Skyrim~Mian シャリドールの迷宮
扉を押し開け、中に入る。
思っていたより広い空間だ。ここが・・・シャリドールの迷宮だろうか。
またドラウグルが出てくるかと警戒しながら進んでみるが、敵の気配は感じられない。
死体が倒れこんでいる場所まで近づくと、床から魔法の杖が浮き上がってきた。
Mian:なんだ・・・これは?
オンマンド:灯明の杖に、嫌悪の杖?なんでこんな場所に
ジェイ・ザルゴ:なぁ、この死体何か握ってるぞ
※どうやら魂石とメモを握っているらしいのですが、私の環境ではメモなし・・・
この死体は、いったいどこからやってきたんだ?
炎に焼かれるような罠は、辺りにはないようだが・・・。
階段があるので、上から全体を眺めてみようとオンマンドが言う。
この形は・・・。
ウラッグから渡された「シャリドールの迷宮」を鞄から取り出す。
本に載っている図と同じ形をした迷宮が目の前に広がっている。
ここが、シャリドールの迷宮か。
3人で頭を寄せ合い本の内容を確認する。
“入るのは2度 - 出るのは1度きり
変性は
破壊へと導くだろう
幻惑のみが回復への
道を示す
召喚するのではなく
召喚されろ”
魔法を使うタイミングを指しているのか?
そんなことを考えていると、ジェイ・ザルゴがはやく迷宮に入ろうとせっつく。
どれ・・・行くとするか。
少し先に進むと、変性の魔法のマークが描かれた石板がある。
これは変性の魔法をぶつければいいのだろうか?
手持ちの魔法で、変性の魔法は・・・灯明があるな。
灯りを灯し、石板へぶつけると通路を塞いでいた柵が消えて、先へと進むことができるようになった。
うろちょろと走り回るネズミを倒しながら、進んで行くと今度は破壊魔法の石板だ。
アイススパイクを撃つと、地下に通じる穴が現れた。
どうやら飛び込むしかなさそうだ。
ジェイ・ザルゴ:ぐるぐる回ってばかりだぞ!
Mian:ここから地下に降りるようだ。行くぞ
オンマンド:こら!ジェイ・ザルゴ押すな!!
睨みあう2人
やれやれと溜息をついてMianは先へ進む。
階段を上がると、迷宮の横に出た。
これで終わりか・・・?
迷宮に入る前に確認した本の内容を思い出す。
“入るのは2度 - 出るのは1度きり”
そうだ。もう1度入る必要がある。そして・・・まだ幻惑と回復の魔法が出てきていない。
ぐるりと回り込むと、もう一つの入り口が見えた。
またぐるぐる回るのか?とジェイ・ザルゴが不満そうな声を上げる。
Mian:もう一度迷宮に入る必要があるんだ
オンマンド:本に書いてあったな、そういえば
ジェイ・ザルゴ:今度こそ何か見つかるのか?
幻惑に・・・
回復の魔法だ
破壊魔法を撃ちこんだ時と同じように、床に穴がぽかりと出現した。
なにかあるぞ・・・。
オンマンド:これは・・・
Mian:どこへ繋がっているんだ?
ジェイ・ザルゴ:召喚するのではなく、召喚されろ!だ
Mian:行くしかないか
3人で勢いよく、召喚の試練へと飛び込む。
暗がりの中から、声が聞こえてきた。
姿が見えず、なかなか攻撃が当たらない。
それでも何とか3人で攻撃を続けると、急に迷宮の外へと飛ばされる。
姿を現したのはドレモラだった。
炎や氷の精霊を召喚して、攻撃を仕掛けてくる。
炎の精霊を倒し・・・
ジェイ・ザルゴが放った雷撃がドレモラを倒した。
歓声をあげるジェイ・ザルゴ。
ジェイ・ザルゴ:やった!ジェイ・ザルゴが倒したぞ!オンマンド見てたか?
オンマンド:はいはい・・・
Mian:(なんだかんだ言ってもジェイ・ザルゴはオンマンドが好きだな)
足元に倒れているドレモラから「学者の王冠」なるものを拾い上げる。
ジェイ・ザルゴ:心臓も土産にするか?
Mian:いや、それはいらないだろ
オンマンド:本とかは見つからなかったな
シャリドールに関連した本やアイテムは見つからなかったが、これをウラッグへの土産としよう。