Skyrim – Lucius 尖った王冠を探す
リッケ特使の掛け声と共にコルバンヤンド遺跡へと走り出す。
遺跡の外で待ち受けていたのはストームクローク軍ではなく山賊だったのに少し拍子抜けしたが、訓練された兵士たちは苦も無く切り伏せ遺跡の中へとなだれ込んだ。
リッケ特使:さぁ、気を抜かずに行くわよ!
帝国兵士たち:おおーーー!!
リッケ特使:合図とともに突撃!
こんなに早く遺跡に辿り着くと思っていなかったのか、少数のストーククローク兵しか入り口付近を守っていないようだ。
共に罵り声を上げながら、戦っている。
ハドバル:怒らせたらどうなるか、思い知ったか!
王冠を求めて、遺跡の奥へ、奥へと進んで行く。
要所要所でストームクローク兵が待ち伏せしていて、狭い場所で乱戦となる。
ストームクローク兵:帝国の犬め!!Skyrimから出て行け!!
帝国兵:死ね、反逆者ども!!
ストームクローク兵を片付けると、更に奥へ。
時折、リッケ特使が立ち止まり王冠がないか辺りを探索させる。
とはいえ、どんなものなのか誰も知らない訳なのだが。
どんなものを探せばよいのか、知っている者はいなかった。
そう言う意味ではストームクロークの方に利があるかもしれない。
ハドバルが、昔話で聞いたことがあるような気がすると話し出すと、俺も俺もと周りの兵士たちがあれやこれやと話し出し、一時辺りが賑やかになった。
そんな兵士たちをリッケ特使は醒めた目で見つめている。
壁画に囲まれた部屋に出たが、どうやら行き止まりのようだ。
見ると、壁に鍵穴のようなものが並んでいる。
足元には倒れたストームクローク兵。
なにか仕掛けがあるということか・・・?
ストームクローク兵の死体を足で転がすと、何か握りしめている。
爪・・・?
壁の鍵穴にぴったりとあう形だ。
これが鍵という事か。
差し込み、回すと共に、辺りから矢が飛んでくる。
咄嗟に盾を構え身を隠す。
ハドバル:おい、大丈夫か!
Lucius:・・・問題ない
リッケ特使:それが鍵ということか
Lucius:鍵穴の上の絵柄を合わせる必要があるようです
ハドバルがあれこれ手を出してくるのを迷惑そうに払い除けながら、絵柄を合わせ鍵を開けた。
ズズズズ・・・と重い音を立てながら、石の扉が開くのを見届けるとリッケ特使が皆に進むように声をかける。
石棺から起き上がる死体を倒し、扉を開ける仕掛けを探す。
あれはドラウグルっていうんだ、とハドバルが死体を指さして説明した。
Luciusは興味なさげにちらりと一瞥しただけだった。
少し広い部屋に出ると、リッケ特使が皆に王冠を探す様に声をかける。
石棺の中や壺の中などを探していると、ハドバルがドラウグルの死体がそれらしいものを持っていることに気付き声を上げた。
これが・・・王冠?
皆で群がって眺めていると、ばたんと石棺の蓋が開く音がした。
王冠を守る戦士たちなのか。
ドラウグルは王冠を手にしているハドバルに向かって襲い掛かる。
慌ててリッケ特使がハドバルの手から王冠を奪い取り、Luciusに渡す。
リッケ特使:貴方はそれをテュリウス将軍に届けるのよ!
Lucius:御意
ハドバル:ここは俺たちがなんとかするからな!
Lucius:・・・
リッケ特使:早く行きなさい!!
王冠がLuciusに手渡されたことに気付いたドラウグルが、剣を手に襲い掛かってくる。
お前たちの相手はこっちだ!と兵士たちがドラウグルとLuciusの間に割って入り、戦いを繰り広げるのを後目にコルバンヤンドを後にし、ソリチュードを目指す。
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