Skyrim~アーリエルの弓を求めて・中編(Midir編)

Skyrim~アーリエルの弓を求めて・中編(Midir編)

祠を抜けた先は洞窟だった。
セラーナが、ほっと溜息をついた。

Midir:どうした?
セラーナ:いえ・・・ここは不思議な場所ですわね
Midir:俺にはよくわかんねぇけど
セラーナ:なんというのでしょうね・・・。前より体が温かく感じますわ

暗い洞窟の中、襲い掛かってくるファルメルたちを倒しながら進む。
足元に倒れているファルメルを眺めながら、こいつらがギレボルと同じ種族とはな・・・とMidirは考える。

通路が行き止まりになった。
壁には見るからに怪しい引き鎖が2つある。どちらかは罠ということだろう。
セラーナが気を付ける様にと声をかけてきた。

右か左か・・・。
ええい、ままよ!と左側の鎖をひく。

ズズズ・・・と重い音を立てて石の扉が開いた。正解だったようだ。
どうだと言わんばかりの表情で後ろを振り返ると、セラーナは気にも留めず先に進んで行ってしまった。



大きな発光したキノコや不思議な植物が生えている場所に出た。
ブラックリーチで見かけた風景に似ているような気もする。

Midir:そういや、あいつらどうしてっかな
セラーナ:あいつら?どなたですの?
Midir:ソフィーとルシアってやつら。2人でウィンドヘルム近くの家に住んでるんだ
セラーナ:あなた・・・お子さんがいらしたの・・・?

セラーナの表情を見て、ちがうちがうと手を振って否定するMidir。
孤児の2人でウィンドヘルムの農場近くに住んでいること、ジェナッサという人物に時々様子をみてくれるよう頼んでいることなどを説明する。

セラーナは、よくわからないといった表情のままだ。
どう説明していいのか思いつかないMidirは、飛び出してきたサーベルキャットを倒して話を打ち切ることにした。

坂を上り下りした先に、祠が見えてきた。
近くにいた司教に声をかける。
水を汲みに来たのかと尋ねられたので、頷いて水差しを指し示す。

水差しに水を満たすと、更に先へと進む転移門が開いた。

セラーナと視線を交わし、奥へと進んで行く。



転移門を抜け進んで行くと、開けた場所に出た。
よし、とっとと水を汲み終えてアーリエルの弓を持ち返ろう。

アスリング司教に声をかけ水を汲む。これで2回目。

フロストスパイダーなどを倒しながら、次の「学びの祠」へと向かう。
※写真撮り忘れ。セレグリアス司教がいて、ここで3回目。

表面が凍り付いた湖に出た。
セラーナが所々氷が薄い場所があるから気を付けてと言う。
平気平気と笑いながら歩いていくMidirの目の前で、氷を突き破ってドラゴンが出現した。

Midir:おっ
セラーナ:ドラゴンですわ!

セラーナが魔法を撃ちこむ。
Midirは弓で体力を削り、地上にドラゴンが降り立った隙に頭に飛び乗り剣を突き立てる。

なんとか2匹のドラゴンを倒した2人は流石に息を切らし、その場に座り込み暫く動けなかった。

Midir:あーー、ドラゴンと連戦はやべぇな
セラーナ:(それでも、よく戦いますわね。この人は・・・)
Midir:もうちょい休んだら、祠探すのまた始めるか

皮袋に入っているエールを飲み干すと、体が暖まったと言い勢いよくMidirは立ち上がった。




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