Fallout1~No pain, no gain

Fallout1~No pain, no gain

そういや外にいると思っていたB.O.S.のパラディン達はどこへ行ったんだ?
建物の中にはいなかったし、爆発に巻き込まれたわけではないだろう。

Ian「なんか情報掴めた?」
Vesper「ミュータントどもとチルドレン・オブ・カテドラルが結託して、人間を攫ってる。そして実験だ。」
Tycho「なんだって?確かに・・・HUBにある教会でも信者の様子がおかしかったな。」
Vesper「治療すると言って人を集めて、ヤク中かなにかにして連れ去ってるんだろう。」
Ian「あそこの基地に親玉いたのか?ぶっ殺した?」
Vesper「・・・いや、あそこにはいない。」

俺はPip-Boyに描かれている地図を見る。
今まで行ったことのない町Boneyard。そこで情報を集めてみることにするか。


Boneyard

入り口にいるガードに声をかける。
他の町と同じように武器は降ろす様に言われた。まぁ、そりゃそうか。

この町は以前は「Los Angels」と呼ばれる大きな都市だったそうだ。
ついでにチルドレン・オブ・カテドラルについて何か情報がないか聞いてみる。

Vesper「チルドレン・オブ・カテドラルについて、何かご存じではありませんか?」
するとガードはもう一つある集団と並べて、あいつらはアホの集団だなと断じた。
チルドレン・オブ・カテドラルは南にあるカテドラルで何やら胡散臭い動きをしているらしい。
そしてもう一つのアホはアポカリプスの使徒と呼ばれる集団。こいつらは平和について何やら唱えているそうだ。

Ian「愛と平和?」
Tycho「まぁ、この世の中でそれを唱えるのはご立派だがな・・・。」
Vesper「南にあるカテドラルか。潜り込めないか。」
Ian「もうちょっと町の人に話聞いてみたほうがよくね?」

カテドラルに人なざる生き物が出入りしている・・・ミュータントだな。
TychoもIanも頷いた。

ついでだから、アポカリプスの使徒も情報を聞きに行ってみよう。

これは・・・図書館か。
Vault以外でこんなにたくさんの本を見たのは初めてだ。Ianは慣れない雰囲気なのか、黙り込んじまった。
ここのリーダーはNicoleというらしい。
探して声をかける。


アポカリプスの使徒リーダー Nicole

早速チルドレン・オブ・カテドラルについて聞いてみる。
Vesper「はじめまして、Vesperと言います。チルドレン・オブ・カテドラルについての情報を集めています。」
Nicole「こんにちは。歓迎するわ。チルドレンについて?」
Vesper「そうです。何かご存じではありませんか?」

Nicoleの眉が一瞬曇った。
Nicloe「私たちと同じく・・・平和を希求すると訴えているのですが、異議を唱えたものが皆姿を消しています。」
Tycho「つまり・・・?」
Nicole「手を・・・下しているのではないかと。」

Nicoleは一息つき、俺たちを眺めた。

Nicole「あなた達は、何故そんなことを聞くのですか?」
Vesper「・・・脅威を消し去りたいと考えています。」
Nicole「チルドレンが脅威だと?」

一瞬考え込んだNicoleはカテドラルにスパイを忍び込ませている、と教えてくれた。

Ian「スパイ?大丈夫なのか?」
Nicole「スパイの名前はLaura。”Red Rider”と伝えれば何のことかわかります。」
Vesper「・・・わかりました。ありがとうございます。」
Nicole「こちらも可能であれば陽動を行います。では、気を付けて。」

アポカリプスの使徒の建物を後にし、カテドラルとやらへ向かう。
そういや、マリポーサ軍事基地でダウンロードしたデータの中身を確認していなかったな。
Pip-Boyを起動してデータを見てみよう。


Richard Greyのログ ※またしても最初と最後しかSS撮ってない

Tycho「Haroldって、The HUBにいたミュータントか?」
Vesper「じーさん、なんて言ってた?Richard Greyたちと一緒にミュータントを追いかけて基地へ行って・・・」
Ian「Richard Greyは得体のしれない液体の入ったタンクに落ちた。」

どうやらGreyは生きていたようだ。
FEV培養液に落ちて、その身を変貌させながら。
Tycho「一体化(Unity)?なんだそれは。コンピューターとも融合しているぞ、こいつ。」
Ian「ここ、ここ見ろよ。放射能汚染が少ないほど改造成功率が高いって。」
Vesper「それでVaultか。」

俺はVault13が次のターゲットに挙げられていたことを話した。

Tycho「これは・・・」
Ian「一刻を争う感じだな。カテドラルとやらに急いで行こうぜ。」

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