Fallout4~Memory Interrupted(Railroad)
荷物が手一杯になってしまったので、一度サンクチュアリに戻った。
あやうくプレストンにMAPに印を付けられそうになったが、今回は遠慮しておいた。
オールド・ノース・チャーチに戻った途端、ドラムボーイがDr.キャリントンとデズデモーナが呼んでると声をかけてきた。
ディーコンと合流し、2人の元へと急ぐ。
「戻ったわね、ブルズアイ。再び炎の中に飛び込む準備はできてる?」
「何の話だ。」
デズデモーナ、Dr.キャリントン、P.A.Mが待ち受けていた。
「Dr.アマリが困難に直面しているのよ。」
「Dr.アマリ?グッドネイバーの?」
デズデモーナが右眉を上げて返事する。
「H2-22たち人造人間はメモリーデンに行き、Dr.アマリから新しい記憶を貰って、そこを出て行くことになっているんだけど」
「そのルートに問題が生じてね。」Dr.キャリントンが後を引き継ぐ。
「モールデンセンターを抜けるルートなんだが、第一世代の人造人間が配置されてしまっているんだ。」
「だからスイッチボードのルートを使えばいいじゃないの」デズデモーナが反論する。
「スイッチボードはインスティチュートの活動の中心です。発見される確率が飛躍的に上昇します。」P.A.Mが冷静に言う。
「ほらみろ、デズ。スイッチボードのルートは危険が大きすぎる。」
ディーコンに目をやると、またいつものことだと言うように頷いた。
「まずはDr.アマリと話をしよう。」
グッドネイバーに行くのも久しぶりだ。
メモリーデンに入ろうとしたところで、ディーコンが声をかけてきた。
※好感度イベント
「なあ」
「うん?」
「俺らは、巡回をして仕事をしている。そろそろ大きな秘密について知る時だ。」
「秘密?また何を言い出すのかと思えば・・・」
真面目な顔をしてディーコンは話を続ける。
「皆はデズデモーナが大親分だと思っている。彼女は作戦を決定し、お高くとまった演説をする。でも、ただの芝居だ。」
頷いて先を促す。
「彼女は俺の言うとおりにする。何故ならレールロードは俺の舞台だ。創設してからずっとこの感じだ。」
「本当にお前が創設したのか?」
「そうだ。俺とジョニーDとワッツでね。あれは60年前だったか70年前だったか・・・。細かいことは忘れたよ。」
「お前と旅をすると、退屈しないな。」
にやりと笑うと、そうそうと付け足した。
「こんな話をしたかった訳じゃなかった。伝えたいことがあったんだ。教訓とでもいうのかな。」
「教訓?どんなことだ?」
「お前の古き良き戦前の価値観なのか、それとも持って生まれたものなのかはわからないが、お前には特別な何かがある。」
「なんだ、なんだ。急に。」
「この連邦にはレールロード以外にも色々な組織がある。いずれ、その組織独自の戯言を聞かされることになるだろう。」
「うん。」
「そんな時は余計なお喋りは無視して、お前に何をやらせようとしているのか、どんな世界を作るのか、その代償をどうやって払うのか、よく目を見開いて見るんだ。」
「アドバイスをありがとう、ディーコン」
「さて、イルマにご挨拶してドクターに会おうかね」
Dr.アマリに声をかけると、H2-22はすでに新しい記憶を移植され休んでいるところだと言う。
最後に挨拶ができなかったのは残念だ。
DR.アマリに元々のルート、モールデンセンターのルートを使うことを説明する。
「じゃあ、モールデンセンターへ行こうか。」
メッドフォード記念病院前にいるスーパーミュータントとモールデンセンター付近にいる人造人間を片付けて地下鉄駅に向かうとグローリーが姿を現した。
「待って、もしかしてディーコンとブルズアイ?あっはっは。同じ仕事を任されたの?」
「ん?グローリーか?」
「私たちのくだらない”すみわけ”のせいで、たまにこういうことが起こるのよ。」
ディーコンを見るとにやにやしている。
「せっかくだし、一緒に戦わない?」
「いつもなら温泉と編み物を楽しむところだけれど、暴れる準備はできている。」
グローリー、ディーコン、俺の3人でモールデンターに突入していった。
中は・・・根城にしていたレイダーと人造人間が戦っていたりする。
俺たちは、そいつらを全てぶち抜きながら奥へと進んでいく。
※第一世代の人造人間を片付ければクリア
無事3人で地上に戻ると、グローリーが君は人間なのになかなかやるねと褒めてくれた。
「こりゃどうも。」
「ディーコンが君の事話していたのは正しかったね。レールロードに入ってくれてありがとう。」
「おい、ディーコン。一体何を話してるんだ?」
「さてねぇ」
じゃあ、また本部でと挨拶しグローリーと別れた。
「デズへ報告しに戻るとするか。」
「ルートは確保した。H2を安全に移動できる。」
「よくやったわ、2人とも。モールデンセンターでのことはグローリーから何度も聞いた。」
「またH2を助けることができてよかった」