Fallout2~酒と牛と男と女

Fallout2~酒と牛と男と女

Klamathの町に着く頃には、外は真っ暗になっていた。

やれやれ、遅くなってしまった。今夜はここで一泊・・・できるかしら。
心もとなげに長老から貰った「金」を見つめる。

町の入り口すぐに色々な紙が貼られて掲示板が置いてある。なにか金になる仕事があるかもしれない。


Derby:どれどれ・・・

なんだかよくわからない絵だの、ゲッコーの皮だの、酒がどうの、の中にヴィックの張り紙を見つけた。
骨董品ね・・・。東に家があるらしい。行ってみよう。

Derby「こんばんわ・・・?ヴィックいる?」
鍵がかかっていなかったので、ドアを開けてヴィックの家の中に足を踏み入れる。

だが、中は暗く人気がない。どこかに出かけているんだろうか。
もう一つドアがある。そちらも確認してみよう。

鍵が掛かっている。・・・どうやら罠も仕掛けてあるようだ。こんなに厳重にしてあるとは、いったい何を隠しているんだろう。
思わず興味本位で罠を解除し、鍵開けまでしてしまうDerby。

棚にパイプライフルとラジオが置いてあるのを見つけた。
もっと凄い物があるのかと勝手に期待していたDerbyはガッカリ。パイプライフルとラジオを頂いていくことにした。

さて・・・ヴィックがどこに行ったのか、町の人に聞いてみないと。
人が集まっていそうな大きな建物に入ってみよう。

バックナー・ハウス。
酒場と宿屋を兼ねているようだ。楽しそうに酒を飲んでいる男性に声をかけてみた。

ウィスキー・ボブと名乗る男に一杯奢ってやると、機嫌がよくなり色々と話し出した。

ウィスキー・ボブ「ちょっと手伝って欲しいことがあるんだ(ヒック)」
Derby「手伝い?どんなこと?」
ウィスキー・ボブ「密造酒を作ってるんだが、町の南にある蒸留器に薪を入れてきて欲しい。」
Derby「なんで?あんたが行けばいいんじゃないの?」
ウィスキー・ボブ「ゲッコーに足を噛まれちまったんだよ。」
Derby「(ふう)いいわよ。しかたがない。でも手間賃貰うわよ。」


Derby:50ドルじゃちょっとねぇ⇒65ドルにしてもらった

明日までに終わらせろと言っているので、すぐに南にある小屋へと向かうことにしよう。

ダウンタウンの南から移動すると、木が疎らに生えた場所に出た。
よくよく見ると、遠くに焚火の灯りのようなものが見え、小屋がある。

・・・行く手にはゲッコーがうようよしているが。


※赤丸がゲッコー。このほかにゴールデンゲッコーもいる

今の防具や武器では囲まれたら辛い。ここはSneakでやり過ごそう。

ゲッコーに位置を確認しながら、Sneakで小屋に近づく。

周りに置いていた薪を拾い、蒸留機に入れると勢いよく火が燃えだした。
これでよし、と。

来た道をSneakで戻り、ウィスキー・ボブから65ドル受け取った。
そういえばヴィックの行方を聞いていなかった。

ウィスキー・ボブにヴィックという商人の事を聞いてみると、「The Den」という町に戦前の品物を売りに行ったりしているらしい。最近姿を見ていないと言う。
更にスマイリーという名前のトラッパーも行方知れずだそうだ。

スマイリーのことはMrsバックナーに聞くといいと言って、にやにやしながら近くにいた女性を指さした。

スマイリーはゴールデンゲッコーの巣の場所を確かめに行ったきり戻ってこないと、MrsバックナーはDerbyに話した。
2人は恋人同士だったのかな・・・?
Mrsバックナーがあまりにも深いため息をつくので、探してきてあげると約束をする。

更に家畜泥棒が発生しているらしい。・・・なんだか問題の多い町だ。

外にいるトーに声をかける。

トー「おれとー」
Derby「はじめまして、トー。」
トー「むしおとこがよるにもーもーをうばってくの。とーたすけてくれない?」
Derby「いいよ、トー。バラモンを守ってあげる。」

※自動的にバラモンの牧場へ移動。

ラッドスコルピオンがバラモンを襲っていた。全滅しよう。
ふと・・・木の陰からこちらの動向を見つめる2人組がいることに気づいた。
とりあえず今はラッドスコルピオンを倒すことが先決だ。

ラッドスコルピオンを全滅させると、木の陰にいた二人はあっという間に姿を消した。
一体何をしていたの・・・?


ラッドスコルピオンがいなくなりご満悦のトー

牧場から町へ戻る途中にある小屋でラッドスコルピオンのハサミを見つけた。
これは・・・どうやら身に着けることができるように紐が付いている。
トーが言っていた「虫男」って、もしかして変装した誰か?さっき、林にいた二人組が怪しい。

恐らくKlamathの町にいる、誰か(2人組)だろう。
仕方がない。ここまで来たら、家畜泥棒を見つけてやろうじゃないの。

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