Skyrim~Diyaab 闇の一党の仕事を片付ける
Midirがジェナッサと酒盛りを始めた頃、Diyaabはドーンスターでの仕事にとりかかろうとしていた。
ここでの仕事は鉱山経営者ベイティルドの暗殺。
町の様子を見ながら、ターゲットを確認する。
肝心のベイティルドは自分の鉱山の前で、従業員たちを厳しい目で監視している。
少し離れた場所から会話を聞いていると・・・なかなかキツイ性格のようだ。
・・・誰かに恨まれたのか。まぁ、俺には関係ないが。
ここは常に人の目がある。
・・・家に侵入して、そこで消すか。
幸いなことに日も暮れてきた。ベイティルドの家を確認し、家に戻る時間まで見張ることにしよう。
この鉱山の他に水銀鉱山があり、どうやら互いに仲が悪いようだ。
聞くところによると、経営者は元夫婦だとか。・・・ふむ。
夜遅くにベイティルドが帰宅したのを見届けて、衛兵に見つからないように家に侵入する。
寝ているところを音もなく片付け、家を出ると・・・何故か手紙を届けに配達人が近寄ってきた。
※差出人はLeigelf。ベイティルドの元夫
・・・。これでは自分が依頼人だと言っているようなものではないか。
疑いがかかるとは思っていないのか。とりあえず手紙をしまい込み、次のターゲットのところへ向かう。
地図を見ると、雪山を越えたところに小さな宿があるようだ。
食料の補充と休息を、そこで行うことにしよう。
小さな宿屋は見た目通り閑散としている。宿屋の親父と、飲んだくれてる老人がいるだけだ。
宿屋の親父から食料を買い、一晩の宿を頼む。親父は客が来たことに驚いていた。
余程暇なのか、少し前にストームクロークに入隊するという男が寄って行ったなと話し出した。
元山賊でトサカみたいな頭した若い男。
ああ、ウィンドヘルムでも見かけたな。ヘルゲンにいたあいつか。
Ladyが腹が減ったと、鼻先を押し付けてきた。
食事をして、休むとしよう。
まだ暗いうちに宿屋を発つ。
アンガの工場の手前・・・テントと焚火が見えてきた。
どうやら、次のターゲットはここで寝泊まりしているようだ。
幸いなことに周りには誰もいない。
早々に片付けてしまおう。
寝込みを襲われたエノディウス・パピウスは声も上げずに死んだ。
何が起こったのか分からないまま天に召された。
しかし・・・こんな場所にキャンプを張って寝泊まりしているような男を殺して欲しいと願うのは誰なんだろうな。
ナジルは確か元製粉業者で、今は被害妄想にかられた世捨て人と言っていた。
Lady:ご主人さまー、次いきましょうー
気を取り直して、次はイヴァルステッドのナルフィの元へと行くとするか。
イヴァルステッドには真夜中にたどり着いた。
すでに村は寝静まり、数人の衛兵が松明片手に見回っている。
ターゲットは、川の向こう岸にある崩れた家で暮らしているようだ。
暗がりの中、川を渡り家を覗くと・・・明かりも付けずに1人座り込むナルフィの姿が。
なにやらブツブツと呟いている。寝る様子もないようだ。
後ろから弓で射抜き、仕事を完了させる。
聖域に戻るとするか。
聖域に足を踏み入れると、アストリッドの不機嫌そうな声と男の甲高い声が聞こえてきた。
何を騒いでいるんだ。
・・・おや、あいつは・・・。