Fallout3 Patrick、旅の連れが欲しくなる

Fallout3 Patrick、旅の連れが欲しくなる

スリードッグに頼まれた放送用の中継局のアンテナの修理。
地図を見ると、技術博物館はDC地区の中心辺りにあるようだ。
※クエスト「Following in His Footsteps」でスリードッグの依頼を受けるとすぐに開始。

ここまで来れたのは、リオンズプライドと一緒に行動してきたからだ。
独りでスーパーミュータント達と戦えるだけの力が、今の自分にあるとは思えない。
彼らのように一緒に旅をしてくれる仲間がいれば心強いのだけれど。

『・・・とにかく。金を稼いで武器防具を強化したいところだな。』
メガトンに戻って、モイラの依頼を片付けよう。



モイラの依頼は2つ。
放射能を浴びること、地雷原に行って地雷を持ち帰ること。
よく考えたら、メガトンの真ん中にアトムの不発弾があるじゃないか。
そういや、ルーカス・シムズに不発弾の解除も頼まれてたな。


クエスト:The Power of the Atom

不発弾の周りの水たまりに足を踏み入れると、カリカリとPip-Boyが音を立てた。
Rad値が上がっていくのがわかる。

モイラは何て言っていたっけか。
200RAD、できれば600RADまで侵された場合、どうなるのか知りたいんだったか・・・。
気分が悪くなる前に、まずは不発弾の解除をやってしまおう。


※解除を行うにはスキルExplosives25以上必要

よし、不発弾の解除は成功した。
あとは・・・目を瞑って、水たまりの水を飲むことにした。うう、気分が悪い。

ようやく目的を達して、ふらふらしながらクレーターサイド雑貨店へと向かう。
扉を開けて中に入ってきたPatrickの顔色が悪すぎて、流石のモイラも慌てて近寄ってきた。

『・・・放射能・・・・』
「ああ!いま、どんな気分?」
『耳をすますと、自分の遺伝子が泣いているのが聞こえる・・・。』

ひとまず治療しましょうというモイラの作業を待つ。
体が楽になっていくのがわかる。ようやく人心地着いた気分だ。

「あら。」

あらら。あ、うーん。まぁ、だいじょうぶか。
モイラが気になる独り言を呟きだした。
『・・・おい、なんだよ。』
「あ、ええと、そうね・・・。」
なんだか歯切れが悪い。

Patrickの肩をバンと叩くと、ちょっとした副作用よ。でも良性だし、とぽそりと言う。


Rad RegenerationのPerkを習得

極限までRadを浴びたおかげで、新しい力を得たってことか?
喜んでいいのか、悲しんでいいのか。
微妙な表情をしているPatrickに、モイラが次は地雷原に行って地雷を持ち返ってきてね!と笑いかけた。



「ああ、あんた!」
クレーターサイド雑貨店から出てきたPatrickに、ルーカス・シムズが声をかけてきた。

「おまえが解除してくれたんだろう?住民が見てたぞ!」
『解除?あ、ああ不発弾のことか。 無事解除したよ。』

興奮したルーカス・シムズがPatrickの手をがしりと掴み、固く握手する。

「これで爆発の心配をせず眠ることができる。住民を代表して礼をしたい。」
『礼?いいよ、ついでだったし。』
「ついで?」
Patrickの回答に怪訝そうな表情を浮かべたが、気を取り直してルーカス・シムズは懐から書類と鍵を取り出した。

それはメガトンの住人として認められた証としての権利書と、家の鍵だった。
「これを受け取ってくれ。」
家。安心して眠ることができる場所。帰る場所。
ルーカス・シムズから手渡された権利書と鍵を握りしめる。

「これからは君もメガトンの住人だ。おめでとう。」
※クエスト:The Power of the Atom 完了

早速、街の入り口近くの坂の上にある自宅へと向かう。
ドキドキしながら、扉を開けるとMr.ハンディが出迎えてくれた。


ワッズウォース:おかえりなさいませ、旦那様

今は、ロッカーやベッドくらいしかないけど、モイラのところでアレコレ買い揃えることができるらしい。
お金に余裕ができたら買ってみようかな。

集めたものを置ける場所があるのが、兎に角ありがたい。
Vaultにいた時は皆Vaultスーツ着てたけど、外には防具も色々あるし、面白いんだよな。
持ち物をロッカーに詰め込んで、一息ついた。
ベッドでちょっと横になってから、地雷原に行くことにしよう。

そうだ、この間手に入れたアーマー着て出かけよう。武器も変えて・・・なんてことを考えていたら、あっという間に眠りに落ちていった。



『・・・ここは、どこだ?』

モイラに付けて貰った印を頼りに、地雷原へと向かっている。

いるはずなんだが。
おかしいな。橋を越えて、この道をまっすぐに進めばいいと思ったんだけど。

絡んできたレイダーを片付けながら、更に北へと進む。
すると、古い車なんかが積み上げられた廃車置き場のような場所に出た。


ジャンクヤード

ここを通り抜けて行くと、地雷原に辿り着けそうだ。
古びた金網をそっと押すと、ぎしぎしと音を立てて開いた。

金網の切れ目を探しながら歩いていると、遠くから銃声と怒号が聞こえてきた。
大方レイダーが住み着いているんだろう。モールラットでも出たのかもな。

どれどれと、野次馬根性で音のする方へと近寄っていく。
数人のレイダーが、何かと戦っているのが見えた。
あれは・・・犬?

レイダーの足に噛みつき引き倒す。
「ウウウウウーーーー!!ワンワンワン!!!」
「この!!いぬっころめ!!」

パンッ!!
犬がレイダーをかみ殺すのと、Patrickが犬を銃で狙っていたレイダーの頭を撃ち抜くのが、ほぼ同時だった。

犬はPatrickが近づいてくるのを見ると、嬉しそうに尻尾を振り、頭を低く下げた。

さっきまでレイダーに勇ましく立ち向かっていたのが嘘のように、Patrickが頭を撫でるのを大人しく受け入れている。

『なんだ、お前も一人なのか?』
「わふ!」
『お前強くて賢いんだな。』

殆ど千切れかけている首輪を見ると、かすかに名前が刻まれているのが見えた。
『ドッグミート。お前、ドッグミートっていうんだな。』
「わんわん!!」
『一緒に、行くか?』

ドッグミートは遠吠えを一つして、Patrickに応えた。


ドッグミートが仲間になった!



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