Skyrim~ホワイトランで金稼ぎ(Midir編)

防具を新調して満足したMidirだったが、残り金を数えると25ゴールドしかない。
Midirの計算では、今晩宿屋に泊まるくらいの金が残るはずだったのだが。

まぁ、仕方がないか。
先ほど防具を買った店に戻り、主人に何か仕事がないか聞いてみよう。

店の入り口近くに立っていたレッドガードの男に声をかけてみる。

Midir:なぁ、なんか仕事ないかな?
アムレン:ん?余所者か?お前みたいな奴なら傭兵の仕事がいいんじゃないか。
Midir:それって、どこで仕事もらえんの?
アムレン:宿屋の行けば色々仕事を斡旋してもらえるぞ。
Midir:宿屋ね。わかった。どうも
アムレン:なあ、あんた。仕事を探しているなら、一つ頼まれてくれないか

アムレンと名乗るその男は、父親の剣を探し出して欲しいと頼んできた。
報酬を貰えるというので、二つ返事でOKするMidir。
アムレンが地図に印をつけてくれたので、あとで行くことにしよう。


Midir:そういや腹減ったなぁ・・・

有り金をはたいて食料を買ってしまった。
ホワイトラン城内を見て回って、今日はどこかで野宿でもしようか。
宿屋で仕事がないか、最後に聞いてみっかなぁ。

枯れ果てた大木の下で、先ほど買ったパンやリンゴ、マンモスステーキを平らげる。

食事をしていた時は耳に入らなかったが、どこからともなく「タロス!」「ああ、タロスよ!」とがなり声が聞こえてくる。
うっせーな、衛兵注意しろよ、と思っていたが誰も何も言わない。

見るとタロス像の下で、町民に向かってタロスの素晴らしさを説いている男がいる。
皆、聞きなれているのか気にも留めない。


Midir:なんだ、あれ

Midirは神やらデイドラやらには全く興味がない。
山賊の中には、時折八大神の祠を砦に設けているのもいたが下っ端のMidir達は、まるで信仰心などないのだ。

ぶらぶらと街中を歩く。


Midir:なんだここ

ローブ姿の老人がいたので、声をかけてみる。

Midir:なあ、なにやってんの?
アンドルス:神に祈りを捧げている
Midir:ふーん
アンドルス:お若いの、神を信じておるかな?
Midir:いや、興味ねぇや
アンドルス:そうか。では貴重なものを無くしてしまった慎ましい司祭を憐れんでくれるかな
Midir:なに?なんか探せばいいのか?

アンドルスは地下墓地にアーケイのアミュレットを忘れてきてしまったという。
地下墓地の中には蘇った死者がいて、アンドルスでは太刀打ちできないそうだ。

しかたがねぇなぁ、とMidirはアミュレットを持ってきてやることにした。

死者の間に入り、奥の扉を開けるとスケルトンがこちらに向かって剣を振るってきた。

蘇った死者ってこいつか。

2~3体倒して、一番の部屋へ行くとテーブルの上にアーケイのアミュレットを発見。

アンドルスに渡すと、お礼にと15ゴールドほどくれた。




日も暮れてきた。
アンドルスから貰った15ゴールドでは、宿には泊まれない。
寝る場所探すかぁ・・・。

城壁の片隅に・・・寝床があった。
粗末なその寝床の前でほろ酔いの物乞いが上機嫌に歌を歌っている。

Midir:じーさん、ご機嫌だな
ブレナイン:もっとご機嫌になるのに、バナード・メアにあるアルゴニアン・エールを持ってきてくれねぇか?
Midir:ああ?
ブレナイン:いーじゃねぇか。気づかれねぇよ。お礼に薬やるよ
Midir:(ちっ)しかたがねぇ、酔っぱらいだな

宿屋バナード・メアへと向かう。
夕食時の良い匂いがする。腹減ってきたな・・・。

とっととアルゴニアン・エール盗んで、飯にするか。

台所に人がいるから、人気が無くなるのを待って・・・

盗んだアルゴニアン・エールをブレナインに届けると、Midirの手から奪い取りその場で飲み干してしまった。
そしてMidirに、ほらよと回復ポーションを投げてよこした。

わずかな金で食料を買い込み、今日の寝床を探す。

ホワイトラン城外にある、厩の近くで御者のジョーラムがテントを張っていた。
火にあたらせてもらおう。

Midir:なあ、少し火を借りてもいいか?
ジョーラム:ん?どうした?野宿か?
Midir:金がなくってさぁ
ジョーラム:はは!お前みたいなやつなら同胞団に入るか傭兵でもやって金を稼ぐといいだろ
Midir:あ、同胞団ね。忘れてた。明日行ってみよ

隅のほうにベッドロールを敷いて、眠ることにしよう。

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