Fallout1~You ain’t heard nothin’ yet.
マリポーサ軍事基地にミュータントどもが溢れていた情報を手にLost Hillsへと戻る。
Vesper「戻りました。」
Jhon Maxon「君か。で、どうだったかな?」
Vesper「基地を発見しました。ミュータントが・・・うようよいました。」
Tycho「やつらは武装している。」
ハイエルダーMaxonはうなり声をあげた。
Jhon Maxon「では、君なら・・・君たちならどう出る?」
Ian「ま、ここで引き籠ってはいないだろうな。」
Ianの脛を蹴飛ばす。
Vesper「勿論、先手を打ちます。こちらから攻撃をしかけるべきではありませんか?」
Jhon Maxon「よろしい!そういうことなら石頭のエルダーたちを説得することができるだろう。会議を招集しよう。」
Mathiaに議事堂の場所を聞き、会議へ出席するために向かうとしよう。
マリポーサ軍事基地にいるミュータントが武装していること、先手を打とうということを説明するとエルダーたちも納得してパラディン3名をつけてくれる手筈となった。
建物から外に出たが・・・あれ?護衛としてつくはずのパラディン達の姿が見えない。
Vesper「どういうことだ?」
Ian「なぁ、まさかさぁ・・・現地集合?」
Tycho「この場にいないとなると、その可能性もあるな。」
Vesper「あそこまでの道中につええ敵(Centaursとか)いるから、人手が欲しかったのに・・・。」
Mariposa Military Base
現地集合のパラディン達
基地のほうに目をやると、入り口には厳ついガードがいるし他にも見張りが立っている。
Tycho「どうする?」
Vesper「ここで正面突破はしない。」
Ian「またあいつら騙すの?」
Vesper「・・・人聞き悪いこと言うな。ちょっと面白いことを言うだけだ。」
武器をしまって、入り口に近づいて行く。
ぞろぞろとやってきた俺たちを見て、ミュータントが銃を構える。
Vesper「私は司令官の命を受けたスペシャルミュータントだ。通さないとどうなるか、わかってるんだろうな?」
Mutant「あー、わかった。」
Ianが笑いをこらえて震えている。
Tychoが後ろから蹴飛ばし先へと進ませる。
建物の入り口の前に陣取っているミュータントも愚鈍な目で俺たちを眺めるだけで、発砲はしてこない。
扉に鍵がかかっている。ふむ。
スニークで近づき、後ろから所持品を漁るが鍵らしきものは見当たらない。
このホロテープが怪しいので貰っておこうか・・・。
Tycho「なんだそれは?」
Vesper「鍵っぽいもの持ってねぇんだ。武器以外だとこれが怪しくてな。」
Ian「あ、なんか書いてあるぞ。」
Ianが指さした部分に”CODE 010597”という文字が刻まれているのが見えた。
Vesper「これが・・・鍵か?」
コードを入力すると、扉が開いた。
Ian「ビンゴ!」
静かに建物の中へ滑り込む。
通路の途中にバリアのようなものが張られているのが見える。
なかなか一筋縄ではいかないようだな。
Ianが後ろを振り返って何かに気づいたようだ。
Ian「なぁ・・・」
Tycho「どうした?」
Ian「B.O.S.の連中は?」
・・・。確かにパラディン3人の姿が見えない。戦いの音も聞こえないから、外で戦闘を繰り広げているわけでもなさそうだ。
Vesper「・・・。最初から俺たちだけだったと思えばいい。」
Ian「なかったことにした!」