Skyrim~ ドーンスターで厄介事を片付ける(Midir編)
ジェナッサの装備を整え、いざ出発!
ジェナッサ:ちなみにドーンスターには何をしに行くの?
Midir:ん?ファルカスの兄貴から仕事貰って・・・なんだけな。なんか悪い奴を殴ってこいって
ジェナッサ:ファルカス?ああ、同胞団ね。え?ちょっと待って。あんた同胞団なの?
Midir:おうよ。今日、なんか儀式してもらった
そして、どのルートでドーンスターを目指すのか聞かれたので、Midirは地図を広げ直線を描く。
ジェナッサは、地図とMidirの顔を見比べ溜息をついた。
ムアイクに遭遇
狼を倒したり
サーベルタイガーを倒したり
襲い掛かってくる山賊を倒しながら北を目指す。
ジェナッサは弓が得意なようだ。敵目指して直線的に突撃するMidirのフォローをしてくれるのは、ありがたい。
Midir:ねーさん、やるな。
ジェナッサ:ジェナッサでいいわよ。あんたが、何も考えていなさすぎるんじゃない?
Midir:とっとと、ぶっ潰したほうがいいじゃん
ジェナッサ:早死にするわよ
そんな話をしながら、どんどん北へ。
雪がちらちらと舞い落ちてきた。
そろそろ暗くなるし、どこかで暖を取って一休みしたいところだ。
ふと、遠くに煙が立ち上っているのが見えた。
山賊のねぐらでもあるのだろうか。・・・丁度いいな、とMidirはにやりとした。
大守護石の祠に、焚火があり寝床もある。・・・だが肝心の人影が見当たらない。
ジェナッサが声をかけてきた。
指さす方を見ると、山賊の死体が祠の下にある崖に投げ込まれている。
どうやら先客を片付けて、ここで一休みした人物がいるようだ。
ジェナッサ:山賊同士でやりあったのかしらね
Midir:かもな。でも、ここお宝なんてなさそうだしなぁ
ジェナッサ:あそこの山頂に・・・なにか大きな石像があるわね。もしかして、あそこに何かがあるのかも
Midir:お、ほんとだ。でけぇ石像があるな。ちょっと行ってみようぜ!
長い長い階段を登りきると、目の前に石像が迫る。
なんだこれ・・・?
Midirが聞くと、ジェナッサはメエルーンズ・デイゴンねと吐き捨てるように言った。
?デイドラだっけか?
デイドラにも9大神にも大して興味のないMidirは、ふーんと答えて石像を見上げる。
祠の扉は鍵が掛かっていて中に入れなかった。
大守護石に戻って、飯食おう。
焚火でホーカーの肉をあぶり、リンゴを切って食べる。
ジェナッサがエールを持っていたので、2人で呑んでほろ酔いだ。
Midir:そういやさー
ジェナッサ:なによ
Midir:ジェナッサ、最初会った時”芸術がどうの”言ってたよな。あれ、なに?
ジェナッサ:(なんで、そういうことは覚えているのかしらね、このこは)
Midir:あとさー、なんで傭兵になったの?
ジェナッサ:・・・元々武器職人だったのよ。で、良い武器ができると、自分で使いたくなって。
Midir:わははは!それで傭兵になったのか!
何がMidirのツボにハマったのかわからないが、しばし笑い転げ・・・
静かになったなと思い、覗いてみるとエールの瓶を抱えたまま、寝こけている。
・・・これが同胞団とはねとジェナッサは呟き、自分も眠ることにした。
軽く朝食を取り、一気にドーンスターへ向かうとしよう。
雪山を降り、しばらく走ると焼け落ちた家が見えてきた。
まだ火が燻っているのか、むっとした熱気が肌を撫でる。
建物の中は惨憺たる有様だ。
ジェナッサ:これは・・・
Midiri:なにがあったんだ、これ
ジェナッサ:ステンダールの番人と・・・吸血鬼ね
Midir:吸血鬼?俺、ホワイトランで襲われたことある
ジェナッサ:ステンダールの番人は、デイドラや吸血鬼を退治して回ってたわ。
Midir:返り討ちにあったってとこか
ホワイトランでMidirにドーンガードへ入らないか、と声をかけてきたデュラックの顔が思い浮かんだ。
ここのこと教えてやろうかな。・・・同胞団の用事すんだら、ドーンガードんとこ行ってみるか。
気を取り直してドーンスターへ。
ようやくドーンスターにたどり着いた。
えーと・・・目標は・・・ホリック・ハーフハンド?
近寄ると何やら首長と言い争いをしている。
話が終わるのを待って声をかけるとするか。
紛争の解決を頼まれた、と言うとピンと来たのか殴り掛かってきた。
すかさず右フックをかます。
ジェナッサが殺すんじゃないわよ!と叫ぶ。あ、そうか。殺しちゃだめなんだ。
ホリック・ハーフハンドが膝をついたところで勝負は決まった。
よし、ホワイトランへと戻るとしよう!