ウィンターホールド大学へと続く石造りの橋の前に一人のハイエルフが立っています。
こんな寒い中・・・ 何をしているんだろう。
Faralda
Faralda:止まりなさい。あなたは一体何をしにこの場所へ来たのですか?
Jade:私・・・破壊魔法を極めたい!
Faralda:そう。では大学に入るだけの実力があるか、試験をしてみましょう。
Jade:試験・・・わかった。
ファイアボルトを足元の紋章めがけて放ちます。
どうやら認めて貰えたようです。
大学の中に入って、ミラベル・アーヴィンと話す様に言われます。
ファラルダの後ろについて大学に向かいます。
とうとう・・・やってきた!Jadeの胸は高鳴ります。うれしい!
ウィンターホールド大学
Golldir:おい、Jade。
Jade:なに?ゴルディール
Golldir:俺はここで戻るとするよ。
Jade:うん、わかった。宿屋とってあるから、休んでから戻ってね。・・・お墓に戻るの?
Golldir:その言い方はやめろ。
Jade:あはは。これからどうするの?
Golldir:そうだなぁ。ウィンドヘルムへ一度立ち寄って、そこからどうするか考えるかな。
Jade:わかった。旅の安全を祈ってる。ここまでありがとう。
Golldir:こちらこそ、ありがとうな
2人は握手をして別れました。
ゴルディールの姿が見えなくなるまで、見送ります。
よし、気持ちを切り替えて行こう。
と、思ったのもつかの間。
なんだろう。口論をしている場面に遭遇してしまいました。
話し終わるのを待って、ミラベル・アーヴィンに声をかけます。
入学志願者だと伝えると、Jadeを上から下まで眺めて深いため息をつきます。
え、なんだろう。ちょっと傷つくんですけど・・・。
Mirabelle Ervine:(ふう)また・・・入学志願者ですか。最近は多くて驚くばかりですよ。
Jade:また?
Mirabelle Ervine:本来であれば喜ぶべきことなんでしょうけれど。大学内を見学してみますか?
Jade:見学できるなら、ありがたいわ
Mirabelle Ervine:では、ついてきてください
ミラベルについて大学内を歩き回る。
学生や教授たちが寝泊まりしている寮を案内してもらい、自室を貰った。
大学の責任者アークメイジの名は、サボス・アレン。ミラベルは副学長といったところか。
ちょうど中で新入生の出席を取っているというので、混ぜてもらうことにします。
先生は・・・トルフディルっていうのね。
中に入ると、学生3人と先生(トルフディル)が何やらわいわいやっています。
Jade:あのう・・・
Tolfdir:ようこそ、ようこそ!今始めたばかりだから、安心して。さぁ、座って話をきいてくれ
Jade:ありがとう(優しそうな先生だなぁ)
ついでに新入生を見ると・・・カジートとダークエルフと・・・ノルド?ノルドで魔法大学に来る人なんているんだ。
トルフディルが防御魔法の大切さを話していると、じれったくなった新入生たちがもっと実践で役立つ魔法を!と騒ぎだします。
やれやれ・・・とため息をつきながら、トルフディルがJadeにシールド魔法は使えるか?と聞いてきました。
Tolfdir:君はシールド魔法は使えるかね?
Jade:シールド魔法??
Tolfdir:魔法の盾という名前の呪文を使ったことがあるかい?
Jade:うーん。持っているけど、使ったことはないかも。
Tolfdir:じゃあ、ここで使い方を覚えるんだ。いいチャンスじゃないか
Jade:わかった!
Tolfdir:そこに立ってくれ
トルフディルが放つ魔法を魔法の盾が打ち消しました。
そうそう、その調子と嬉しそうに言うトルフディル。
Tolfdir:こうやって敵の魔法を防いでくれるシールド魔法は地味かもしれないが、大切な魔法なので練習を怠らないように
Jade:わかりました。ありがとう!
他の新入生たちも微妙ではあるけれど「はーい」と返事をしています。
次は実地で勉強しようということで、サールザル遺跡へ行くことになりました。
トルフディルが地図に印を付けてくれたので、寮で一休みしてから向かうことにしましょう。