何年振りなのかわからない。
太陽の日差しに目がくらみ、しばらく開けることができなかった。
ようやく目が慣れてきた頃、周りを見渡すと・・・荒廃した世界が広がっていた。
あんなに緑生い茂る美しい町だったのに、今は枯れ果てて世界が全体的にくすんで見える。
これは、核のせいなのか・・・。
慌ててサンクチュアリのわが家を目指す。もう・・・ない可能性もある。
そういえばコズワースはどうなんたんだろう。
サンクチュアリ
ようやくたどり着いたサンクチュアリは、案の定荒れ果てていた。人の気配はない。
それでも・・・と元々自分の家があった場所に行ってみると、なんとコズワースが家の壁の修復を試みている!
あまりの驚きに最初声がでなかった。
嗚呼、俺が知っている存在がここにいるなんて。
コズワース:旦那様!!
コズワースは俺に気づくと嬉しそうに近寄ってきた。
よくよく話を聞くと、あの核が落ちた日から200年も経過しているそうだ。
200年?200年だって?
そして何も知らないコズワースは、ノーラとショーンのことを聞いてきた。
奥様とぼっちゃんはどうしたんですか?ご一緒じゃないんですか?
2人は・・・いないんだ。
ノーラはやつらに殺された。ショーンは・・・連れ去られた。
コズワースは俺の言っていることが理解できないようだった。
饒舌にしゃべるコズワース。おい、ちょっと待て。お前様子が変だぞ!?
どうやらコズワースも200年もの間、話相手も指示を出してくれる相手もいない一人きりの状態でいたために精神(ロボットに精神はあるのか?)が少々おかしくなってしまったらしい。
コズワース、落ち着くんだ。
なにかノーラから預かっていたものがあるという。
ノーラ。
ノーラが吹き込んでくれたホロテープを入手した。
今はまだ聞くことができないが、いつか聞いてみよう。何を君は話しているんだろう。
しんみりしていると、コズワースがこの先にあるコンコードに生き残った人たちがいるかもしれないから行ってみたらどうだろうと勧めてくれた。そうだな。生き残っている人たちと接触してみるのが一番いいかもな。
※コズワースとサンクチュアリ内にいるラッドローチなんかと倒して回る作業が発生するのですが、何故か今回発生せず。前回はコズワースが家の中でぐるぐる回りだし、先に進まず詰みました。一応ぐるぐる回るバグは修正パッチMODが作成されていて、これを入れると回避できます。
自宅向かいにある作業台をアクティベートするとクラフトが可能になります。
サンクチュアリの廃屋を解体して、新しい家を作ったりして住み心地良い場所にしていこう。
とりあえず、コズワースの言うコンコードとやらへ行ってみよう。
橋を渡ってすぐのところで人と犬(のようなもの)が倒れていた。相打ちしたのだろう。武器を手に入れなきゃな・・・。今持っているのは・・・パイプレンチ。もう少し性能のいい銃を手に入れたい。
走っていくと、ガソリンスタンド「レッドロケット・トラックストップ」が見えてきた。
Dogmeat:わんわん!
お前、一人なのか?
わんわん!
いいこだ。一緒にくるか?
わん!
旅の仲間ができたぞ。
レッドロケット・トラックストップにも作業台があるので、居住地としてあれこれ行うことができます。
ドッグミートと一緒に敷地内にいるモールラットをすべて片づけると使用可能に。
武器や防具もそれぞれの作業台で強化を行うことができる。最初から武器を作り出すことはできません。残念。
片づけて、一休みしようか
武器系MODも入れたので、あれこれ武器を作ってみる。よしよし。
ベッドを作成し、一休み。足元にドッグミートがいる。誰かが傍にいるというのは、安心するな・・・。おやすみ、ドッグミート。
気分新たにコンコードを目指す。
レッドロケット・トラックストップを出てすぐの路上で、死んだ牛?に群がっている大きな蚊のようなもの(ブラッドバグ)に襲われた。
なんだあの大きさは!ラッドローチもそうが、この世界の昆虫は巨大化しているのか?
ドッグミートも果敢に噛みついて攻撃していた。頼もしい仲間だ。
コンコード
銃撃戦の音が聞こえたので、壁に身を寄せて周りの様子を窺う。
どうやら、あの建物の中に立て籠っている人たちを襲っているようだ。
周りにいたやつらを全て片付けると、建物から呼びかけられた。
プレストン・ガービー:助けてくれ!たのむ!
コズワースの言うように、生存者がいた!
レイダーというのは追いはぎのような無法者なんだな。そいつらに襲われそうだと・・・。よし、建物の中に入ってみよう。
いくぞ、ドッグミート。
わんわん!