Skyrim~Mian マグナスの杖の情報を得る

Skyrim~Mian マグナスの杖の情報を得る

扉を開けた人物は、見知らぬ人物が立っていることに気づき思わず後退る。
警戒心を露わにして、じろじろとMianを見つめ、それからオンマンドとジェイ・ザルゴにも視線を動かす。

パラトゥス・デシミウス:・・・なんだ、あんたら。ガヴロスはどうした
Mian:そいつなら入り口で死んでた
パラトゥス・デシミウス:なんだって!どうすりゃいいんだ
ジェイ・ザルゴ:あんたはこんなとこで何してるんだ?
パラトゥス・デシミウス:クリスタルもない、ガヴロスも死んだとなると計画が・・・おじゃんだ
オンマンド:計画?クリスタル?

オンマンドが、さっき見つけたやつじゃないか?とジェイ・ザルゴに拾ったものを見せる様に言う。
渋々といった体でジェイ・ザルゴは袋にしまっておいたクリスタルと取り出すと、パラトゥス・デシミウスに差し出した。

パラトゥス・デシミウスはジェイ・ザルゴの手からクリスタルを奪い取ると、3人に装置を見せてやると言って歩き出した。

奥の部屋にあるドワーフの装置。
その重要な部品の一つをフォーカス・クリスタルと取り換えるというのは俺の案なんだ、と自慢げに話すパラトゥス・デシミウス。
一体それに何の意味があるんだ?とMianは口を挟もうとしたが、パラトゥス・デシミウスは独りぺらぺらと話を続けるので仕方がなく耳を傾ける。

そら着いた、と指し示す先を見ると大きな装置が。
なんだこれは?と怪訝そうに見つめる3人。

パラトゥス・デシミウス:このクリスタルを装置の真ん中に置けば、焦点を当てる作業が開始できる
Mian:焦点を当てる?
パラトゥス・デシミウス:クリスタルを温めると膨張する、冷やすと収縮する。すると光の通り方が変わる

クリスタルに火炎と氷雪の魔法を当てながら、光の反射角度を調整し、ボタンを押して天井にある丸い反射板を移動させる。
全ての調整が完了すると・・・クリスタルは壁に何かを描き出した。

パラトゥス・デシミウスは我先にと壁に描かれたものを確認するために走り出した。
Mianはジェイ・ザルゴやオンマンドと顔を見合わせて、パラトゥス・デシミウスの後を追いかける。

壁に描かれていたのは地図のようだ。タムリエルの・・・地図?
パラトゥス・デシミウスは壁の地図を睨みつけ、こんな結果はありえない!と怒り心頭の様子だ。
近づいてきたMian達にも怒りをぶつける。

ウィンターホールドにある何かが邪魔をしている、だの
こっちのほうが上手、だの
あんたに理解できるとは思えない、だの罵られる。

いい加減一発殴ろうかとMianが拳を固めたところで、パラトゥス・デシミウスの口から”ラビリンシアン”という単語が飛び出してきた。
どうやらマグナスの杖は、ラビリンシアンにあるらしい。
喚き散らすパラトゥス・デシミウスを一人残し、3人はウィンターホールドへ戻ることにした。

来た道を戻っていると、急に空気がひんやりとしたことに気づく。
サイジック会のネリエンが再び接触してきた。

ネリエン:お前は正しい道を歩んでいる。
Mian:あんたか・・・。
ネリエン:だが今は一刻も早く大学に戻るといい。迅速な行動が求められる。試練に立ち向かうのだ
Mian:・・・?大学で何が起こっている?

ネリエンは具体的な話は何もせず、いつもように姿を消した。




外へ出ると日が暮れてきていた。

オンマンド:なあ、さっき様子がおかしかっただろ
ジェイ・ザルゴ:カジートも感じていたぞ!
Mian:ああ・・・サイジック会が接触してきたんだ
オンマンド:サイジック会?何故そんなものがお前に?

アンダーサールザルで起こった出来事については、簡単にジェイ・ザルゴに説明はしてあるが・・・。
ウィンターホールド大学へ戻る道すがら、2人には大学にある”マグナスの目”のことやサイジック会の接触、アンカノが何か企んでいるように感じられることなどを話す。

大学に戻ってアークメイジに報告したら、ラビリンシアンだな!とジェイ・ザルゴは楽しそうだ。




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