Skyrim~Mian ウィンターホールド大学に入学する
大学の中に入り、身に着けていたフードとマントを外す。
新入生に向けてのオリエンテーション。
どんなことをしているのか・・・。
元素の間に入ると、ひげの男性が3人の学生に向けて何やら説明をしているのが見えた。
・・・それを遠めに眺めているサルモールの姿も。
こいつ、さっきミラベルと言い争いをしていたな。
中に入ってきたMianに気づいた男性が、にこにこしながら手招きする。
トルフディル:ようこそ、ようこそ。さぁ、こちらへ。
Mian:遅れて申し訳ない
トルフディル:今始めたばかりだ、遅れちゃいないさ。
ジェイ・ザルゴ:もう話はいいから、魔法を使いたい
オンマンド:初歩的な話はいいから、実践を教えてください
どうやら初歩的な魔法の説明をしていたようだ。学生たちから不満が噴出した。
トルフディルは、やれやれと肩をすくめた。
それでは、とトルフディルがMianを指定の場所に立たせる。
防御の魔法は持っているかと尋ねるので、魔力の壁は覚えていると答えると満足そうに頷いた。
トルフディル:魔法の様々な応用を覚えても良いだろう。君・・・名前は?
Mian:Mianです
トルフディル:よろしくな、Mian。私はトルフディル。変性学を教えている。あとは君たちのような新入生の担任もしてるよ。
Mian:よろしく
トルフディルの合図と共に魔力の壁を張る。
壁に向かって魔法が放たれる。
壁が魔法を受け止めるのを確認したトルフディルは嬉しそうだ。
こういった魔法は地味かもしれないが、君たちの命を守ることを覚えておくことだとトルフディルは言う。
3人の学生たちの反応はといえば・・・いまいち。
トルフディル:近辺のサールザルの遺跡で、とても興味深い発掘をしている。
ブレリナ:発掘、ですか?
トルフディル:そうだ。そこへ行くことにしよう。きっと素晴らしい体験になるはずだ
ジェイ・ザルゴ:魔法は使えるのか?
トルフディル:発掘現場だからね。魔法を使うことはないと思いたい
それでは数時間後に現地で会おう、と言ってオリエンテーションは終了した。