Skyrim~アーリエルの弓を求めて・後編(Midir編)
Midir:あといくつ祠廻ればいいんだ?
セラーナ:今で3か所を廻りましたから・・・あと2か所ですわね
Midir:あと2つか。一気に片付けようぜ
※近くに言葉の壁あり。Midirはドヴァとして生きていないので、取得はしていません
祠を探して坂を上る。
あれでは、とセラーナが指を指す。
アーリエルの印をつけた屋根と司教が見えてきた。
二リロール司教に声をかけ、水を汲む。
残すはあと1つ!
ファルメルたちを倒しつつ先へ進む。
氷河のクレバスの中にまで住処を作っていやがる・・・。
本当に、あのギレボルと同じ種族だったのか?
倒したファルメルを見つめながら、再びMidirは考える。
セラーナ:どうかなさいまして?
Midir:ん。いや。
セラーナ:ファルメルがなにか?
Midir:・・・こいつらの姿って、ドゥーマーにやられたんだったよな
セラーナ:ギレボルは、毒を盛られただけでここまで醜悪にはならないと言ってましたけれどね
よくわかんねぇなと呟き、見つけたファルメルの首を剣で刎ね飛ばす。
ようやく最後の祠が見えてきた。
エデルボル司教に声をかけ、最後の水汲みを終える。
※写真撮り忘れ。「光の祠」「物見の祠」「学びの祠」「意志の祠」「輝きの祠」で5つ
輝きの祠から先に進むと・・・大きな聖堂が見えてきた。
ファルメルたちが隠れているかと警戒しながら歩く。
どうやら外に見張りはいないようだ。
聖堂の入り口に大きな像が。あれが・・・アーリエル?
セラーナが、この聖堂は相当古い物だと思うと言う。
Midir:なんでわかるんだ?
セラーナ:このアーリエルの像に使われている印。
Midir:しるし?
セラーナ:ええ。これは比較的古い時代のものですわ。像自体が古いということは、聖堂も古い物かと
印ねぇ・・・とMidirはアーリエルの像を見上げる。
階段を上がると踊り場に石の器が設置されていた。
セラーナがMidirを見つめ、水を、と呟く。
器を水で満たすと、ゆっくりと床に彫られた溝を巡り、アーリエルの印を淡い緑色に染め光を放つ。
光の先は大きな扉が。
ここが、最奥聖域か。セラーナも少し表情を硬くする。
聖堂の中は静まり返っていた。
2人が歩く音だけが響き渡る。
セラーナが指さす先に、凍りついたファルメルやシャウラスの姿があった。
アーリエルの祠の周りに、アイテムを手に氷漬けになっているファルメルたち。
捧げものをしようとでもしているのか?
アイテムに手をかけると、氷が崩れ落ちファルメルが襲い掛かってくる。
なんなんだ、この気持ちわりぃ場所は!
※新人の水差しを置いて扉を開けるギミックあり
氷の巨人やファルメルたちを倒しながら、奥へ奥へと進む。
辿り着いたのは、アーリエルの礼拝所。
氷漬けのファルメルたち。
その先の王座のような場所に、1人スノーエルフが鎮座している。
あれが、ヴィルスールか?
近づいてくるMidirとセラーナを交互に眺め、楽しそうに喉を鳴らす。
最高司祭ヴィルスール:いいぞ、お前は言った通りの仕事を終え、魅力的な人物を連れ帰ってきた
Midir:なんだと?
セラーナ:・・・それは、どういう意味ですの?
理由を知る必要はない。お前は死ぬのだからな!と言うとヴィルスールはファルメルたちの氷を解き放つ。
襲い掛かるファルメルの群れ。
※たしか3回くらい波がきた記憶が
ファルメルたちを全て沈め、ヴィルスールの座る王座へと迫るMidir。
Midir:覚悟しやがれ!!!
セラーナ:お前の命はここで尽きますのよ、ヴィルスール!
最高司祭ヴィルスール:やめろ!何世紀もかけた計画を台無しにする気か!
そう言うとヴィルスールは、最大の力を放ち聖堂を破壊する。
あまりの衝撃に床に倒れ伏すMidir。
セラーナが肩を揺すっているのに気付き、目を覚ます。
大丈夫ですわね?と言うセラーナに、にやりと笑いながら立ち上がる。
始末つけてやろうじゃねぇか。
ヴィルスールを追いかけ聖堂の奥へ。
Midir:てめぇ、待ちやがれ!
セラーナ:さぁ、ヴィルスール。弓をおよこしになって!
最高司祭ヴィルスール:お前は・・・何もわかっていない
Midir:なんだと?
最高司祭ヴィルスール:私の目を見ろ
セラーナ:あなたは・・・吸血鬼ですの?
よく見ると、ヴィルスールの瞳もセラーナと同じように赤く光っている。
どういうことだ?アーリエルの司祭が吸血鬼だと?
司祭として長い間務めてきたのに、弟子に吸血症を感染させられたヴィルスールは絶望したと言う。
そして・・・神を呪う。
セラーナ:それで?神に復讐をお望みなのかしら?
最高司祭ヴィルスール:長い間計画を練ってきた!ようやく予言を完成させることができるんだ!
Midir:予言?セラーナの父ちゃんが手にした予言のことか?
アーリエルに復讐するために、アーリエルの弓で太陽の力を奪いことができるという予言をヴィルスールが作り上げたのだ。
その予言を完成させるための大切な鍵が「純血の吸血鬼の血」だと言う。
すなわち「コールドハーバーの娘」であるセラーナの血。
この一連の騒動はヴィルスールが作り出したと、そういうことなのか?
Midirがヴィルスールに殴り掛かる前に、セラーナの腕がヴィルスールの喉元を掴んだ。
セラーナ:あなたの復讐のために、私たちは振り回されたというわけですわね
最高司祭ヴィルスール:離せ!
セラーナ:待っておりましたのね・・・ずっと、私の血を持つ誰かがやってくるのを
最高司祭ヴィルスール:お前の父がやってくると思っていた
Midir:・・・
セラーナ:でもお生憎様。これは誰にも渡しませんわ。あなたの血の力がこれにも通用するかどうか、見てみましょうか!
そう言い放つとセラーナはヴィルスールを床に投げつけた。
すかさずMidirがヴィルスールに斬りかかる。
ヴィルスールを倒し終えるとセラーナは少し一人になりたいと、その場を離れた。
階下から誰かがやってくる音を聞きつけたMidirは、音のする方へと急ぐ。
見れば騎士司祭ギレボルがいるではないか。
聖堂へと続く祠が解放されたことにより、ギレボルはヴィルスールが死んだことを悟ったと言う。
Midirは、先ほど聞いたヴィルスールとセラーナの会話を覚えている限りギレボルにしてやった。
裏切られし者になったのではなく、吸血鬼であったということも。
ギレボルは驚いた顔をしたが、少しほっとしたようにも見えた。
ファルメルたちがいつの日か憎しみを捨てて、アーリエルの信仰を取り戻すことを期待したいと言う。
それはそうと、アーリエルの弓だ。
ギレボルが指さす祠にアーリエルの弓はあった。
輝く弓を手に、セラーナの元へと戻る。
Midir:大丈夫か?
セラーナ:ええ、もう大丈夫ですわ
Midir:アーリエルの弓、手に入れたぞ
セラーナ:これで・・・終わりますのね
Midir:みんなと一緒に父ちゃんのとこ殴り込みに行こうぜ
セラーナ:城に戻ってドアを蹴破って中に入りましたら、父の友達が大勢でお出迎えしてくださるのでしょうね