホープへ戻ることにする。



レイエス2等軍曹に全てのレンジャーステーションのセキュリティコードをアップグレードしてきたと報告する。

「ああ、ありがとう!実は・・・貴方が出て行った後、おかしな報告を受けたの。」
『おかしな報告??』

レンジャーステーション アルファ・デルタ・フォックストロットから受けた報告の真偽を確認してきて欲しいとレイエス2等軍曹は言う。
「・・・また、レンジャーステーションに行けというのか。」ブーンが低く唸る。
『わ、わかった!じゃあ確認してくるね。』
「悪いわね。頼むわ。」

慌ててブーンの背中を押して、テントの外へと出る。

ブーンが渋面を作ったまま、背を向ける。
『ブーンさん。私、別にいいんだよ、NCRの手伝いするの。』
「・・・。」
こちらを見ようとしない。

『前にも言ったけど、私は私がやりたくて行動してるんだから、俺のせいとか考えないで。』




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