Skyrim~Diyaab ホワイトランへ
ジャルデュルの家で一晩過ごし、ホワイトランへ向かうためリバーウッドを出発しよう。
が、その前に・・・。この帝国軍の鎧をどうにかしないとな。
リバーウッドへ来る途中に鉱山があったはず。そこには恐らく山賊どもか、鉱夫たちのどちらかがいるだろう。
一般市民の服装を早く手に入れなければ。
遠くから鉱山入り口を眺めると、山賊が警固している。よし、これで心おきなく略奪ができる。
弓を射て注意をひいて・・・
Diyaab:よっと
外にいた山賊は、随分とごつい鎧を着ていた。・・・こんなんじゃないんだよ。
山賊のくせに立派な鎧を着ていやがるな。売り飛ばせば、幾ばくかの金にはなるか。
とりあえず身ぐるみは剥いでおこう。
鉱山の中にいた山賊どもを駆逐するついでに、一般市民の装備がないか漁る。
まぁ、こんなところか。
鉱山から戻りがてら、リバーウッドの周りを散策する。リバーウッドは山間の小さな村といった風情だ。
・・・長閑な村だ。
さて、ホワイトランとやらに足を延ばしてみるとしよう。
ホワイトランは大きな町らしい。首長のバルグルーフと話す様に言われたが・・・。
様子を見て考えることにする。
あれが、ホワイトランか。城が見える。
周りを城壁で囲われた、攻めるに難い都市だ。
周りを散策して潜伏場所や脱出経路を考えておくとしよう。
入り口の門で衛兵に呼び止められた。リバーウッドからの救援要請だと伝えると、直接首長に会うように言われた。
おいおい、いいのか?どこの馬の骨ともつかない俺を首長に近づけて。
首長に顔を覚えられると面倒なんでね。
衛兵には、俺はただの伝言係だからと言って首長に伝える役目は譲ることにした。
街中の様子を観察する。
町の中心には市場があるのか。こっちは雑貨屋で、こっちは宿屋・・・と見て回っていると
後ろから、わんわん!と犬の吠え声が聞こえてきた。
見ると毛並みのいい犬が伏せの状態で俺を待っている。なんだ?どこかの飼い犬か?
声をかけずに移動すると・・・後ろからついてくる気配を感じる。
見ないふりをしていれば、いずれどこかへ行くだろう。
タロスの像を通り過ぎ
首長の居住区であるドラゴンズ・リーチへ。
そっと中に入ると、大きな声で執政らしき男が首長にヘルゲンでの出来事について訴えていた。
ヘルゲンの話は、すでにここまで広まっているらしい。
あの椅子に座って、執政の話を聞いているのがバルグルーフか。
顔は見られないように、物陰から様子を窺う。
執政の話をのらりくらりと聞いている辺り、リバーウッドでレイロフやホッドがバルグルーフは今は中立の立場だが、いずれストームクローク側に付くさと言っていたような気もするが・・・どうだろうな。
ドラゴンズ・リーチの中を見終え外に出ると、さっきの犬が待っていた。
わんわん!
首には「Lady」と書かれた名札が下げられている。飼い犬という訳だ。
俺は連れはいらないんだ、と言っても犬にわかるわけもなく。
・・・仕方がない。ついてくるなら好きにしろと言うと、嬉しそうに「わん!」と吠えた。
着替えをして、ホワイトランの周りを散策しようと考えながら歩いていると、厳つい顔をしたオークに声をかけられた。
ドーンガード?吸血鬼?
俺には興味ないね。
そう答えると、それも織り込み済みといった感じで受け流され、オークはドーンガード砦でイスランと話せと言い残し去って行った。
いや、本当に興味がないんだが。